イトーキ、「Workscene Colors」を発表

2025年10月23日 2025年10月23日

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空間や人を自然につなぐ執務エリア製品シリーズ

「色でつながる、オフィスが変わる。」をコンセプトに、ワークテーブルや収納など執務エリア製品シリーズを拡充。2025年11月から順次発売開始

イトーキは、オフィス全体に心地よい一体感をもたらす執務エリア製品シリーズ「Workscene Colors（ワークシーンカラーズ）」を発表するといいます。同製品シリーズは、コワークやコミュニケーションのエリアと執務エリアを色でつなぎ、オフィス全体を心地よい一体感でつつむ新しいラインアップだといいます。ワークテーブル「アクトリンク」や収納「エスキャビネット」をはじめ、複数の製品をカラー・仕様面で拡充し、2025年11月から順次発売するとしています。

Workscene Colorsについて

「Workscene Colors」は、イトーキが提案する“色でつながる執務エリア”をテーマとした新しい製品シリーズだといいます。オフィスのどこで働いても居心地よく過ごすことができ、コミュニケーションが自然に生まれる環境をつくるために、執務エリアの製品カラーをアップデートしたとしています。Workscene Colorsでは、「色でつながる、オフィスが変わる。」をコンセプトに、スタンダードな執務エリア家具を共通のカラートーンで統一し、空間全体に自然な一体感と上質な落ち着きをもたらすといいます。機能性を保ちながら、デザイン性・心理的な快適さを兼ね備えたオフィスづくりを実現するとしています。

Workscene Colors 開発経緯について

昨今の働き方の変化や人的資本経営への関心の高まりの中で、オフィスではコミュニケーションエリアやコワークエリアを「居心地よく」「柔軟な働き方」のできる居場所とすることが重要なテーマとなっているといいます。こうした居場所を構成する製品シリーズとして、イトーキではこれまで、「Co-Workscenes」という製品シリーズを展開し、たとえば個人ワークとコミュニケーションを自然につなげるビッグテーブル「セントラ」や心地よい境界線とオフィスワーカー同士の交流の場を描く新しい仕切り「オパシティ」などを開発してきたとしています。

同社によると、近年では、オフィスの大部分を占め効率性と機能性に優れた家具が多く採用されるスタンダードな執務エリアでも、居心地のよさやワーカーのコミュニケーションの取りやすさを向上する必要性が高まりつつあるといいます。そこでイトーキは、執務エリアにもコミュニケーションエリアやコワークエリアとの一体感や心理的な快適さを取り入れるため、“色”という共通要素で空間を調和させる「Workscene Colors」製品シリーズを開発し、複数の製品に対してカラーを中心としたアップデートを一挙に行ったとしています。

Co-Workscenesが「自然なコミュニケーションや一体感を生む居場所」を支えるのに対し、Workscene Colorsは「働く中心となる場」の質を高め、空間全体を自然につなぐことを目的としているとしています。

製品ラインアップ

多様化する働き方をサポートするワークテーブル「アクトリンク」

“明日の「働く」を支える、これからのスタンダード”をコンセプトに、カラー追加・機種追加を行うといいます。

① 心地よいオフィスづくりを支える、カラー追加

Workscene Colorsのカラー展開に基づき、ワークテーブルの天板/脚に新色3色を追加するといいます。
メインカラーとしてW7(ホワイトグレーW)色のほか、アクセントカラーとして暖色のF5(ソフトトープ)色、有彩色のN5(ティールブルー)色を追加するといいます。木質素材など異素材との組合せもしやすいカラーを取り入れ、サテン調の塗装で上質な仕上がりになっているとしています。

② より自由に、自然につながる居場所を広げる機種拡充（形状、サイズ、配線仕様）

カラー追加に合わせ、多様な執務スタイルに応じた居場所となる機種を追加するといいます。ランダムな動線の創出とチームワークにも適した執務席のオーバルテーブル、止まり木スペースとして使いやすいシンボルテーブル、2人で相談しながら作業しやすいデュオテーブル、コミュニケーションが生まれやすいハイポジションワークスタイルに適したハイテーブル、フレキシブルに組替しやすい組合せテーブルの他、サイズも新たに追加しているとしています。

ワークテーブルにはスリット配線口タイプも追加するといいます。横長の細長い形状の配線スリットは、机上面を広く使うことが可能で、モニターを自由な位置にクランプ出来る形状となっており、個人執務をより快適に行うことができるとしています。

シンプル、スマートを極めた収納シリーズ「エスキャビネット」

執務エリアの収納については、エスキャビネットにカラーを追加するといいます。メインカラーW7(サテンホワイトグレーW)色を追加するほか、アクセントカラーとしてN5(サテンティールブルー)、壁面になじむ低明度カラーとしてW3(ダークグレーW)を追加。全面サテン調の仕上げとなっているとしています。

固定席のフリーアドレス化をサポートする新製品「CMワゴン」、シンプルな意匠と機能性を両立した収納「インステートワゴン」

アクトリンクと組み合わせて使用するワゴンとして、新製品CMワゴンを発売するといいます。キャスター付きのオープンワゴンで、高い収納量と動かしやすさを両立し、パーソナルロッカーに収納可能なサイズになっているといいます。個人の収納量が多くワゴンが必要であってもフリーアドレス運用したい場合に適したワゴンだとしています。

ドック収納可能なタイプと、ワイドタイプの2種類をラインアップ。カラーはスタンダードなW9(ホワイトW)/T1(サテンブラックT)に加えて、アクトリンク同様に新色3色を用意したといいます。
また、インステートワゴンについても新色3色を追加。フリーアドレス運用に限らず固定席運用でも心地よい一体感を感じられるカラーコーディネートが可能になるとしています。