JFMA、第20回 日本ファシリティマネジメント大賞 -JFMA賞-の入賞者を発表

最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)は、株式会社安井建築設計事務所 ( 美土代クリエイティブ特区 まちにひらいた自主・自立の活動拠点 )が受賞

授賞式 は2026 年2 月18 日(水)御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで開催

公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)は、2025年12月11日(木)第20回 日本ファシリティマネジメント大賞 -JFMA賞-の入賞者を発表。同日、同賞の発表会を同協会会議室で行いました。

発表会開催の様子

応募期間(2025年7月1日~8月31日)には、全24件の応募があったといいます。
[優秀ファシリティマネジメント賞]への応募は19件で、そのうち6件が受賞し、「株式会社安井建築設計事務所」が最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)に選ばれました。また、2件が特別賞、1件が奨励賞を受賞しました。[技術賞]への応募は2件で、1件が技術賞、1件が奨励賞を受賞しました。 [功績賞]への応募は3件で、いずれも功績賞を受賞しました。

発表会では
JFMA会長 米倉 誠一郎氏が挨拶を行い
JFMA賞審査委員長 北川 正恭氏が受賞者の発表と審査結果講評を行いました。
進行は
JFMA専務理事の成田 一郎氏

【日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)について】

最初に成田専務理事が日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)について、以下のように説明を行いました。

目的

ファシリティマネジメント(FM)に関する優れた業績等を表彰することにより、日本国内におけるFM の普及・発展に資することを目的としています。

表彰の種類

① 優秀ファシリティマネジメント賞(FM の手法を取入れ、優れた成果を上げている活動)。
このうち、特に優れた活動を「最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)」とします。該当なしの場合あり。
② 技術賞(FM に関する、新しい手法・技術の取組み)
③ 功績賞(FM に関する優れた実践、論文、出版、その他の活動)
④ 特別賞(FM に関する優れた成果をあげ、特別に表彰すべきと認められる活動等)
⑤ 奨励賞(優秀ファシリティマネジメント賞、技術賞または功績賞に準じ、今後の発展が期待される活動等)

審査委員会委員(委員以下五十音順、敬称略):

委員長 北川 正恭 (早稲田大学 名誉教授)
副委員長 深尾 精一 (首都大学東京 名誉教授)

委員

安達 功 (株式会社日経BP 総合研究所 フェロー)
伊藤 裕美 (経済産業省 製造産業局 生活製品課 企画官)
猪股 篤雄 (神奈川県 政策推進担当 非常勤顧問)
佐藤 由美 (国土交通省大臣官房 官庁営繕部長)
タライエ ファラ (NewNormDesign Founder/Designer Sustainability consultant)
仲 隆介 (Naka Lab.代表・京都工芸繊維大学 名誉教授)
長澤 泰 (東京大学 名誉教授・工学院大学 名誉教授
一般財団法人ハピネスライフ財団 理事長)
村田 博文 (株式会社財界研究所 代表取締役 総合ビジネス誌「財界」主幹)
成田 一郎 (公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 専務理事)
なお、審査委員会の下にFM の実践者から構成された専門委員会を置き、審査委員会の補佐を行います。

米倉会長が挨拶

挨拶する米倉会長


発表会の冒頭、挨拶に立った米倉会長は
「今回も素晴らしい賞を選出することができました。大衆迎合が横行している日本でFMは本当に大事です。日本は物価高といいますが、全然高くない。安いのは生産性と給料です。私は先週カンボジアに行ったのですが、日本のガソリンはカンボジアよりも安いです。今度さらに減税をして安くなりました。それで抜かれた分の減税は何に使われていたかというとインフラストラクチャーの補修なのですね。皆さんご存知のように50年経っていますから色々なインフラがこれからガタガタです。その財源を放出してしまう。そんな事がまかり通っている中で自分たちで自分たちのアセット、自分たちで自分たちの国を守って行くと言うことが鮮明に出た今回のファシリティマネジメント大賞の結果だと思います」などと述べました。

北川審査委員長が受賞者の発表と審査結果について講評

続いて、受賞者の発表と審査結果講評を審査委員長 の 北川 正恭氏が行いました。

講評を行う北川審査委員長


選考経緯並びに受賞者と審査結果講評は以下のとおりです。

選考経緯

応募状況は 計24件 。優秀ファシリティマネジメント賞19件、技術賞2件、功績賞3件だったといいます。
選考経緯については、各専門委員が応募書類を精査し、各応募案件にコメントと評点をつけ、専門委員会で議論修正した「専門委員会検討資料」と「応募書類」により審査委員会で討議し、優秀ファシリティマネジメント賞については11件、技術賞については 2 件、功績賞については3 件を現地審査・リモート審査・ヒアリング審査の対象に選定したといいます。また特別賞、奨励賞は応募案件の中から選定することを決定したといいます。
現地審査・リモート審査・ヒアリング審査の結果を踏まえ、専門委員会で推薦対象案を作成、審査委員会にて報告を行ったといいます。審査委員会では、各委員から活発な意見が飛び交い、最終的には全委員一致で各賞候補を決定したとしています。その後その結果を審査委員長より米倉会長に報告し、協議の上最終決定したとしています。
優秀ファシリティマネジメント賞応募 19 件のうち 6 件が優秀ファシリティマネジメント賞授賞、その中の「株式会社安井建築設計事務所」は最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞) に選ばれたといいます。また2 件は特別賞、1 件は奨励賞授賞となったとしています。
技術賞応募2 件のうち1 件が技術賞、1 件が奨励賞授賞となったといいます。
功績賞応募3 件が功績賞授賞となったとしています。

優秀ファシリティマネジメント賞は6件、その中で最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)は株式会社安井建築設計事務所が受賞

最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞): 株式会社安井建築設計事務所 ( 美土代クリエイティブ特区 まちにひらいた自主・自立の活動拠点 ) (講評は原文のまま記載、以下同)

本事例は、築60年のオフィスビルを、地域に開かれた自社オフィスとして再生した先進的な取り組みである。社内コンペで選ばれた最優秀案をもとに、ワークショップを通じて社員の主体性と創造性を引き出し、「美土代クリエイティブ特区」というコンセプトを具現化したプロセスも特筆に値する。単なるオフィス改修に留まらず、1 階を開放的なガラス張り空間とし、地域住民や来訪者が自然に立ち寄れる場を創出した点が評価された。オーナーの想いと歴史を継承しつつ、建築のエイジングを肯定的に捉え、環境課題であるエンボディドカーボン削減、自社の人的資本向上に寄与している点、地域との新たな関係性を構築した点は、FMが様々な分野に貢献しうる可能性を明確に示す、極めて優れた実践事例である。最優秀と認め、優秀FM賞(鵜沢賞)を授与する。

優秀ファシリティマネジメント賞: 株式会社文祥堂
( Workcation House U )

「Workcation House U」は、小田原市の民間提案制度により築約70年の旧支所を再生した地域共創型ワーケーション施設である。都心から1時間強を要するアクセスの難しい遠隔地という厳しい条件下で、無人運営と有人対応を組み合わせた低コスト運営、会員制・婚礼・宿泊などの事業多角化により黒字化を達成した。都市部ワーカーと地域住民の交流拠点として機能し、クオリティの高い環境の提供を行っていること、持続可能なFM体制を確立している点などを高く評価するものである。遊休公共施設の持続的利活用モデルとして、他の地域への展開も期待される優れた先進事例である。

優秀ファシリティマネジメント賞: 株式会社SHIFT
( 人的資本最大化に貢献するオフィス )

本事例は、FMを単なる施設管理にとどめず、人的資本経営の中核に位置づけた点に大きな先進性がある。社員LTV(Life Time Value)最大化という経営指標とFM戦略を直結させ、さらにFMの財務効果3.7億円、LTV向上効果を定量的に可視化した点は、FMの投資対効果を実証的に示した極めて画期的な取り組みである。「ハレ」と「ケ」を明確に区分した拠点戦略は、イベントによる非日常と日常業務の両立を図りながら、社員の一体感を維持する合理的な設計思想として高く評価される。また、独自の人事評価制度「ひとログ」のもとで障がい者を含む多様な人材の能力発揮を促す姿勢も評価に値する。急成長を見据えつつ、エンゲージメント向上とコスト適正化を同時に実現したSHIFTのFM戦略は、ワークプレイスの新たな可能性を示す転換点として高く評価できる。

優秀ファシリティマネジメント賞: ネットワンシステムズ株式会社
( 新たな価値を創造し豊かな未来を切り開く最先端ワークプレイス戦略 )

本事例は、ネットワンシステムズが長年にわたり取り組んできた働き方改革とワークプレイス戦略を、「netone valley」という独創的な拠点として結実させた点に大きな価値がある。新築倉庫を大胆に転用し、オフィスと物流機能を融合させた空間は、既存の枠にとらわれない先進的な試みであり、ICTとFMを融合した実証と発信の場として高い完成度を有している。本社、netone valley、在宅勤務の三位一体による「ONとOFFを融合したワークプレイス戦略」は、コロナ後の多様な働き方に対する一つの最適解を示している。FMを単なる管理機能ではなく、企業のコアコンピタンスとして位置づけ、顧客への価値提案にも直結させている点は特筆に値する。加えて、ファシリティコストを売上高の2%以下に抑える明確な経営規律のもと、継続的なアップデートを前提とした姿勢は極めて実践的であり、完成度の高いFMの好事例として高く評価できる。

優秀ファシリティマネジメント賞: 富山県射水市
( 射水市の公共FMの取り組みについて )

本事例は、射水市が公共施設105施設・866業務を対象に包括管理業務委託を導入し、FMの高度化と職員のコア業務集中を同時に実現した点に大きな先進性がある。包括管理と民間提案制度を組み合わせることで、職員負担の軽減と財政支出の抑制、さらには脱炭素化や施設価値向上までを一体的に推進している点は高く評価される。能登半島地震時にも有効に機能したという実績は、制度の実効性と強靭性を示すものである。市長の強いリーダーシップのもと、担当職員が中心となり、庁内調整と民間パートナーとの信頼関係を築きながら、現実的かつ高度なFMアウトソーシングを実装したプロセスは、小規模自治体にとって極めて示唆に富む。射水市の取り組みは、今後の公共施設マネジメントの有力なモデルとして高く評価できる。

優秀ファシリティマネジメント賞: 株式会社丸天産業
( “ファシリティマネジメントを活用した事業推進への挑戦 )

本事例は、自社オフィスを起点に「働き方と働く空間のデザインで新しい未来をつくる企業」へと進化させた、中小企業による極めて先進的なFM実践である。社長自らが先頭に立ってFM資格を取得し、全社的に資格取得を推進した結果、社員の約35%が有資格者となっている点は、FMを経営の基盤に据える本気度を雄弁に物語っている。新社屋移転を契機に、働き方改革と空間づくりを一体で進め、社員の幸福と持続的経営の両立を追求する姿勢は、理念と実践が高度に統合された好事例である。子連れ出勤の実践や人事制度の見直しを通じた企業文化の変革は、離職率の大幅低下や採用力の向上にも結実している。今後、HRを含めた働き方モデルとして地域へ波及させていくことも視野に入れており、社会課題の解決に資するFMの先進事例として高く評価できる。

特別賞受賞は、2件

特別賞: 株式会社三井住友銀行
( 遊休施設を活用した子どもの居場所の創設 )

本事例は、金融機関の出張所という役割を終えた施設を、子ども支援施設として再生した極めて社会性の高い取り組みである。約4,000冊の蔵書を備えたライブラリーや子ども食堂を備え、学びと交流を複合的に支える拠点として再構築した点は、単なる建物転用を超えた価値創出といえる。SMBCグループの「社会的価値の創造」という理念のもと、体験格差の解消という明確な社会課題に長期的視点で向き合い、初期投資・運営の両面で本格的に資源を投入している点も高く評価される。さらに、地域住民やシニア世代が「市民先生」として参画する仕組みは、世代間交流と地域コミュニティの活性化にも大きく寄与している。本事例は、FMの枠組みを基盤としながらも、それを超えて社会的価値の創出に正面から挑戦した取り組みであり、優秀FM賞に値する高い水準の成果を示している。その意義を踏まえ、ここに特別賞を授与する。

特別賞: 社会医療法人石川記念会
( 病院DXで実現する働き方改革とFM革新 )

本事例は、医療の質向上、業務効率化、組織変革を同時に実現することを目的に、ICTとFMを一体的に推進した先進的な取り組みである。理事長の強いリーダーシップのもと、全職員への業務用スマートフォン配備と多職種協働セルケアシステムの導入により、縦割り組織を超えた迅速な情報共有と意思決定を可能とし、看護師の年間残業時間6,000時間削減という顕著な成果を上げている。スマートフォンアプリを活用した医師・医療スタ
ッフ間の連携強化は、業務効率の飛躍的向上のみならず、患者と向き合う時間の確保や患者満足度の向上にも直結している。文書上ではFMに関する説明がやや不足していたものの、実地確認では施設運営、動線設計、ICT環境整備など、FM視点での工夫が随所に見られた。本事例は、FMの枠組みを基盤としながらも、それを超えて医療の質と組織変革という本質的価値の創出に大きく踏み込んだ取り組みであり、優秀FM賞に値する水準の成果を示している。その意義を踏まえ、ここに特別賞を授与する。

技術賞:受賞は、1件

技術賞: 株式会社デバイス
( ペリメータゾーンの課題を解決する次世代内窓「トロポス」 )

本技術は、建物の快適性と省エネルギー性の両立が難しいとされる外周部のペリメータゾーンの課題に対し、断熱性能、施工性、意匠性、大開口対応力といった複数の要素を高次元で統合した、バランスの取れたシステムとして完成している点が高く評価される。技術そのものが突出した単体の新規技術というわけではないが、居ながら施工が可能で、既存建築の意匠性を損なうことなく導入できる点は、既存ビルの断熱改修という難題に対する現実的かつ有効な解といえる。とりわけ、外皮性能の向上が喫緊の課題となる中、「トロポス」はオーナー、ユーザー、設計者のいずれにも受け入れられやすく、実装可能性の高い省エネルギー技術として大きな価値を有している。対象建物や法規面等での課題は残るものの、環境負荷低減という社会的要請に応える技術として、今後の普及と波及効果に期待し、技術賞を授与する。

功績賞受賞は、3件

功績賞: Korea Facility Management Association
( 日韓の代表的なFM推進非営利団体であるJFMAとKFMAの協力関係の社会的貢献 )

本功績は、日韓両国を代表するFM推進団体であるJFMAとKFMAの長年にわたる協力関係を通じて、アジア圏におけるファシリティマネジメントの普及と高度化に多大な貢献を果たしてきた点にある。制度・文化・組織環境の異なる両国において、継続的な人的交流、情報共有、人材育成を重ねてきた意義は極めて大きい。さらに、KFMAは学術研究と実務の橋渡しにも積極的に取り組み、合意形成や公共FMに関する知見を社会へ還元してきた。その国際的かつ公益性の高い貢献は、功績賞にふさわしいものである。

功績賞: 七野 司氏(大阪府貝塚市)
( 公共施設マネジメントにおける合意形成に関する研究(博士論文) )

本功績は、公共施設マネジメントにおける最大の課題の一つである「合意形成」を、数多くの事例調査と分析から理論的に整理・体系化し、FM分野の博士論文として提示した点にある。実務経験に根差した課題意識と、学術的検証を丁寧に重ねた研究姿勢により、自治体職員や関係者にとって示唆に富む枠組みを提示している。公共FMは制度・財政・住民意識が複雑に絡み合う領域であるが、本研究はその意思決定プロセスの構造を可視化し、今後の実務改善につながる理論的基盤を与えるものといえる。講演や啓発活動を通じて知見の社会還元にも積極的に取り組んでおり、実務と学術を架橋する取り組みとして、今後の展開に大いに期待したい。

功績賞: 熊谷 比斗史氏(株式会社ファシリテイメント研究所)
( データサイエンスによるワークプレイスプランニング革命(博士論文) )

本功績は、FM分野の博士論文として、データサイエンスをワークプレイスプランニングの中核に位置づけ、人の行動・働き方・空間利用を定量的に捉える新たな方法論を提示した点にある。従来は経験則や感覚に頼りがちであったワークプレイス設計に対し、行動ログや利用データの分析を通じて客観的な意思決定を可能にした意義は大きい。ハイブリッドワークが進展する中で、働き方改革、生産性向上、ウェルビーイング向上といった課題に対し、科学的根拠に基づく検討基盤を与えている点も高く評価される。実用化・実装については今後の展開に委ねられる部分もあるが、実務と学術を架橋しながらFM・ワークプレイス分野を新たなフェーズへ導こうとする先導的な研究成果として、本功績は高く評価できる。

奨励賞受賞は2件

奨励賞: ダイビル株式会社
( 社員100人・大阪から世界へ発信 好循環を生むライブオフィス )

本事例は、ライブオフィスとしての活用と情報発信を前提に自社オフィスをリニューアルした取り組みであり、オフィスデザインとしての完成度は非常に高く、人が「行きたくなるオフィス」というコンセプトの具現化は高く評価される。若手社員を中心にチームを結成した点、また完成後も若手主体で「生きた施設」として育てながら2,000名超の見学者を迎えている点は、将来性の高い取り組みである。一方で、トップを含めた組織全体とし
てのFMへの関与という点ではやや物足りなさが残り、移転前後における財務指標、社員満足度、生産性などの定量的データが十分に取得されておらず、FMとして成果の検証・評価を体系的に行えていない点は今後の課題である。若手の熱量と創意を循環的改善につなげることへの期待を込め、本事例には奨励賞を授与する。

奨励賞: NSW 株式会社
( デジタルツインで革新する施設管理の省力化 )

本技術は、デジタルツインとIoTを融合させ、現場の状況を仮想空間上でリアルタイムに可視化し、遠隔から的確な判断と指示を可能とする、施設管理分野における極めて先進的な取り組みである。点検・監視・保全といった従来は人手と経験に大きく依存してきた業務を高度に効率化し、生産性の向上と属人性の低減、さらに作業安全性の向上にまで貢献する点は高く評価される。導入の容易さやコスト面での優位性から、中小規模施設や公共施設への普及可能性も高く、人手不足や技能継承といった社会的課題に対する実効性の高い解決策となるポテンシャルを有している。一方、導入実績はこれからの段階であることから、本件は奨励賞にとどまった。FMと現場マネジメントを切り拓く可能性を備えた技術として、今後の社会実装と飛躍的な展開に大いに期待したい。

今後の予定

第20回 日本ファシリティマネジメント大会(ファシリティマネジメントフォーラム2026)にて、授賞式、受賞祝賀会、事例発表を行うといいます。
※事前登録が必要。詳細は後日案内するとしています。

① 授賞式

日時:2026 年2 月18 日(水)11:00 ~ 13:00
会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2F

2025年の授賞式の様子

② 受賞祝賀会/ネットワーキングパーティ

日時:2026 年2 月18 日(水)17:30 ~ 19:15
会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2F

③ 受賞者による事例発表(オンデマンド配信)

オンデマンド配信期間:2026 年1 月29 日(木)~ 2 月27 日(金)

(画像は一部JFMA様より頂戴しました)

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