オカムラ、子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」とシューズロッカー「Lumi Gate(ルミゲート)」の2製品がキッズデザイン賞を受賞
オカムラは、同社の子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」とシューズロッカー「Lumi Gate(ルミゲート)」の2製品が、2025年8月、「第19回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞したことを2025年8月20日(水)に発表しました。

同社によると、今年で19回目となるキッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮した全ての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度だといいます。オカムラはこれまでに16製品がキッズデザイン賞を受賞しており、今回、「mirumio」は「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」、「Lumi Gate」は「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」においての受賞だとしています。
キッズデザイン賞 受賞製品の概要
子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」

「mirumio」は、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中学生・高校生まで、長く使うことを想定したデスクとチェアだといいます。一年で大きく変化する子どもの身体に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができるとしています。オカムラがオフィス向け製品で培った人間工学の知見を生かし、学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計しているといいます。デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう"子どもっぽさ"を排除しているのが特徴だとしています。
これまでに第6回「日本子育て支援大賞2025」を受賞しているとしています。
シューズロッカー「Lumi Gate(ルミゲート)」

「Lumi Gate」は、学校の昇降口を平時には開放感のあるコミュニケーション空間として活用でき、災害時には避難所運営をサポートできるシューズロッカーだといいます。背板をなくすことで見通しの良い明るい空間を演出し、安心して過ごせる環境づくりに貢献するとしています。ロッカーの中間やエンドにベンチをオプションで設置でき、子ども同士のコミュニケーションや靴の履き替えを補助するといいます。側板にはホワイトボードをラインアップし、情報掲示や作品展示が可能だとしています。また、避難所運営時には、棚板の取り外しや位置変更をすることで支援物資保管棚として活用できるといいます。側板のホワイトボードを避難所や支援物資の情報掲示板として活用したり、ベンチを高齢者やけが人の待機場所として活用したりすることも可能だとしています。
「キッズデザイン賞」の概要
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されたといいます。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであれば全てが対象だとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)