オルガテック東京2025、6月3日(火)からいよいよ開幕へ
日本で4回目の開催となるワークプレイスの国内最大規模のトレードショー
オルガテック東京2025が2025年6月3日(火)からいよいよ開幕します。
ケルンメッセ株式会社と日本オフィス家具協会(JOIFA)は、日本で4回目の開催となるワークプレイスの国内最大規模のトレードショー「オルガテック東京2025」を、2025年6月3日(火)~5日(木)に、東京国際展示場「東京ビッグサイト」南1- 4 ホールで共同開催します。

「オルガテック」は、ドイツ・ケルンで70年の実績を誇るという、オフィスおよびファシリティの国際トレードショーであり、「オルガテック東京」は、初のサテライトイベントとして、アジアのマーケットを牽引する東京で2022年にスタートしました。
第4回目を迎える「オルガテック東京2025」は、日本を代表するオフィス家具メーカーはもちろん、業界関連企業や団体に加え、今年初参加となる無印良品やligne roset、ニトリなど日本および世界15の国と地域から約160のトップブランドが一堂に会すとしています。

「オルガテック東京2025」は、開催当初から掲げている“SHIFT DESIGN”をコンセプトに、未来のワークプレイスにおけるイノベーションと新たな働き方を多彩な切り口で提案するといいます。働き方の多様化に伴い、場所やスタイルを問わない仕事環境が定着するいま、より自由で創造的なワークスタイルが求められているといいます。同展示会では、革新的な製品やサービス、世界各国の事例を通じて、次世代オフィス空間を具体的に紹介。自由闊達な空間づくりがもたらす柔軟な働き方は、組織内の有機的なコミュニケーションを促進します。これらの取り組みが、新たな価値の創出につながり、未来へと導く原動力となるとしています。
オルガテック東京2025は、国内外のデザイントレンドやソリューションが一堂に集う一大イベントだといいます。
個性豊かなブランドと多角的な視点を通じ、これからの働き方や空間づくりに大きな変革をもたらすヒントが満載。ビジネス拡大やイノベーションを追求するすべてのプロフェッショナルにとって、見逃せない場となるとしています。ぜひ会場でその最先端を体感し、新たな発想と可能性を掴んでほしいとしています。

デザイナーや建築家、ディーラー、デベロッパー、各業界のオーナーや企画経営者などデザインを重視する業界の多くのキープレーヤーとの交流やコミュニケーションを通して、次世代へとつながるアイディアとインスピレーションを創出するといいます。
「オルガテック東京」は、ワークスタイルが多様化する時代に応え、最新のソリューションとデザインが持つ無限の可能性をリアルに体感できる場所を提案するとしています。
今年も約160社(初出展67社)が参加、約40,000人の来場を見込んでいるとしています。
6月3日(火)9:45~オープニングセレモニーを開催
「オルガテック東京2025」オープニングセレモニー
出席予定者
伊藤 裕美 氏: 経済産業省 製造産業局 生活製品課 企画官
ヘンリエッテ レーカー 氏: ケルン市長 (Mayor of Cologne, Ms. Henriette Reker)
湊 宏司 氏 :株式会社イトーキ 代表取締役社長
中村 雅行 氏: 一般社団法人日本オフィス家具協会 会長
ゲラルド ベーゼ 氏: ケルンメッセ 最高経営責任者 (Koelnmesse GmbH, CEO, Mr. Gerald Böse)

予定されている主なセミナー・イベント
予定されている主なセミナー・イベントは以下のとおりです。
KEYNOTE SPEECH & TREND FORUMS
KEYNOTE SPEECH
6月3日(火)13:00 ~ 14:00
「本当のウェルビーイングをかなえるオフィス空間とは」
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
成瀬 友梨氏:成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰
猪熊 純氏:成瀬・猪熊建築設計事務所共同主宰
商業施設から住宅、シェアオフィスまで、居心地の良い空間提案で多数の受賞歴を誇る成瀬・猪熊建築設計事務所。同事務所を主宰する二人によって、働く人たちの快適性とエンゲージメントを高めるオフィスの在り方について、またそのオフィスの具現化に必要とされる設計手法が、「建築」と「インテリア」、それぞれの視点を織り交ぜて語られるとしています。
TREND FORUMS
6月4日(水)11:00 ~ 12:00※AI翻訳
「ガレージのルール:『ブートストラップ』『ハッキング』、そしてシリコンバレーの型破りな建築」
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
クロード・ダットソン博士:建築学者・講師
Apple、Google、Metaといったシリコンバレーのテック企業が生み出した職場環境は、創造性と生産性を高める理想のモデルとして世界中で取り入れられているといいます。しかし、その起源はオフィスではなく、学生寮やガレージ、大学、工場、研究所にある。Apple Parkのような最先端の企業建築も、実はシリコンバレー創成期の自由な発想と実験精神を継承しているといいます。同講演では、シリコンバレー初期の精神が現代の企業キャンパスにどう受け継がれているのかを探り、その示唆を考察するとしています。
6月5日(木)11:00 ~ 12:00
「オフィスワーカーが心地よく働くための“デザイン”」
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
加藤 匡毅氏:「Puddle」代表・建築家
木熊 太郎氏:『エル・デコ』日本版編集長
「心地よい体験の探求」「コミュニケーションのリデザイン」を運営方針に掲げる建築設計事務所Puddle代表の加藤匡毅氏と、世界33の国と地域で刊行されているデザインとインテリアの雑誌「エル・デコ」の日本版編集長、木熊太郎氏がセッション。これからのワークスペースに求められる“デザイン”及び、その“デザイン”が果たすべき役割について、オフィスデザインのトレンドなども分析しながら解き明かしていく。
出展者プレゼンテーション
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
6月3日(火)14:30 ~ 15:15
Ingenious design - 創意創発するデザイン-Presented by ITOKI
田幸 宏崇氏:株式会社イトーキ チーフクリエイティブディレクター
倉本 仁氏:JIN KURAMOTO STUDIO 代表取締役
イトーキチーフクリエイティブディレクター田幸宏崇氏とプロダクトデザイナー倉本仁氏によるトークセッションを開催するといいます。プロダクトデザインの最前線で活躍する二人が、それぞれの視点から「創造的に働くためのデザイン」について語るとしています。
6月4日(水)12:30 ~ 13:15
これからのオフィスづくりは“居心地投資”と”会話のデザイン”の時代へ!
~つながりやエンゲージメントが生まれる空間設計~Presented by SHOTENKENCHIKU
青木 耕治氏:コクヨ株式会社 ワークスタイル事業本部・クリエイティブデザイン本部部長 ビルエリアリノベーション室長
岡 純平氏:株式会社イトーキ 営業本部 ワークスタイルデザイン統括部 ワークスタイルデザインラボ チームリーダー
安元 直紀氏:株式会社丹青社 デザインセンター エクスペリエンススペースデザイン局 ワークプレイスデザインユニット グループ長
橋本 研吾氏:ネスレ日本株式会社 飲料事業本部 アウトオブホームビジネス部 部長
モデレーター
塩田 健一氏:月刊『商店建築』編集長
6月4日(水)13:30 ~ 14:15
【初公開】コクヨ100個の挑戦物語
~失敗を恐れない「実験カルチャー」が革新的クリエイティブを生み出すまで~Presented by KOKUYO
木下 洋二郎氏:コクヨ株式会社 グローバルワークプレイス事業本部 ものづくり開発本部 1Mプロジェクト
前田 怜右馬氏:コクヨ株式会社 グローバルワークプレイス事業本部 ものづくり開発本部 1Mプロジェクト
創業以来、日本のワークスタイルを革新し続けてきたというコクヨ。その背景には、「失敗を先にする」という独自の実験カルチャーがあるといいます。同セミナーでは、同社の若手とベテランの開発者が登壇し、家具のみならず、空間やサービス・文房具まで、コクヨのクリエイティブな100個取り組みの誕生秘話を、初公開するとしています。
6月4日(水)14:30 ~ 15:15
手が未来を描く——空想と観察から生まれる、居場所のかたちPresented by OKAMURA
モデレーター
武田 真一氏:フリーアナウンサー
登壇者
小堀 哲夫氏:株式会社小堀哲夫建築設計事務所
五十嵐 僚氏:株式会社オカムラ アドバンスドシーティングデザインセンター 部長
嶺野 あゆみ氏:株式会社オカムラ ワークデザイン研究所 リサーチセンター
6月5日(木)13:30 ~ 14:15
意図から実践へ:人と地球に配慮したワークスペースの創出Presented by Humanscale
ジェーン・アバネシー氏:Humanscale チーフ・サステナビリティ・オフィサー
Special Exhibition
「BORDERLESS 〜オフィスは私へ〜」をキーワードに開催される企画展。
場所:南ホール1&2 特別展示エリア
出展企業
コクヨ株式会社
プラス株式会社
株式会社オカムラ
株式会社内田洋行
株式会社イトーキ
コマニー株式会社
在宅ワークがあたりまえになる一方、多くの企業ではオフィス回帰も見られ、働き方は多様となり、仕事と暮らしの境界はなくなりつつあるといいます。
プライベートがオフィスへと拡張してきたいまを体感するために、オルガテック東京2025ではSpecial Exhibitionを開催。様々なメーカーによる「BORDERLESS」なワークスペースとワークスタイルが提案されるとしています。
ORGATEC TOKYO Awards
6月4日(水)15:45 ~ 16:30
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
コンセプトを体現した優れたブースデザインとモノづくりに贈られる「ORGATEC TOKYO Awards」。
「オルガテック東京2025」のテーマ、「SHIFT DESIGN」をコンセプチュアルに表現した、デザイン性が高いブースを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」。建築家の高濱史子氏、インテリアデザイナーの吉田裕美佳氏、日経デザイン編集長の山下奉仁氏、エル・デコ日本版編集長の木熊太郎氏といった、時代の先端を行くといわれるクリエイターたちが持ち前の高い感性で審査をするといいます。クリエイティビティあふれるブースを見てまわり、たくさんの刺激を受ける、それも「オルガテック東京2025」の楽しみのひとつだとしています。
選考委員
山下 奉仁氏:日経デザイン編集長
吉田 裕美佳氏:FLOOAT デザインディレクター
髙濱 史子氏:髙濱史子小松智彦建築設計 代表
髙木 誠氏:ケルンメッセ⽇本法人 代表取締役社長
木熊 太郎氏:『エル・デコ』日本版編集長

ORGATEC NIGHT
6月3日(火) ・4日(水)開演:17:00 ~
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
「ORGATEC CIRCUS」:2025のオルガテックナイトは、まるでサーカスの世界に飛び込んだような楽しさ!クラウンが会場のあちらこちらでジャグリングを披露し、舞台上ではポールダンサーやタップダンサーたちが驚異のパフォーマンス。世界で活躍する大棟耕介氏が率いるパフォーマンス軍団が楽しい夜を披露するとしています。
*一般来場者の入場受付は17時で終了しますが、17:00以降も場内に滞在して「オルガテックナイト」に参加できるとしています。

第3回 JOIFA オフィスアワード
6月3日(火)15:30 ~ 16:45 「JOIFAオフィスアワード表彰式」
南3&4ホール内 Xperience Area (エクスペリエンスエリア) / 無料・自由入場
継続的にオフィスの改善を行いながら経営に貢献している優れた事例を表彰し、広く紹介することで、社会の発展の向上に寄与することを目指す「JOIFAオフィスアワード」。第3回目は10社がエントリーし、第一次書類審査、第二次バーチャル見学審査を経て、以下の6社が受賞。表彰式の場では各社のプレゼンテーションが行われ、優秀賞4社の中から最優秀賞が決定するとしています。
優秀賞※エントリー順
第一生命保険株式会社
株式会社LIXIL
株式会社文祥堂
日本グッドイヤー 株式会社
特別賞※エントリー順
株式会社アイシン
須賀工業株式会社

(画像は一部ケルンメッセ様より頂戴しました)