コクヨ、「FORSE」を新発売
過ごし方を選択できる心地よさと上質感を両立したロビーチェアー
来院者に寄り添うバリエーション豊富なインクルーシブデザイン
コクヨは、過ごし方を選択できる心地よさと上質感を両立したロビーチェアー「FORSE(フォルセ)」を12月下旬から発売するといいます。

商品の概要
同社によると、病院の総合待合は、同じロビーチェアーが並ぶ画一的なレイアウトが一般的だといいます。しかし、ユーザーと共に行ったインクルーシブワークショップから、人によって座りたいと考える席が異なることがわかったといいます。そこでコクヨは、病院向けロビーチェアー「FORSE」を開発したとしています。
「FORSE」は、デザインに統一感がありながら、ローバックやハイバック、ベンチタイプ、肘なしやT字肘、パネル肘タイプなどさまざまなバリエーションがあることが特長だといいます。これらを同一空間にレイアウトすることで、多様な来院者が自分の過ごしたい席を見つけることができるとしています。
また、「FORSE」のもう一つの大きな特長は、着座率向上に向けた配慮だといいます。ワークショップでの気づきとして、人は端の席に座る傾向が強く、その隣である中央席が空いてしまうということがあったとしています。そこで、中央席には座幅が広いセンターワイドシートを採用し、隣に人がいても座りやすくなるよう配慮したといいます。また、端の席はラウンドシートのため、体の向きを変えて座りやすいことも特長だとしています。体を外に向けて座ることで、足が邪魔にならず中央席にも人の着座を促すとしています。
これらの経緯から、「FORSE」はインクルーシブデザインのプロセスを経た商品のみが認定されるコクヨ独自の基準「HOWS DESIGN」を取得しているといいます。
また、さまざまな張り地を選べるため、病院のほか自治体のエントランスやオフィスのラウンジエリアなど、多様な空間に活用できるとしています。
発売日・価格
発売予定:2025年12月下旬
メーカー希望小売価格(消費税抜):ベンチシート275,000円~、スタンダードシート443,000円~、他
「FORSE」の特長
(1)来院者が自分に合った席を見つけられる豊富なバリエーション
ベンチタイプ、スタンダードタイプ、ハイバックタイプのほか、インクルーシブデザインの視点を取り入れたT字肘や隣席と仕切れるパネル肘、ゆったりと過ごせるスワン肘など、さまざまなバリエーションを用意したといいます。これらを同一空間にレイアウトすることで、来院者が自分の過ごしたい席を選択できるとしています。

(2)中央席にも座りやすい座席設計により着座率の向上を促す
中央席の座幅を広く設計しているタイプは、隣に人がいても座りやすく、人との距離も感じにくいという特長があるといいます。端の席はラウンドシートのため、体の向きを変えて座ることができ、足が外側に向くことで、中央席への着座を促進でき、車椅子やベビーカーとも一緒に待ちやすくなっているとしています。

(3)モダンからナチュラルまで幅広い空間にマッチする上質なデザイン
シンプルでニュートラルなデザインを採用しているため、カラーバリエーションによってモダンな空間からナチュラルな空間まで幅広くマッチするといいます。張り地は別製対応により、カミラ社のSynergyの使用も可能だとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)


