オカムラ、「We Labo(ウィラボ)」をオープン

「人と人が活かし合う」社会の実現に向けたオフィス

「HEADQUARTERS OFFICE」を「We Labo」としてリニューアル

オカムラは、「人と人が活かし合う」社会の実現に向けたオフィス「We Labo(ウィラボ)」をオープンするといいます。東京都千代田区紀尾井町にある「HEADQUARTERS OFFICE」を改装し、リニューアルしたとしています。「We Labo」は、「人と人が活かし合う」社会を実現するために、個性と個性がつながり合うことで最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティが発揮できる働き方を実験・検証するオフィスだといいます。

同社は、経営理念を体系的に整理した「オカムラウェイ」を策定していて、その根幹として「人が活きる」という価値観があるとしています。従業員を共に企業を発展させる協力者、チームの一員と位置づけ、従業員の相互協力を重視した事業活動を通じて、より大きな成果を生み出すことを目指しているといいます。一人ひとりが最大限に能力を発揮できるように働き方改革を含めた職場づくりを進め、働きがいの向上とともに企業の成長と従業員の生活向上に結び付けているとしています。オカムラの働き方改革「WiL-BE(ウィル・ビー)」※のアクションの一つとして「Work Place(環境)」を展開していて、従業員の働く環境を整備しているとしています。従業員が活き活きと働きながら、顧客にも健康的な働き方を提案することで、それぞれが思い描く生活の実現を目指しているといいます。

※「WiL-BE」はオカムラが提唱する「Work in Life(ワークインライフ)」に由来しており、「Work in Life」 は「Life(人生)にはさまざまな要素があり、その中の一つとしてWork(仕事)がある」という考え方だとしています。

同社によると、新型コロナウイルス感染症拡大によりテレワークが普及したことで、多くのオフィスワーカーの働き方が変わり、オフィス出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが広がっているといいます。働き方の変化に合わせて、オフィスの機能や使い方も変わってきているとしています。固定席での運用が減少し、グループアドレスやフリーアドレスなど仕事の目的や内容に応じて最適な働く場を選択する「Activity Based Working(ABW)」が増えているといいます。また、オフィスなどのリアルな場に集まって仕事をすることで、雑談といった偶発的なコミュニケーションや顔を突き合わせることによる感情の共有が行われ、オフィスにはコミュニケーションを促す環境が求められているとしています。

同オフィスは「人が活きる」を体現し、従業員一人ひとりが自分の個性を発揮でき、他者としなやかにつながりコミュニケーションを通して働きやすい環境をつくり、「人と人が活かし合う」ことを目指しているといいます。

2022年8月から稼働しており、「人と人が活かし合う」働き方の提案として2022年12月12日(月)から完全予約制で見学が可能だとしています。

「人と人が活かし合う」社会の実現に向けたオフィス「We Labo(ウィラボ)」について

「We Labo(ウィラボ)」は、「人と人が活かし合う」社会を実現するために、個性と個性がつながり合うことで最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティが発揮できる働き方を実験・検証するオフィスだといいます。経営理念を体系的に整理した「オカムラウェイ」の根幹としてある「人が活きる」という価値観を体現したとしています。新しい働き方や環境を実験・検証する働き方改革の実践の場「ラボオフィス」の一つとして、職種、地位、世代、ジェンダーなどの違いを力に変え、個性と個性がつながり合うことによって最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティを生み出すといいます。オカムラはそれを「ウィデンティティ」と呼び、このオフィスを「We Labo」と名付けたとしています。従業員一人ひとりが自分の個性を発揮でき、他者としなやかにつながりコミュニケーションを通して働きやすい環境をつくり、「人と人が活かし合う」働き方を目指すといいます。

「We Labo」は3つのフロアで構成されていて、それぞれのコンセプトは、26階は「EYES 伝統と未来を見つめる目」、25階は「EARS 時代と人々の声を聴く耳」、24階は「HANDS モノとコトを生み出す手」だといいます。部門・役職に関わらず、仕事の目的や内容に応じて最適な場所を選んで働くABWを実践し、3フロアから働く場所を選択するとしています。

■「We Labo」ロゴマーク

「We Labo」の3フロアを、独立しながらつながり合う有機体として表現したロゴマークを設定しているといいます。

「We Labo」の特徴

■「EYES 伝統と未来を見つめる目」をコンセプトとした26階は、役員エリアを中心に、これからのリーダーの働き方やビジョンを照らし出すフロアだといいます。積み重ねてきた知見を時代の先端と掛け合わせ、未来につなげる空間だとしています。

・役員エリア受付

オカムラは、戦後初の国産飛行機など、スチール製品の製造を起源に持っているといいます。役員応接・会議エリアの受付にあるMASU WALL(升ウォール)は、商環境事業の製品である商業施設向けショーケースラックをアレンジし、オカムラの技術力を表現した空間をつくり出しているとしています。

・Boardroom

経営の意思決定のための拠点であり、会社の理念の発信地としても機能する部屋だといいます。社名の頭文字に由来するテーブルと天井の有機的な楕円は、フォーマルな空間にやわらかな印象をもたらし、距離の近いコミュニケーションを促す形だとしています。

・Hub Lounge

部門や役職の違いを超えて、誰もが気軽に交流することができる自由なスペースだといいます。ちょっとした打ち合わせ、重要な会議、イベント、休憩など必要に応じて柔軟に使い方を変えることができ、風通しの良いオープンなコミュニケーションを促すとしています。

■「EARS 時代と人々の声を聴く耳」をコンセプトとした25階は、ABWを基本としたワークスペースや来客会議室があるといいます。健やかに働くことができ、チームが活発に機能し、良い仕事と良い成果を生み出すことを目指すとしています。多様性を生かし、互いにアイデアの種となるインスピレーションを得られる空間だとしています。

・ZONE1

一人ひとりに合った働き方ができる、フリースペースを大きく配置しているといいます。デジタルサイネージや掲示によるさまざまな情報に触れることができ、日々立ち寄りたくなる工夫をしているとしています。

・ZONE2

グリーンに囲まれた居心地の良いオープンスペースだといいます。ゆるやかに仕切られたチームのための空間だとしています。チームで使用していないときは個人で使用できるワークスペースになり、他部門の人とのコミュニケーションの場としてしても機能するといいます。

・壁面アート

経営理念を体系的に整理した「オカムラウェイ」の根幹としてある「人が活きる」という価値観を壁面アートで表現しましたといいます。空間を彩るとともに、「オカムラウェイ」を身近に感じることを期待するとしています。

■「HANDS モノとコトを生み出す手」をコンセプトとした24階は、一人で熟考する時間を大切にするとともに、感覚や感情を共有し合い創造的な発想を引き出す工房のような空間だといいます。

「We Labo」の概要

所在地:東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート24~26階

オフィス面積:4445m2

入居部門所属人員数:約490名

(画像はオカムラ様リリースより)

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