オカムラ、「SCOPE　はたらき方のトレンド2024」を発表

2023年12月15日 2023年12月15日

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日本の「はたらく」を取り巻く9つのトレンド

オカムラは、日本の「はたらく」を取り巻く9つのトレンド「SCOPE　はたらき方のトレンド2024」を１２月１１日、オカムラウェブサイトにて発表しました。
同社のワークデザイン研究所が、これまでに行ってきたさまざまな調査や研究による知見と社会情勢を踏まえて、企業の経営課題をオフィスなどの働く場づくりで解決するための拠りどころや指針となるべく、トレンドをまとめたとしています。日本のオフィスの在り方において中長期的に大切にしたいことと短期的に取り組めることを、「LIFE（ライフ）」「WELL（ウェル）」「COMMUNICATION（コミュニケーション）」という3つのカテゴリで「はたらく」を取り巻く9つのトレンドとして整理したとしています。

同社によると、コロナ禍を経て、ハイブリッドワークが普及するなど日本の企業の働き方は大きな転換点を迎えているといいます。また、人口減少や健康のワークライフバランスなどの社会課題、テクノロジーの急速な進化などの社会変化を背景に、企業にはさまざまな経営課題が山積しているとしています。働く場であるオフィスには経営課題の解決につながる取り組みが求められているとしています。

オカムラのワークデザイン研究所の調査によると、企業の経営者に経営課題となる項目への関心を聞いたところ、優秀な人材の確保や生産性の向上、コミュニケーションの活性化、従業員の健康改善などに回答者の9割近くが、関心があると回答したといいます。

ワークデザイン研究所では、これらの結果から経営課題を経営者の関心の高い項目について、社会の課題・変化を加味してトレンドを分類したといいます。生きる意味や働く意義を踏まえて人生を充実させるスキルや知識を吸収しエンゲージメントを高める「LIFE」、心身ともに病気にならないためのマネジメントや公平さを感じながら働く「WELL」、人とともにテクノロジーを駆使したAIやロボットと暮らし働く「COMMUNICATION」という3つのカテゴリだとしています。オフィスなどの働く場づくりによって経営課題を解決するための拠りどころや指針となるべく、オフィスの在り方において中長期的に大切にしたいことと短期的に取り組めることを、この3つのカテゴリで、2024年の日本の「はたらく」を取り巻く9つのトレンドとしてまとめたとしています。

■2024年、日本の「はたらく」を取り巻く9つのトレンド

「LIFE」
　01　働きがいを高める
　02　仕事からライフワークへ
　03　キャリアを柔軟に
「WELL」
　04　利他と多様性
　05　ストレスの適正化
　06　使いやすさの追求
「COMMUNICATION」
　07　チームが主役
　08　以心伝心
　09　AIと一緒に働く

ー「SCOPE　はたらき方のトレンド2024」についてー

2024年　日本の「はたらく」を取り巻く9つのトレンド
はたらき方に対する私たちの考え方は大きな転換点を迎えています。「出社率は何割か」、「リモートかリアルか」といった議論は2023年中に一区切りついたと感じている人も多いはずです。ふと目を向ければ、仕事に対する価値観は大きく変わりつつあり、そして新たなテクノロジーの波が押し寄せてきています。こうした状況にどのように臨むべきなのでしょうか。
オカムラは、2024年のはたらき方の指針にすべきテーマを「LIFE」「WELL」「COMMUNICATION」の視点から9つにまとめました。今後の日本のはたらき方の水先案内人となることを期待しています。
（「SCOPE　はたらき方のトレンド2024」冒頭より）

「SCOPE　はたらき方のトレンド2024」

発行：株式会社オカムラ　ワークデザイン研究所　2023年12月
（A4判、横型、カラー、19ページ、PDF）

「LIFE」「WELL」「COMMUNICATION」の各カテゴリについてのコラムと、9つのトレンドをこれまでの調査結果やイラストを用いて紹介しているとしています。

■PDFイメージ

ーワークデザイン研究所についてー

オカムラは、1945年の創業以来、オフィス家具を製造・販売するとともに、働く空間を作ってきたといいます。1980年から働き方や働く空間に関する研究機関を設け、調査・研究を続けていて、各種学会や研究会、冊子の発行、オカムラウェブサイトでの情報公開などを通して、その知見を広く社会に発信しているとしています。