内田洋行、次世代オフィス空間を提案する「オルガテック東京2025」に出展
人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス
内田洋行は、2025年6月3日(火)から 6 月5日(木)に東京ビッグサイトで開催されるオルガテック東京 2025 に出展し、これからの働き方と働く場を支えるオフィス空間とICT製品群を展示し、ハイブリッドでフレキシブルな働き方を提案しました。

「オルガテック東京 2025」では、リアル基盤とデジタル基盤を掛け合わせた、これからの働き方を支える次世代オフィス空間を紹介したといいます。同社ブースでは、会議室や執務スペースの利用状況、空調・照明などの環境データを可視化・分析し、働き方や空間運用の改善に活用する「SmartOfficeNavigator」を中心に、リアルとデジタルを組み合わせた多様な空間ソリューションを展示したとしています。人とデータのつながりを活かし、快適で効果的なオフィスづくりを実現する取り組みを紹介したとしています。
また、同社は、国産木材を活用したサステナブルで心地よい空間や、柔軟に対応可能なフレキシブルファニチャーなど、持続可能なオフィス空間の構築にも注力しているといいます。リアルとデジタルの融合、人とデータの活用、そしてサステナブルな取り組みを通じて、未来のワークプレイスの姿を紹介したとしています。



展示シーンコンセプト
01.働くを快適にするためのICT
全てのワーカーが働く場所や働き方を自律的に選択しやすくなるような ICT ソリューション、そしてワーカーが快適に過ごすためのビル関連ソリューションを紹介。それぞれが稼働しつつ、生まれたデータを「SmartOfficeNavigator」に集め、わかりやすい UI で可視化したといいます。個の働き方やチームのコミュニケーションを活性化・生産性を向上させるだけでなく、データを活用した持続的なオフィスのアップデートにもつなげることができるとしています。

【展示製品・ソリューション】
SmartOfficeNavigator [スマートオフィスナビゲーター]
SmartRooms [スマートルームズ]
RoomSense[ルームセンス]
Smart Building Integration[スマートビルディングインテグレーション]
codemari[コデマリ]
02.心地よい木質空間
木や緑に囲まれた心地よいワークシーンを体感できるといいます。「WooD INFILL」で緩やかに囲まれた自然な解放感のあるエリアは、杉の柱材が放つ香りや親しみやすさも相まって人を呼び寄せるといいます。国産ナラ材を活用した ELMARシリーズのテーブル・チェア、カスタマイズの自由度に優れた LEMNA に国産木材を組合せたビッグテーブルで、自然な感覚でワークやミーティングの場に人を誘導するといいます。WooD INFILLの裏側には、木材製品の成り立ちや特徴を、IC チップを張り付けた木材の素材を手にとり顧客自身で動画を確認できる仕掛けになっているとしています。


【展示製品・ソリューション】
WooD INFILL [ウッドインフィル]
ELMAR[エルマー]デスク・チェア
日本の木でできた家具(デスク・シェルフ・ベンチ)
LEMNA[レムナ]
03.フレキシブルなテーブルワーク
LEMNA は、ワーカー自身に使い方を創造してもらいたい、という想いで開発された製品だといいます。テーブルとは天板と脚だけで成り立つツールですが、LEMNAは、インテリアデザインと響き合いながら、ワーカーが主役でいるための洗練されたフォルムをもち、自律的で柔軟な働き方を後押しするとしています。



【展示製品・ソリューション】
LEMNA[レムナ]
ELMAR[エルマー]チェア
MUチェア
ao[アオ]
GLシリーズ
Nimbus[ニンバス]チェア
04.リアルサイズプレゼンテーション
実寸大表示アプリ「Realsize Presenter」を使うことで、デザインや図面を実寸大で表示したり、様々な資料を同時に複数表示できるといいます。チームメンバーとのアイデアやイメージの共有が素早く行えるとしています。また、大スクリーンをタッチパネル化する「インタラクティブユニット」は、誰でも直感的に表示コンテンツを動かし、書き込みが可能だといいます。ディスカッションが、アクティブに、そしてスムーズに進むとしています。


【展示製品・ソリューション】
Realsize Presenter[リアルサイズプレゼンター]
インタラクティブユニット
nonnette [ノネット]
05.ラウンジワーク
ソファとテーブルでリラックスしたラウンジを演出しつつClickShare やモバイルバッテリーといったさりげないICT ツールで画面共有しながらのミーティングやプレゼンをサポートするといいます。画面を2画面にすることで比較検討も容易に行える設えだとしています。ハイテーブルはオブザーバー席として使ったり、通りすがりのワーカーの参加を促したりと、オープンな空間で自由度を発揮するセッティングだとしています。


【展示製品・ソリューション】
LEMNA Work Lounge [レムナ ワークラウンジ]
Puller[プラー](ウォール)
nonnette [ノネット]
ClickShare Bar[クリックシェア バー]
モバイルバッテリー
06.ハイブリッドミーティング
快適な音環境とラウンド形状のテーブルで、互いの表情を見ながら集中できるセミクローズドなミーティング空間。「Neat」カメラによる正面映像の自動切り替えや、資料と映像の2画面表示により、ハイブリッド会議もスムーズに進行できるといいます。消防法の制約の少ないセミクローズドのブースはフレキシブルにレイアウト可能。遮音性・映像品質・使いやすさを実際に体感。「SmartRooms」で管理されたブースは、利用状況の把握に加え、入退室操作によって機器のオンオフができ、利便性と省電力に貢献するとしています。


【展示製品・ソリューション】
Co-at box[コアットボックス]
Neat[ニート]
ClickShare Present[クリックシェア プレゼント]
LEMNA[レムナ]
Aptea[アプテア]
SmartRooms [スマートルームズ]※最新導入室数:600社・20,000室
■北海道初ZEB Ready認証の義務教育学校に、中央監視システムを導入
2025 年 8 月に開校予定の「ラベンダーの杜中富良野町立 なかふらの学園」(北海道中富良野町)では、同社の「Smart Building Integration」を導入したといいます。同ソリューションでは、「中央監視システム」を核に、空調・照明・太陽光発電などを一元的に制御・運用し、建物全体のエネルギーを最適化しているとしています。この仕組みは、もともとオフィスや商業施設を中心に活用されてきたものですが、今回は教育施設に展開したといいます。クラウドを活用した遠隔保守や、API による機能連携によって、運用の柔軟性と拡張性を両立しているとしているとしています。今後、管理者が複数の施設を統合的に把握・運用できる体制も構築予定で、多拠点・複雑化する建物管理に課題を抱える民間オフィスでも応用可能なモデルケースとなっているとしています。
■【初公開の新製品】 在席状況を可視化し、コミュニケーションを円滑にするホテリングシステム

同システムは、今回初めて公開する新製品であり、現在は株式会社野村総合研究所(NRI)にて導入済みで、運用効果について実証実験を行っているといいます。製品化および発売時期については、今後の実証結果をもとに検討を進めていくとしています。
出社回帰が進む中、フリーアドレス制の職場では「誰がどこにいるのか分からない」といった課題が生まれ、コミュニケーションの活性化が求められているといいます。同システムでは、社員証をかざすことで在席登録が行われ、退席時は画面上のボタン操作で情報が更新されるといいます。収集された在席データはサイネージに反映され、誰がどの席にいるかが一目で分かるといいます。さらに、グループウェアとの連携により座席予約も可能となっており、フリーアドレス環境での円滑な業務運営を支援するとしています。
■SmartOfficeNavigator


「SmartOfficeNavigator」はスマートフォンやタブレット端末を利用し、“すべてを手のひらで”可視化・操作を行うことを実現化するといいます。手元のスマートフォンで社内外のチームメンバーの居場所や、会議室の利用状況、オフィスの混雑情報などの人と空間の様々な情報をリアルタイムで集約し、ワーカーが必要な情報を提供することで生産性の向上を支援するシステムだとしています。
SmartOfficeNavigator 利用状況分析マップは、オフィスで発生するデータやグループウェア上のデータを統合して、会議室やブースなどの設備の利用状況・執務エリアの混雑状況を視覚的に確認でき、タッチ操作で利用したい設備やエリアを探し予約することができるといいます。
マップ上にオフィス内で発生するヒト・モノ・場所のデータを統合しプロットすることで、管理者がオフィス内の機能をイメージしながらデータを用いたオフィスにおける課題を考察することができるようになるといいます。 その課題を改善するというサイクルを作り、オフィスのアジャイル化や進化し続けるオフィスを実現するとしています。
(画像は一部内田洋行様より頂戴しました)