コクヨ、「スペースマネジメントシステム」累計利用者数10万人突破

シェアオフィス運営支援サービス

10月に改称、サービス強化

コクヨは、2024年9月に事業譲渡を受け、2025年10月に改称したシェアオフィス運営支援サービス「スペースマネジメントシステム」の利用者数がサービスを開始した2018年12月から2025年10月までで累計10万人を突破したことを2025年10月15日(水)に発表しました。

1.運営支援サービス強化の背景

同社によると、近年、フレキシブルオフィス*1 市場は成長が見込まれており、地方自治体における創業支援や遊休不動産の利活用など、シェアリングスペースを開設する動きが続いているといいます 。このような顧客ニーズを捉え、コクヨは完全子会社であるコクヨアンドパートナーズ株式会社(以下、K&P)を通じて、コワーキング、シェアオフィスの運営受託事業(BPO)の拡大に取り組んできたとしています 。BPO提供に加えて、施設の運営管理を自動化するクラウドサービス「スペースマネジメントシステム」を事業の基盤とし、K&Pの運営受託事業とのシナジーを最大化させ、事業の拡大を加速させるものだとしています。
*1 フレキシブルオフィス:コワーキングスペース、シェアオフィス、レンタルオフィスなどを含む、柔軟な利用形態と契約形態を持つオフィスの総称

2.「スペースマネジメントシステム」について

「スペースマネジメントシステム」は、シェアオフィスやコワーキングスペースの運営を効率化し、利用者満足度を向上させるためのクラウドサービスだといいます。

このクラウドサービスの提供と、同社が長年培ってきたオフィスづくりの知見を活かした「企画・空間デザイン」「業務設計」、そして「運営受託(BPO)」「コミュニティ支援」を組み合わせることで、事業者の皆様へ以下の価値を提供するとしています。

(1)サービスの特徴

①ワンストップ支援:

事業の立ち上げから日々の運営まで、必要なサービスを包括的に提供し、事業者の負担を軽減するといいます。

②付加価値向上:

効率的な施設運営を実現するとともに、利用者にとって魅力的な空間とサービスを提供し、施設の競争力を高めるとしています。

③多様なニーズへの対応:

大型ビルのテナント共有施設、自治体のインキュベーション施設、遊休不動産の有効活用など、様々な目的のシェアリングスペースに対応するとしています。

(2)利用価格

初期費用:都度見積り
月額費用:50,000円〜

(画像はコクヨ様リリースより)

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