《オープンスペースで快適なWeb会議を。》イトーキ、ボックス型ソファ「sound sofa(サウンドソファ)」を11月1日(水)から発売

座ると聞こえる新しい体験!? "sound furniture series"第二弾

イトーキは2023年11月1日(水)から、オープンスペースでスピーカー音を気にせず気軽にWeb会議ができるボックス型ソファ「sound sofa(サウンドソファ)」を発売するといいます。


同製品は2023年4月に出展した「オルガテック東京2023」で好評を得、顧客からのコメント等をもとにブラッシュアップを重ね、発売を迎えたといいます。なお、2023年9月27日 (水)~29日(金)に幕張メッセで開催される「第12回 働き方改革 EXPO(秋)」にも出展予定だとしています。

開発背景

同社によると、ハイブリッドワークが主流となった現在、出社率の増加に伴い、オフィス内でのWeb会議の頻度が高まっているといいます。会議室だけでなくオープンスペースでも日常的にWeb会議が行われるようになり、オープンスペースでのミーティング席も増加傾向にあるといいます。一方でオープンスペースでのWeb会議は、周囲への音漏れや雑音の混入など「音」に関する問題が顕在化しているとしています
同社では、これらの音問題を解決するスマートオフィス製品"sound furniture series"の開発を進めてきたといいます。2022年秋には第一弾として、オープンスペースでも周囲を気にせずWeb会議ができるミーティングテーブル「sound parasol(サウンドパラソル)」を発売。今回は第二弾として、ボックス型ソファ「sound sofa(サウンドソファ)」を発売するとしています。AV/ICT機器とオフィス家具を組み合わせることで、オープンスペースにおける快適で創造的なWeb会議を実現するとしています。

主な特徴

① 座ると聞こえる新しい体験

音響機器メーカーのヤマハ株式会社が開発した指向性スピーカーを採用することにより、Web会議のスピーカー音を最適な範囲にコントロールし、周囲への音漏れを抑えながら、座っている人にはクリアに聞こえるといいます。オープンスペースでのWeb会議において、使う人と周囲の人、双方に快適な新しいボックス型ソファだとしています。
吸音性能の高い素材・構造で囲われた空間で、リモートの参加者にオフィス側のノイズ音が伝わりにくくなっているといいます。さらに、テーブル中央に設置したヤマハ株式会社の収音範囲制限機能を有したマイクを採用し、半径1m以上離れた音声を減衰して集音するのでオフィス側の音声が聞き取りやすくリモートの参加者に届き、リモート側にとってもオープンスペースでの快適なWeb会議が可能だとしています。

② 快適な座り心地とWeb会議環境を実現する「傾斜」の工夫

一般的なボックス型ソファは直線的な構造で作られているものが多いですが、同製品はイトーキのタスクチェア開発などの知見を活かし、最適なソファの背座の角度やクッションの硬さで設計することで、快適な座り心地を実現しているといいます。Web会議はもちろん、通常の打ち合わせでも楽な姿勢で使用できるとしています。また、背もたれや座面の適切な傾斜により、ソファに着座するだけで自然と耳の位置がスピーカーへ接近する姿勢へと誘導し、音が聞えやすくなるとしています。
さらに、ソファはモニターに対して2度斜めに設置、テーブルもそれに合わせて台形になっていることで、オフィス側の参加者はディスプレイを見やすく、web用カメラにも映りやすくなっているといいます。これにより通路側に音がより漏れにくい工夫もされているとしています。

③ 分かりやすい配線システムで誰もが使いやすく

Web会議を開始する際に接続に手間取ることがあると、接続や操作方法が難しいというイメージを持たれがちだといいます。サウンドソファで使用する機器は、PCにUSBケーブルとHDMIテーブルを差し込み、デバイスを選択するだけで、簡単に使用することができるとしています。また、複数のデバイスからのケーブルはサウンドソファ内で処理し電源ケーブル1本で使用できるとしています。

④ 空間に合わせて仕様を選択できるバリエーション

様々なオフィスにレイアウトしやすいよう、豊富なバリエーションを設定したといいます。テーブルの奥に位置するセンターパネルの高さについては、より籠もり感がありオフィスの中心で使いやすい「セミクローズタイプ」と、抜け感があり窓際でレイアウトしやすい「オープンタイプ」を用意しているといいます。天板は7色、脚部は5色、パネル、ソファの張地は8つのカラーセットを設定し、合計560通りの選択肢から選ぶことができるとしています。

"sound furniture series"として、「sound parasol(サウンドパラソル)」と「sound sofa(サウンドソファ)」を合わせて使用することで、音声に配慮した多様なオープンミーティングスペースを形成できるとしています。

製品概要

名称

sound sofa(サウンドソファ)

仕様

テーブル天板:メラミン化粧板/アクリル化粧板/リノリウム
テーブル脚フレーム:スチール塗装仕上
ソファ:背座布地張り
パネル:不織布
スピーカー:再生周波数(応答周波数)650Hz~13,500Hz、最大音圧81dB SPL(ピンクノイズ、1m)、指向特性 水平 30°垂直 45°
マイク:マイクユニット単一指向性×3、収音範囲 1m以内
カメラ:画角水平150°
ディスプレイ:32型

バリエーション

 セミクローズタイプ:W2400×D1800×H1400
 オープンタイプ:W2400×D1800×H1400(センターパネルH780)

価格

オープン価格

(画像はイトーキ様リリースより)

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