アジャイルウェア、第38回日経ニューオフィス賞「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞
継続的なウェルビーイング経営を推進するため、社員主導の各種改善委員会が活動中
アジャイルウェアは、社員のウェルビーイング向上を目的に移転した新オフィスが、第38回日経ニューオフィス賞にて「近畿ニューオフィス奨励賞」を受賞したといいます。
今回受賞したオフィスは、社員有志によるプロジェクトチームが設計段階から主導し、「自宅よりも居心地の良いオフィス」というコンセプトで空間を設計したといいます。移転後も、社員主体で快適性の向上、健康促進、交流活性化など多方面から改善活動を継続し、働きやすさと働きがいの両立を目指しているとしています。

◼️ウェルビーイングを追求した“自宅より居心地が良い”オフィス
アジャイルウェアでは、コロナ禍以降フルリモート勤務を継続してきましたが、時間の経過とともにコミュニケーション不足や孤立感などの課題が顕在化してきたといいます。こうした状況を受け、社員同士の自然なつながりを生むオフィスの価値を再認識し、「自宅より居心地の良いオフィス」をコンセプトに、大阪本社の移転を決定したとしています。
本社移転にあたっては、希望する社員が誰でも参加できる「ウェルビーイングオフィスプロジェクト」を発足し、部署の枠を超えてアイデアを出し合いながら設計を推進。そして、2025年4月に本社を移転したとしています。


◼️「ウェルビーイングオフィスプロジェクト」について
有志社員による「ウェルビーイングオフィスプロジェクト」では、全社員より意見を募ることから始まり、ショールーム訪問や他社オフィス見学、家具・素材選定などを実施。約5か月間の活動の中で、意匠面だけでなく社員の働き方や組織文化に根差した空間設計を丁寧に追求したといいます。
◼️継続的な改善活動でウェルビーイング経営を推進
移転後は、有志社員による各種委員会が発足し、環境改善や社内交流促進など多角的な視点から改善を続けているとしています。
<委員会の一例>
オフィス快適化委員会:オフィスに関する要望を集め、改善案を検討・実現
例:会議室のモニタやホワイトボードが外から丸見えで機密事項を含む会議を行いにくいため、調光フィルムの施工を検討
ARENA活用委員会:オープンエリアを社内外で活用するための改善活動や企画を実施。社外利用時の規約づくりや申込フォームの作成も担当
例:社内向けの映画祭を月一で実施。オープンエリアで業務がしやすいようにサブディスプレイ・モバイルバッテリーなどの備品を追加購入
放送委員会:サイネージや放送設備など、オフィス内の映像・音響機器の改善を行う
例:各種イベントの機材リハーサル、必要機器の追加購入、社員用機材操作マニュアルの作成
オフィスごはん充実委員会:ダイニングエリアのフード・ドリンクに関する改善活動や、管理・発注を担当。月1回の食事イベントも企画・実行
例:提供メニューの健康配慮を強化。社食業者の導入検討。7月は七夕和菓子、8月は鰻重で夏バテ対策の食事イベントを実施
健康促進委員会:社員の健康を促進する企画を立案・実行
例:筋トレイベントの開催


また、移転後には社員アンケートも実施し、以下の成果がみられたといいます。
<社員アンケート結果(2025年6月実施)>
出社意欲:移転前27.8%→移転後47.5%(約1.7倍)
新オフィス満足度:9割以上
モチベーション向上:約7割
コミュニケーション活性化:約8割
今後も定期的に社員アンケートを実施し、社員の声をもとに改善を重ねていくとしています。
◼️新オフィスの特徴




◼️会社概要
会社名:株式会社アジャイルウェア
大阪本社オフィス:大阪府大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル 11F
東京オフィス:東京都港区芝公園1-8-20 H¹O芝公園1204
代表者:代表取締役CEO 川端光義氏
事業内容:プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の開発・提供、企業向けウェルビーイングサービス「KIWI GO」の開発・提供、アジャイル開発によるシステム構築
(画像はアジャイルウェア様リリースより))