オカムラ、子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」と収納家具「WAKERS(ウェイカーズ)」が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞

オカムラは、子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」と収納家具「WAKERS(ウェイカーズ)」が、2025年10月、「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したといいます。

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみだといいます。デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しているとしています。
オカムラは1962年に初受賞し、1967年から59年連続で受賞しており、グッドデザイン賞の通算受賞数は業界最多だとしています。

2025年度グッドデザイン賞 受賞製品の概要

■子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」

「mirumio」は、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中学生・高校生まで、長く使うことを想定したデスクとチェアだといいます。一年で大きく変化する子どもの身体に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができるとしています。オカムラがオフィス向け製品で培った人間工学の知見を生かし、学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計しているといいます。デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう"子どもっぽさ"を排除しているのが特徴だとしています。
これまでに第6回「日本子育て支援大賞2025」、「第19回キッズデザイン賞」を受賞しているとしています。

■収納家具「WAKERS(ウェイカーズ)」

「WAKERS」は、壁面に道具や文具をアートのように飾ることができる収納家具だといいます。オフィス空間に飾られるアートが持つ本来の力を人の創造力を高めることと再定義し、一人ひとりがより創造的になれる道具収納を設計したとしています。デザイン戦略家である太刀川 英輔氏が率いるNOSIGNER※との協業で実現したといいます。ミニマルアートのような見えない道具収納「BOX(ボックス)」と、道具や文具をアートのように飾ることができる見せる道具収納「WALL(ウォール)」があり、「BOX」は、閉じている時にアート作品のような存在感を示し、開くとその場が作業台になるとしています。薄さを追求した側面の板など、細部の仕上げに徹底的にこだわり、ミニマルアートのようなソリッドな形状の収納を実現したといいます。「WALL」は、周囲の薄いエッジにより額装されたアート作品のように道具や文具を際立たせて収納できる有孔ボードのフレームだとしています。

※NOSIGNERは、プロダクト、グラフィック、空間デザインなど多岐にわたる分野を横断し、未来に直結する社会課題のためのデザインファームだとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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