イトーキ、イトーキ本社オフィスがLeesman(R)+ Excellent認証を取得

日本初、世界最大のワークプレイスサーベイで

世界122ヶ国、9,000拠点以上のベンチマークデータを有する「Leesman Survey」に参加

イトーキは、本社オフィスITOKI TOKYO XORK(イトーキ・トウキョウ・ゾーク)が、ワークプレイス・エクスペリエンス評価サーベイ「Leesman Survey」において、2024年6月の調査でLmi 71.1(調査時点で世界57位)のスコアを記録、日本初※のLeesman(R)+ Excellent認証を取得したことを2024年10月15日に発表しました。
※Leesman Ltd.調べ

同社によると、「Leesman Survey」は、従業員の体験に注目し、働く環境を総合的に評価するといいます。イギリス・ロンドンに本社を置くLeesman Ltd.が提供しているワークプレイス・エクスペリエンス評価サーベイだとしています。
Leesman(R)+(リースマン・プラス)は、この「Leesman Survey」において、総合指標Lmi(Leesman Index)70以上を獲得するなど厳しい基準を満たした世界トップレベルのワークプレイスに与えられる認証だといいます。「Leesman Survey」は世界122ヶ国、9,000拠点以上、130万人以上のベンチマークデータを持つ世界最大のワークプレイスサーベイで、その中でも限られた26社65拠点がこの認証を受けているとしています。ITOKI TOKYO XORKは2024年6月の本調査にてLmi 71.1(調査実施時点で世界57位)のスコアを記録し、日本初のLeesman(R)+ Excellent認証のワークプレイスとなったとしています。

調査背景

ITOKI TOKYO XORKは高い自己裁量により自律的に働き方をデザインするActivity Based Working(以下、ABW)の実践とWell-beingの観点で高い空間品質を担保する「XORK Style」をコンセプトとしているといいます。2018年のオープン以後Leesman Surveyを年1回実施し、オフィス空間の具体的な課題抽出のみならず、ABWの実践度合やその効果検証に活用しているとしています。また、移転当初からLmi 70・Leesman(R)+の達成を目標として改善を続けてきたといいます。サーベイの対象となったオフィスの概要や結果のポイントは以下のとおりだとしています。

オフィスの概要

コロナ禍を経て、これからのセンターオフィスの役割を、リアルなコミュニケーションを通じた「"ここでしかできない体験"に特化した場」、所属意識や愛着・相互の信頼感醸成といった「個と組織をつなぐ求心性の場」、ブランドアイデンティティの発信や多様なステークホルダーとのコラボレーションを生む「社会とのつながりの場」と捉え、2023年に大規模リニューアルを実施。同サーベイはこのリニューアルを経た結果となっているといいます。

調査結果のポイント

・オフィスへの誇り 本社移転前2017年27.4% → 移転後2024年90.4%(+63.0%)
・個人の生産性実感 本社移転前2017年32.4% → 移転後2024年75.9%(+43.5%)
・アイデア共有のしやすさ 本社移転前2017年35.6% → 移転後2024年72.4%(+36.8%)

上記3項目は移転後2年以内に指標の改善が見られた項目でしたが、「職場環境の楽しさ」や「職場の連帯感」など、企業文化にもひもづく項目は2023年リニューアル後に大幅に改善しているといいます。

・職場環境の楽しさ 2023年大規模リニューアル前 2022年59.3% → 2024年75.6%(+16.3%)
・職場の連帯感 2023年大規模リニューアル前 2022年40.1% → 2024年63.3%(+23.2%)

これらの変化は、従業員エンゲージメントの向上や離職率の低下、人材獲得にも大きく寄与しており、従業員エンゲージメント重要指標が直近3年間で18.5%向上するなどの効果が出ているとしています。

オフィス空間をリニューアルしてから組織の働き方や文化そのものが変わるまでにはタイムラグがあるといいます。重要なのは継続的なモニタリングと改善だとしています。同社はこれまでのITOKI TOKYO XORKで得た知見をいかし、今後もオフィス構築・運用の品質を自ら高め、顧客の人的資本経営の実践の一つであるオフィス改善の推進をサポートするとしています。

(画像はイトーキ様リリースより)

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