イトーキ、7月から「育児休業復職支援金」をスタート!男性の育児休業取得を促進

社員⼀⼈ひとりが活き活きと働ける、ダイバーシティ&インクルージョンのリーディングカンパニーへ

イトーキは、2023年7月1日から育児休業を取得後復職した社員に対し、取得日数に応じて「育児休業復職支援金」の支給を開始するといいます。

同社は『明日の「働く」を、デザインする。』企業として、誰もがより自分らしくイキイキと働ける職場環境を目指し、仕事と子育ての両立支援を行っているといいます。今回、その取り組みの一つとして「育児休業復職支援金」制度を導入したとしています。

育児休業支援金の内容

性別問わず、育児休業を取得する直接雇用社員全員に、育児休業の取得期間に応じて支援金を支給するといいます。

導入の背景

イトーキでは昨年から「男性育休100%宣言」に賛同しているといいます。しかし、女性の育児休業取得率が例年100%であることに対し、男性の育児休業取得率は2022年時点で45.7%と、まだまだこれからの状態だとしています。原因分析のため、社内でアンケート調査をおこなったところ、育児休業取得による「収入の減少」が、取得を阻むひとつの要因であることがわかったといいます。
そこで、イトーキでは子育て中の社員が安心して育児に専念できる期間を設けるために、減少する収入に対し支援をすることを決たとしています。

これまでの取り組み
・2016年「育休キャリア支援面談」の実施
・2019年「仕事と育児の両立支援ハンドブック For Men」の発行
・2022年「イクボス企業同盟」に加入 ※1
・2022年「男性育休100%宣⾔」に賛同 ※2
・2022年「くるみん」獲得(改正認定マーク 2回目)
今年6月には社内イベントとして男性育休インタビューを行い、社内啓発の取り組みも進めているとしています。

※1【イクボス企業同盟とは】
特定⾮営利活動法⼈ファザーリング・ジャパン(代表理事:安藤 哲也)が主宰する多様化する時代に必要とされる「イクボス」を増やしていくために、積極的に⾃社の管理職の意識改⾰を⾏い、新しい時代の「理想の上司・イクボス」を育てていこうとする企業のネットワークだといいます。
※2【男性育休100%宣⾔とは】
株式会社ワーク・ライフバランスが、男性の育児休業取得率100%に向けて取り組んでいる組織の代表に賛同を呼び掛けている取り組みだとしています。

今後の展開について

イトーキは今後も男女分け隔てなく育児休業が取得できる風土を醸成するため、管理職への研修や社内啓発を続け、社員の仕事と子育ての両立を支援していくとしています。

(画像はイトーキ様リリースより)

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