名古屋鉄道、本社オフィスが第38回日経ニューオフィス賞「中部ニューオフィス奨励賞」に選定

名古屋鉄道は、名古屋駅地区再開発計画の進捗を見据え2025年に移転した本社オフィスが、第38回「日経ニューオフィス賞」において、「中部ニューオフィス奨励賞」に選定されたといいます。
詳細は下記の通りだとしています。

1.新オフィスの特徴

(1)新オフィスコンセプト

「weave - 布を織る -」
社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、組織全体として新たな価値を創造することを目指しているといいます。

(2)課題解決と価値創造

「weave」が生まれる場所を目指し、新オフィスでは以下の点に注力したとしています。

〇組織風土の改革と、それに伴う働き方の抜本的な見直しを図るとともに、社員が「出社したい」と思える魅力的なオフィス空間の実現。
〇リモートワークの利点を生かしつつも、対面コミュニケーションの重要性を重視したオフィス設計とし、部署を超えた交流や偶発的な出会いを促進する空間を創出。楽しさ、遊び心、余白といった要素を取り入れ、コミュニケーションの深化と創造性の向上を目指す。
〇社員一人ひとりの生産性向上を支援するため、最新の設備を導入し、ITツールを積極的に活用。快適な環境の中で、創造的なアイデアが生まれるオフィス空間を実現。

(3)空間デザイン

〇「weave - 布を織る -」を体現するデザインや、インパクトを与える空間を表現しているといいます。


〇コミュニケーションを促進する、オープンなレイアウト。


〇同社に関連する風景写真を用いた壁面意匠や、地域産材を用いた什器を採用したとしています。

2.今後の展望

同社は、今回の本社移転とオフィス環境の再構築を、地域社会と共に新たな価値を創造するための重要な一歩と位置付けているといいます。コミュニケーションとコラボレーションを促進する新オフィスを拠点に、社員一人ひとりが変化を恐れず果敢に挑戦し、地域社会の発展に貢献することを目指すとしています。安心・安全を基盤とし、快適性と創造性を追求したオフィスから、革新的なアイデアと行動が生まれ、地域社会に新たな驚きと感動を届けられるよう、挑戦を続けていくとしています。

(画像は名古屋鉄道様リリースより)

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