イトーキ、近未来型高速ピッキング装置「システマストリーマーSAS」納入事例の動画を公開

血液検体の保管・管理を効率化

イトーキは、近未来型高速ピッキング装置「システマストリーマーSAS」納入事例の動画を2025年3月26日(水)に公式YouTubeで公開しました。

■納入した近未来型高速ピッキング装置「システマストリーマーSAS」設備の特徴

1.自動倉庫システムで万全なセキュリティ

検体保管エリアでは、入退室の厳密な管理と保管庫へのアクセス記録が徹底されているといいます。人が容易に立ち入ることができない施設内で全自動でSASが稼働することで、万全のセキュリティを実現しているとしています。

2.高収納と低温での安定稼働

狭い空間でも高収納で大量の検体を立体的に保管し、効率的なスペース活用を実現。検体保管エリアは冷蔵状態となっており、低温でも安定稼働するといいます。また、高頻度で取り出しが必要な検体はSAS(早倉)、比較的取り出しの頻度が低い検体はSAT(遅倉)※で保管し、入出庫のスピードを最大化しているとしています。
※SAT・・・より高密度な保管を得意とする自動倉庫

3.災害対策

洪水や地震などの災害に備え、保管エリアは2階に設置。万が一の場合でも、人の手で検体を安全に取り出すことが可能だといいます。これにより、BCP対策を強化することができるとしています。

■物流フロー

検査終了後の検体はコールドベンチエリアで保管されるといいます。その後、0~1週間の短期保管はSAS、1~4週間の保管はSATで対応し、必要に応じて出庫や再入庫が行われるとしています。所定の適切な保管期間を終えたものは、管理情報をもとに排出されるといいます。

効率的な保管、高速な入出庫、そして災害に備えた安全性を兼ね備えたSAS。求められる環境に柔軟に対応し、保管・管理を安心でスムーズなものにしているとしています。

■システマストリーマーSAS(シャトル台車式自動倉庫システム)について

物流現場における、高速化、省力化、省人化といった各種課題の解決に貢献するハイスピードバッファ装置。超高速入出庫処理により、順立て、荷合せ、ピッキングと様々な工程で採用されているといいます。

■システマトリーブSAT(バケット式立体自動倉庫)について

イトーキ独自のサイドピッキング方式(PAT.)を採用し抜群の収納力を誇るバケット式高速立体自動倉庫。
※サイドピッキング方式・・・コンテナのサイドリブに引っ掛け取り出す方式

(画像はイトーキ様リリースより)

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