プラス、3製品が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞

ソファシリーズ「Redon (レドン)」、携帯はさみ「フィットカットカーブ ツイッギー キャップレス」、テープのり「One Action(ワンアクション)」

プラスは、ソファシリーズ「Redon (レドン)」と、携帯はさみ「フィットカットカーブ ツイッギー キャップレス」、テープのり「One Action(ワンアクション)」の3製品で、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」を2024年10月16日に受賞したといいます。

〈グッドデザイン賞受賞製品〉

◆ソファシリーズ「Redon (レドン)」

オフィスのワークラウンジやリラックスエリア、ライブラリーなどさまざまなシーンと調和する、プレーンで上質な意匠を実現したロングライフ設計のソファシリーズだといいます。ソファはフルカバーリング仕様のため、カバーのみを交換して長く使用したり、カバー色を変更して空間の雰囲気を変えたりすることが可能。「Redon」の名はスペイン語で"丸い"を意味するRedondo(レドンド)に由来。丸みを帯びたプロダクトデザインと環境にやさしい循環イメージから名づけたとしています。

≪デザイナー・小林 幹也(こばやし みきや)氏 プロフィール≫

1981年東京都生まれ。2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。2006年MIKIYA KOBAYASHI DESIGN設立。2010年ドイツのiF product awardにて金賞、ドイツred dot award、グッドデザイン賞、adc賞など受賞歴多数。

自社のオリジナルライフスタイルブランド 「IMPLEMENTS」を運営する。

【評価ポイント(審査委員の評価より)】

オフィスでの使い方やレイアウトの変更に対応できるフレキシブルなソファーシリーズである。ユーザーの姿勢に寄り添う座面クッションの設計やカバーリング方法など、機能性を高める工夫がシンプルな形状にまとめられている。同シリーズのテーブルと組み合わせることで、さまざまなオフィス環境での使用や自由度の高いレイアウトを可能にしている。森林の健全化に貢献する国産木材や、環境に配慮したファブリックの使用など、素材の選定も高く評価できる。

◆携帯はさみ「フィットカットカーブ ツイッギー キャップレス」

家庭用はさみのNo.1ブランドだという「フィットカットカーブ」シリーズの携帯はさみ「ツイッギー」のキャップレスバージョン。キャップの着脱を不要にした新設計により、今すぐ使いたい外出先でパッと使用でき、キャップを紛失する心配もないといいます。シリーズ共通特長であるベルヌーイカーブ刃※1によるサクサクとした快適な切れ味はそのままに、新機能の樹脂カバーやセーフティロックを搭載しているので持ち運びも安心。安全性と操作性にこだわった、ストレスフリーな携帯はさみだとしています。

※1 刃のカーブを設計する際に参考にした、対数螺旋の祖ともいわれる数学者ベルヌーイの名前から命名

【評価ポイント(審査委員の評価より)】

携帯用のはさみはどこまでもハンディであってほしい。そんな使う側の思いを受け止め、優れた携帯性と操作性、安全性を高次元で実現したのはさすがである。ワンタッチで使用することができる一方で、安全性や携帯中のアクシデントが心配にならないような配慮のもとに作り込まれている点も良い。コンパクトでありながら、使用感は普通のはさみと遜色なく、質の高いものづくりにも評価が集まった。

◆テープのり「One Action(ワンアクション)」

初めてテープのりを使う学生ユーザーをメインターゲットとして開発された、海外専売の交換式テープのり。ペンポーチに入れて持ち運びやすい、自社最小クラスのコンパクトサイズに加え、直感的に「使いやすい」デザインがポイントだといいます。リフィルを最も少ないアクション数で交換できるシンプル設計を実現。本体の裏側ボディとリフィル機能を一体化させ、初心者に優しく、操作性に優れた製品が生まれたとしています。

【評価ポイント(審査委員の評価より)】

テープのりを初めて使う人にもわかりやすく設計されており、小さな本体の中に、同社のこれまで培ったノウハウが凝縮されている。リフィルの交換もシンプルに行うことができるよう工夫されており、きっちりと作り込まれていて安心感がある。こういった良質な製品を通じて、これからますます海外の市場においても日本のテープのり、そして日本のステーショナリーの評価が高まることを期待したい。

(画像はプラス様HPより)

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