オカムラ、3製品がドイツ「German Design Award 2026」を受賞

オカムラは、クリエイティブファニチュア「WORK ISLE(ワークアイル)」、マルチパーパスチェア「Floris(フローリス)」、シーティング「Abilis(アビリス)」が、国際的に権威のあるドイツのデザイン賞「German Design Award 2026」の「Excellent Product Design」部門において、優秀賞にあたる「Winner」を受賞したことを2025年10月30日(木)に発表しました。

「German Design Award」は、ドイツデザイン評議会によって2012年に設立され、インパクトのある優れたデザインに贈られる国際的に権威のあるデザイン賞だといいます。

―「German Design Award 2026」受賞製品の概要―

クリエイティブファニチュア「WORK ISLE(ワークアイル)」

「ワークアイル」は、座席の距離や位置の関係性に着目し、快適な個人作業の場と偶発的なコミュニケーションを生む場の両立を目指したテーブルシリーズだといいます。快適に個人作業を行うための距離を保ちつつテーブルを囲んで座ることで、周囲の人とのコミュニケーションを図り、つながりをはぐくむとしています。座席間の距離がさまざまなラウンドテーブルは、座る位置によって距離を調節でき、テーブルを囲む人数が増えるほど、お互いの距離が複雑になり、思いがけない出会いや会話の発生を期待できるといいます。
これまでに、「2024年度グッドデザイン賞」を受賞、「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.26」に選定されているとしています。

マルチパーパスチェア「Floris(フローリス)」

「フローリス」は、軽やかなシェルとボリューム感のある背と座のクッションにより、快適な座り心地と落ち着きのあるデザインを両立したチェアだといいます。シンプルなシェル構造ながら、背もたれのクッションの絶妙なカーブと厚みで身体をしっかりと支え、快適な執務姿勢と座り心地を提供するとしています。肘が触れる部分は外側へ広がる滑らかなアウトラインを描くデザインで、選ぶ張材によって印象も変化し、アクセントとして空間を彩るとしています。張材には風合いのあるファブリックを採用し、リラックスした雰囲気も演出するといいます。ボディカラー、脚タイプ、張材の豊富なバリエーションで、さまざまなレイアウトに高い親和性を発揮するとしています。

シーティング「Abilis(アビリス)」

「アビリス」は、ドイツのデザイン事務所「ITO DESIGN※」とコラボレーションし、自然界に多く存在する六角形からインスパイアされたデザインが特徴のシーティングだといいます。背もたれのメッシュフレームと座面後ろのフレームの2つの六角形を組み合わせたようなデザインで、効率的な素材の使い方とバランスの取れた強さを表現するとともに、2つのフレームを流れるようにつなげることで有機的な軽量感を出しているとしています。背フレームは肘を支えるアームにもつながり、身体を適切に支えることで、座り心地のよさや軽快さを感じさせると同時に強度も生み出しているといいます。
「アビリス」は海外自社工場で製造しており、日本国内では販売していない海外市場向けの製品だとしています。
これまでに、ドイツ「レッドドット・デザイン賞」を受賞しているとしています。
※ITO DESIGNはドイツとスイスを拠点とする1987年に発足した国際色豊かなデザインスタジオだといいます。人間工学に基づいた高機能チェアの設計に焦点を当てており、国際規格の正確な知識、最先端技術を駆使することでエモーショナルな製品の可能性を引き出すとしています。

―「German Design Award」の概要―

1953年に設立されたドイツデザイン評議会により2012年に設立された顕彰制度だといいます。「Excellent Product Design」と「Excellent Communications Design」、「Excellent Architecture」の3つの部門で構成されているといいます。賞の構成は、各カテゴリーで「Gold(最優秀賞)」「Winner(優秀賞)」となっており、インパクトのある優れたデザインに贈られるとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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