コクヨ、組織成長ソリューション「TEAMUS」がコーチングサービス「mento」と提携を開始

提携により「はたらく人と組織の成長」を強力に支援

コクヨは、コクヨが提供する組織成長ソリューション「TEAMUS(チームアス)」において、株式会社mentoが提供する管理職コーチ「mento(メント)」との提携を開始し、9月初旬から法人向けに提案を開始するといいます。
「TEAMUS」のサーベイと分析で明確になったチームとリーダーの課題に対し、「mento」が伴走型コーチングを提供することで、課題設定から行動変容までをシームレスにつなぎ、組織成長を後押しするとしています。

提携の背景と目的

同社によると、近年、働き方の多様化やVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)時代(1)におけるビジネス環境の急速な変化に伴い、企業は従業員のエンゲージメント向上、リーダーシップの強化、そして組織全体の生産性向上といった喫緊の課題に直面しているといいます。 特に、個人の自律的な成長とチームの協働を両立させる組織開発が、企業の持続的成長の鍵となっているとしています。 このような背景を踏まえ、コクヨの「TEAMUS」が提供する組織・チームの状態可視化・課題設定と、mentoの管理職コーチ「mento」が持つリーダーの行動変容を促す専門的なコーチングノウハウを融合することで、企業が直面する組織課題に対し、より深く、より実効性のあるソリューションを提供し、個人の成長と組織の成長をつなぎ、従業員エンゲージメントの向上、ひいては企業価値の向上へとつながる好循環の創出を目指し、提携を開始したとしています。 (1)社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のこと

提携内容

「TEAMUS」の「わかる」「気づく」ステップで明確になったチームおよびリーダーの成長ポイントに対し、「mento」のプロフェッショナルコーチが個別の伴走型コーチングを提供。これにより、課題設定から行動変容までをシームレスにつなぎ、より実効性の高い組織成長を後押しするといいます。
「mento」のコーチングは、オンラインでセッション受け放題という柔軟な形式で提供されるといいます。これにより、リーダーは自身のペースで継続的にコーチングを受け、日々の業務の中で意識変容を行動変容へと落とし込み、定着させることが可能になるとしています。
また、「mento」の本人・上司インタビュー、効果測定を活用し、コーチングによるリーダーの変化を客観的に可視化。「TEAMUS」のサーベイデータと組み合わせることで、より多角的かつ継続的な組織コンディションのモニタリングと改善サイクルを可能にすうるとしています。

今後の展望

今後は、両社の知見を融合し、より効果的な組織成長ソリューションの共同開発や、新たな市場開拓についても検討を進めていくとしています。

参考

「TEAMUS」について

「TEAMUS」は、チームのチカラを引き出し、組織の成長を支援するソリューションだといいます。
企業と個人の間をつなぐ「チーム」に注目し、「わかる・気づく・変わる」の3ステップでチームの力を引き出し、企業の成果と個人の成長につなげるとしています。個人のエンゲージメントだけでなく、チームとしての関係性や思考・行動の状態を多角的に可視化し対話や内省を生むことで、組織の持続的な成長をサポートするとしています。

「mento」について

「mento」は、リーダーの本音を引き出して組織を変える、マネジメントコーチングサービスだといいます。企業の皆様に高品質なコーチングをより手軽に使っていただけるプラットフォームをオンラインで展開しているとしています。これまでに累計70,000時間以上のコーチングを提供しており、登録コーチは約200名にのぼるといいます。2020年のリリース以降、パナソニック、伊藤忠、電通をはじめとする大手企業を中心に導入が広まっているとしています。
これまでのコーチングはエグゼクティブや限られた一部の人が受けるものでしたが、mentoでは中間管理職をはじめ、数10名から100名規模まで個別最適な育成施策を一斉に提供することが可能だとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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