コクヨ、米の籾殻から生まれたサステナブル素材を活用した新テキスタイルをコクヨのオフィス家具5製品に採用

ソニーグループの「Triporous™」を使用したテキスタイルの開発へ協力

コクヨは、「Triporous」を使用した新張地を採用し、7月30日(水)からオフィス家具5製品へ取り扱いをスタートするといいます。

本取り組みの概要

ソニーグループが開発した「Triporous」は、米の籾殻から生まれたサステナブル素材だといいます。スタイレム瀧定大阪株式会社との協働によって繊維アパレル分野へ応用したウェア素材やホームテキスタイルなどへ展開されており、人々の生活をより豊かにするとともに、循環型社会の広がりを目指している取り組みだとしています。

この度、新たにインテリアテキスタイルへの応用を進めるにあたり、コクヨは、オフィス空間に適したテキスタイル開発への協力を行ったといいます。

その取り組みによって生まれたテキスタイルを、オフィス提案で人気の高い5製品に別製として採用し、取り扱いを開始するとしています。

本件の対象となるコクヨ5製品

発売日・価格

発売日:2025年7月30日(水)
価格:各製品ごとに異なるといいます

「Triporous」を使用したテキスタイルの特徴

(1)トリポーラスとは

Triporous(トリポーラス)は、ソニーグループ株式会社が開発した米の籾殻由来の多孔質カーボン素材だといいます。独特の微細構造により、水や空気の浄化など幅広い応用が期待されているとしています。また、繊維に使用することで、消臭・抗菌効果を発揮するといいます。トリポーラスは余剰な資源を利活用することで、循環型社会、地球環境負荷の低減にも貢献するとしています。

(2)トリポーラスを使用した新テキスタイルとは

Triporousを練り込んだ糸を使用し、本来の消臭・抗菌機能を損なうことなくジャガード組織で織りあげた張地で、コクヨのプロダクトデザイナーがオフィスのインテリアにマッチするデザインや品質への監修を行ったといいます。トリポーラス本来の色である黒に、複数の色相の糸を組み合わせることで植物や自然が持つ美しさや豊かさ、奥行きを表現したとしています。インテリアとして使いやすい上質な風合いが特徴だとしています。

スタイレム瀧定大阪株式会社について

1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開し、国内市場においてトップシェアを確立したテキスタイル事業を軸にグローバルに事業を拡大しているといいます。近年では、同社のサステナビリティ方針に沿った付加価値の高い新たな商品やサービスの開発に取り組んでいるとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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