コクヨ、オフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に出展
キーワードは『さあ、つぎの「はたらく」へ。』
顧客が目指す理想の「はたらく」のあり方を探す旅をコンセプトに、コクヨブランドを提案
コクヨは、2024年5月29日(水)から31日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された、世界規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」に出展しました。
同社によると、ワークプレイスやワークスタイルのあり方が企業経営の重要なテーマになっている今、同社は商品を提供することにとどまらず、はたらき方を提案するパートナーでありたいと考えているといいます。
今回のキーワードは『さあ、つぎの「はたらく」へ。』とし、顧客が目指す理想の「はたらく」のあり方を探す旅をコンセプトに、コクヨの3ブランドである「Any way」、「SAIBI」、「DAYS OFFICE」による3つの世界を展開しました。
3つのブランドを提案
同社ブースでは、旅の始発駅となる「KOKUYO Central Station(コクヨセントラルステーション)」に「Any way Liner(エニーウェイライナー)」、「SAIBI Twilight(サイビトワイライト)」、「DAYS Bistro(デイズビストロ)」の3本の列車が出発を待っているという想定で、それぞれの列車に乗って顧客独自の“スタイル”を探す旅へとして、3つのブランドを提案しました。
Any way Liner
Any way Linerでは、変化に強いAgileでPlayfulな働き方による「創造性の拡張」と「アウトプットの加速」の様子をビジュアルアートで表現したといいます。
展示されたチェアやソファはすべてキャスター付きで、キャスターまでカラーリングを統一。人の動きや空間に合わせて移動することができるようになっているとしています。
SAIBI Twilight
SAIBI Twilightでは、過ごす時間の質を上げ、五感を刺激し、豊かな発想を生む、日本らしい機能美がつくる、豊かにはたらくことができる日本庭園のような空間を提案しました。
自然から着想を得たテーブルの天板形状は、その曲線に沿って座ることで目線が会わないような設計で、個人ワークにおいても集中できるようになっているといいます。テーブル上にコンセントも設けてあり、しっかりとはたらくことができる配慮もしているとしています。
DAYS Bistro
DAYS Bistroは、食堂車をイメージしたといいます。仕事の垣根を超えた仲間になろう、として、ビッグカウンターキャビネットや新商品のラウンド型のソファなどを使用して、多様な価値観を共有できる、みんなが自然と集まる空間を展開しました。
コンセプト背景
同社によると、同ブースは、ハイブリッドワークなど働き方が多様化するなかで、各社の働き方やオフィスの在り方の模様を「自分探しの旅」に見立てているといいます。
同社は昨年、「いっしょにつくろう。」というテーマで、共創型オフィスづくりの体験型展示を実施しました。今年も顧客それぞれの課題と想いに寄り添いながら、オフィスを一緒に考え、一緒につくる、という考えのもと、【さぁ、つぎの「はたらく」へ。】をテーマに同社の3ブランドを展示したといいます。
また、あなたの次の旅先は?と題した体験コーナーも設けたといいます。簡単なキーワードから自社が目指すワークスタイルを画像生成AIでビジュアルにすることで、次の「はたらく」について想いを巡らせるきっかけにして欲しいとしています。
見どころ
同社は、東京ビッグサイトにコクヨが、「KOKUYO Central Station」を出現させることで同社と顧客との旅立ちに期待感を抱いてもらえるようなスタート地点であることを考えたといいます。
働き方の青写真として、(Collaboration)を創造の加速、(Sensation)は感性にゆっくりひたる、(Diversity)は食と遊びで交流する、の解釈を列車のフォルムとインテリアに表したといいます。列車や駅の窓は景色を映すことを軸に考え、空が列車のヘッドに映り込み、列車のなかに入ると車両が無限に続き、駅からは空が臨める環境をつくったとしています。
会場全体はアルミ、木造、グラフィックのトラスが組み合わさり解体が簡易な構造としているといいます。列車の窓は物流で使われるコンテナにより形成されていて、再利用することを想定しているといいます。
会期後もコクヨの物流拠点から、顧客の新しい旅をたすけるツールとして使われ続けるとしています。