イトーキ、朝日新聞社の新拠点となる本社オフィスの1フロアをリニューアル
“あえて通路を作らない”空間設計で、人と人との偶発的な出会いを創出
イトーキは、デザイナーの視点から先進的な空間事例を紹介するデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」で、株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)のオフィスリニューアル事例を公開しました。
ITOKI WORK-Style Design
https://wsd.itoki.jp/projects/asahi-shimbun/

朝日新聞社は、新部署の発足に伴い東京・中央区にある本社オフィスの1フロアをリニューアル。各拠点に分散していた従業員が集い、活発にコミュニケーションが行われる新たなオフィスを構築したといいます。同プロジェクトにおいてイトーキは、プロジェクトマネジメント、レイアウトデザイン、インテリアデザインを担当したとしています。
組織やコミュニケーションの透明性を高め、オープンな協働を促すことを目指し「CLEAR」をコンセプトにリニューアルを計画。フロア中央には「センターコア」と呼ばれる象徴的な空間を設け、オフィス全体には執務エリアや集中ブースなどの機能を自由に配置し、その間を人が縫うように移動する“あえて通路を作らない”というゾーニングを採用し、オフィス内で予期せぬ出会いや会話が生まれやすい仕掛けを施しているとしています。
朝日新聞社らしさを表現するインテリアとして、来客エリアには新聞紙を裁断して固めたオリジナルの天板を採用。また、フロアや会議室のサインには新聞印刷の原理である減法混色や新聞のトンボマークを取り入れるなど、至るところで企業アイデンティティを体感できるインテリアデザインとしたといいます。
同空間は、従来の新聞社らしいオフィスから脱却し、最先端の働き方を体現する空間として、従業員同士のクリアな関係性を築くとともに、新たなビジネス価値創造に貢献する場となっているとしています。
デザイナー:松田みなみ氏 / 田中春日氏
ITOKI WORK-Style Designとは
イトーキが手がけた空間デザインの先端事例を、「Realize(気づく)」をテーマに、デザイナーの視点から紹介するデザインギャラリーサイトだといいます。最新オフィスの豊富なビジュアルとともに、空間設計におけるコンセプトやインテリアの解説、担当デザイナーのプロフィールなどを掲載しているとしています。
(画像はイトーキ様リリースより)