コクヨ、シンガポールのコクヨとLamexの拠点を統合移転した新ショールーム兼オフィスが2025年11月28日に開業
伝統的建築を活用、未来の働き方、暮らし方を体験できる”エクスペリエンスラボ”が誕生
コクヨは、これまで2拠点に分かれていたシンガポール国内のショールームを統合移転した新ショールーム兼オフィスを2025年11月28日(金)に開業。

コクヨは、2021年2月に「長期ビジョンCCC2030」を策定以降、自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と再定義し、文具や家具にとらわれない事業領域の拡張を推進してきたといいます。2025年度を初年度とする第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」では、ファニチャー事業において強みを活かした事業領域拡張と既存事業へのシナジーを高めることを掲げているとしています。その中で、高成長市場であるASEANにおいて、これまで日本で培ってきた空間提案力を武器に、働きがいの提案およびシェア拡大を目指しているとしています。
この度、ASEANでもビジネスの中心と位置付けられているシンガポールで、これまで分かれていたコクヨと2022年にコクヨグループに参画したLamex(ラメックス)のショールーム・オフィスを統合移転することで、機能、品質、幅広いラインナップと提案力を生かした働き方提案を実現可能にし、シンガポールからASEAN全体の働き方をリードするとしています。
統合移転先の建物が位置する Ann Siang Hill(アンシャンヒル)は20世紀前半に建築されたショップハウス群が特徴的な、文化的遺産と現代的な活気が融合した地区で、ネットワーキングとコラボレーションに適したビジネス中心街の側面もあわせ持ったエリアだといいます。
新ショールーム兼オフィスでは、”エクスペリエンスラボ”をコンセプトに、商品を見ていただく場としてだけではなく、未来の働き方、暮らし方を体験できる場になっているといいます。ラウンジエリアも設け、その場でレイアウトや3Dシミュレーションを行い、顧客に最適なソリューションをスピーディに提案できる環境を兼ね備えているといいます。顧客のワークショップの実施も可能で、プロジェクトの初期段階からリレーションを構築する場となっているとしています。
1.新ショールーム兼オフィスについて
(1)開業日:2025年11月28日(金)
(2)所在地:31&33 Ann Siang Road Singapore 069713
(アクセス:MRT Maxwell 駅から徒歩3分)
(3)延床面積:447㎡
(4)フロア数:地上3階
2.各エリア詳細
ステーショナリーショップ
一般の顧客にも開放されるエリアで、WORK & LIFE STYLE Companyを目指すコクヨのLIFEの側面を知ってもらう場としたといいます。
シンガポールの地元の人や海外観光客にも、ブランドをより身近に認知してもらうためのゲートウェイの役割を担うとしています。

プレゼンテーションエリア
ショールーム内に入るとまず、おもてなしの場としてのラウンジがあるといいます。こちらで顧客に、ゆったりとしたソファやアームチェアのデザインと座り心地を体感してもらうといいます。また、こちらのエリアはワークショップの開催も可能なエリアとなっているとしています。

オフィスカフェ
ドリンクサービスのもてなしとともに、カフェチェアのラインアップが体感できるといいます。日常から立ち寄ることができる場であり、デザイナーなどコミュニティー内の人々へオープンに利用してもらうことができるとしています。

ライブオフィス
コクヨが推奨する新しいワークスタイルを、自社家具を使って社員がワークすることにより実証する現場を見学できるとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

