丸天産業、FMの取り組みが評価され「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞

2025年12月18日 2025年12月18日

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“オフィスを経営の推進装置にする”独自モデルを確立

丸天産業は、このたび一般社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会（JFMA）が主催する「JFMA大賞」において、同社のファシリティマネジメント（FM）を活用した組織づくりと事業推進の取り組みが高く評価され、「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞したといいます。
今回の受賞は、ISO FMを基盤としたマネジメントサイクルを自社オフィス運用・人材育成・女性活躍推進・健康経営に適用し、事業推進に結びつけていくあり方を検討・試行してきた点が評価されたものだとしています。

優秀ファシリティマネジメント賞を受賞

ファシリティマネジメントを活用した事業推進への挑戦

取り組み概要

同社は2018年から「Maruten 2.0」として働き方改革と組織風土改善を開始。
2023年の新社屋建設を機にパーパス「未来を変えよう、『人』と『空間』のチカラで」を策定し、空間を軸にした経営実践を強化してきたといいます。

＜主な取り組み＞

・ISO FMのプロセスを自社版に再構築
・全社・部門・PJをつなぐマネジメントサイクルの構築
・サーベイ／WS／ヒアリングを組み込んだ“運用と空間”の同時改善
・若手主導のPJ体制・CaseStudyによる相互理解促進
・社内外をつなぐイベント・産学連携の常設化
・サーカディアン照明、和室、ABW、ライブラリーなど心身に寄り添う空間設計
・効果測定による施策アップデート（アンケート・財務分析を含む）
・同社複数パートナー（株式会社ヒトカラメディア、名古屋市立大学大学院講師佐藤泰氏、株式会社国分設計、AquaDesignWorks）による協力推進

成果（エビデンス）

数値・人材・事業の三方向から成果が確認されているといいます。

＜組織・人材＞

若手3年以内離職率：25.8％ → 15.1％
女性社員比率：31.1％ → 38.9％
女性管理職比率：10％ → 40％
採用における学生支持の向上（理由：空間の魅力・挑戦できる文化・若手の裁量）

＜事業・財務＞

・一人当たり売上総利益の向上
・FM視点での財務分析導入により、計画的投資と経営方針の整合性が向上
・顧客伴走プロジェクトの増加／働き方提案の高度化

受賞について

同受賞については、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会（JFMA）が公表した「第20回日本ファシリティマネジメント大賞（JFMA賞）」受賞結果において、当社の取り組みが高く評価されたものです。

今後の展望

人を中心とした働く空間構築を行っている丸天産業だからこそ、ファシリティマネジメントを社員の働きやすさ、事業推進、環境・社会・地域への貢献に波及させていきたいと考えているといいます。
人が輝くファシリティマネジメントの活用を社内実践することで、顧客へ経験を伝え、中小企業におけるファシリティマネジメント活用のロールモデルとなる事を目指しているとしています。

株式会社丸天産業について

株式会社丸天産業は1950年創業。パーパスに『未来を変えよう、人と空間のチカラで。』を掲げ、オフィス家具の販売をはじめ、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスの新築・移転・リニューアル支援、オフィスサーベイ分析など、幅広く「はたらく環境づくり」に取り組んでいるといいます。
また、働く場や働き方をより良くするための「MIRAI場 project」を通じて、人と空間の新しい関係を探求しているとしています。
働き方や働く場所の多様化が進むなか、丸天産業は、快適性・機能性・デザイン性を融合した空間づくりを通して、企業や地域の「はたらく」を支えているといいます。
さらに、異業種との共創や地域・教育機関との連携にも積極的に取り組み、人がいきいきと働ける未来のオフィスや場のあり方を提案しているとしています。

（画像は丸天産業様リリースより）