イトーキ、村田製作所本社で「Data Trekking」を導入

働きやすいオフィスを共同検証

音圧・CO₂などを追加解析し、コミュニケーションとコンディションの関係性をIoTで可視化

イトーキは、株式会社村田製作所の本社オフィスにおける、オフィスデータ分析サービス「Data Trekking(データトレッキング)」の導入事例を2025年9月30日(火)に公開しました。同プロジェクトでは、顧客の独自データを含めた複層的なデータのかけあわせによる新たな視点の発見を可能にしているサービスの特徴を生かし、両社による共同検証を実施。同社の従業員サーベイや位置情報に、村田製作所のセンサデータプラットフォーム「Pifaa(ピーファ)」で収集した温度・湿度・CO₂濃度・音圧などの環境データを組み合わせ、オフィス内のコミュニケーション量と働きやすさの関係性を分析したとしています。
村田製作所様 導入事例
https://www.itoki.jp/special/data-trekking/case-studies/murata/index.html

村田製作所本社オフィスでは、従業員増加に伴う改修にあわせ、働き方をデータドリブンに検証する仕組みとして「Data Trekking」を導入したといいます。「Pifaa」による温湿度・CO₂濃度・音圧などのオフィス環境データ、「Performance Trail」によるパフォーマンス調査、「Workers Trail」による位置情報を掛け合わせ、統合的に分析を実施。特に音圧データを「コミュニケーション(会話発生)の指標」として可視化し、エリア別のコミュニケーション量を把握することで、年代別にみたコンディションスコアの差異やオフィス改善の着眼点を明らかにしたとしています。従来は定性的に捉えられていた要素を数値化することで、ゾーニングや設備配置を科学的に検討する新たなアプローチを提示。イトーキは今後も「Data Trekking」を通じ、オフィスを多面的に分析し、働き方や働く環境の改善・進化に貢献していくとしています。

プロジェクトの検証結果などの詳細は下記Webサイトより視聴可能だとしています。
村田製作所様 導入事例
https://www.itoki.jp/special/data-trekking/case-studies/murata/index.html

(画像はイトーキ様リリースより)

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