イトーキ、透け感と機能の組合せが自在なハイディバイダー「Opacity(オパシティ)」を2025年8月4日から順次発売

2025年8月18日 2025年8月18日

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多様な活動が交差するオフィス空間に、心地よい境界線とオフィスワーカー同士の交流の場を描く新しい仕切り

イトーキは、透け感と機能の組合せが自在なハイディバイダー「Opacity(オパシティ)」を2025年8月4日(月)から順次発売。

開発背景

同社によると、ハイブリッドワークが定着する中で、オフィスには新たな課題が生まれているといいます。たとえば、コミュニケーションの活性化、出社率の変化に柔軟に対応できる空間づくり、そして人材確保や企業価値向上につながる魅力的な環境の提供などが挙げられるとしています。

イトーキではこうした課題に対し、オフィスの中心となる「コワークエリア（執務席や他活動との兼用の席など）」の在り方を見直したといいます。中でも重視したのは、次の3点だとしています。

ワークとコミュニケーションをシームレスにつなげること
出社率の変化に応じて居場所を増やし、多用途に活用できること
気持ちを高める魅力的な空間であること

コワークエリアは、執務だけでなく多様な活動が交わる場だといいます。それぞれの活動を尊重するには、適度な距離感が求められるとしています。しかし、境界を明確にしすぎると、コミュニケーションの機会を損なう恐れがあるといいます。そのため、心地よい間合いと交流を両立できる「仕切り」のあり方が必要だと考えたとしています。

こうした考えから生まれたのが、新しい構造のディバイダー「Opacity（オパシティ）」だといいます。
支柱間に様々なアイテムを取り付けられる構造により、場を仕切りつつもコミュニケーションの場と収納機能を兼ね備えることができるとしています。プライバシーを守りながらも、周囲とのつながりも自然に感じられる“心地よい境界線”を、透ける素材と抜けのある構成で実現したとしています。

主な特徴

【透け感×機能】空間に合わせて“仕切る”と“繋げる”を自在に調整

同製品は、支柱を建てて好きな段に様々なアイテムを取り付けできる構造が特徴だといいます。透け感のある「パンチングメタルパネル」と、「スチール棚」「ニッチ棚」「扉付き収納」を支柱に取付けることで、収納の機能を兼ねつつ空間の使い方に合った適度な視線の抜け具合を設定することができるとしています。空間にほどよい開放感を持たせながら、プライバシーを確保すべき場では目線の高さをしっかり仕切るといった調整ができるといいます。オフィスワーカー同士が一体感を感じながらも、安心して業務に集中できる環境づくりをサポートするとしています。

【交流が生まれる仕切り】自然と会話を促す、居場所にもなる仕切り

支柱に「カウンター」「ソファ」を取り付けることで、動線上やエリアの境界を、コミュニケーションの場や一時的に執務を行う場として活用できるといいます。他にも、ソファとニッチ棚を組み合わせると、展示コーナーを含むエントランス・ロビー空間を、カウンターを中心に構成すれば、執務中に気軽に立ち寄れるカフェスペースを演出することができるとしています。

【陰影と素材感】空間に奥行きと美しさを演出する上質な意匠

パンチングメタルの重なりが織りなす陰影は、空間に繊細な美しさと奥行きを与えつつ、天井付近まで高さがある構造が視覚的なインパクトを生み出すといいます。支柱を内側にインセットすることで、全体としてすっきりした抜け感ある印象を実現したとしています。12mmのスチール棚は補強がなく裏面まで美しい、洗練されたミニマルな形を追求したといいます。突板仕上げの木製家具は、自然素材ならではの風合いが温もりと上質さをもたらすとしています。各アイテムのエッジに持たせた丸みが、空間全体に柔らかさと親しみやすさを加え、オフィスワーカーが自然と集まりたくなるような雰囲気を演出するとしています。

空間や使い方に応じて選べる2タイプの支柱構造

同製品は、支柱の形状が異なる２つのタイプから選べるとしています。

天地固定タイプ……床から天井までを仕切る、よりダイナミックな空間演出が可能だといいます。支柱の足元が１本にまとまっていて、すっきりとした抜け感があるとしています。
安定脚タイプ……支柱を安定脚で自立させ、製品を天井に固定せずに設置することができるといいます。床のみの固定なので、設置後のレイアウト変更にも容易に対応できるとしています。