ブイキューブ、屋外/オフィス向け冷房個室ブースを「ワークプレイス改革EXPO」で紹介
職場の熱中症対策義務化に対応
ブイキューブは、2025年6月25日(水)から27日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「第1回ワークプレイス改革EXPO【春】」に出展し、2025年6月施行の「職場の熱中症対策義務化」に対応するソリューションとして、屋外・オフィス環境向けの個室ブースおよび冷房機器を紹介しました。

同ソリューションは、屋外現場での効率的な冷却休憩を可能にする「テレキャビン」や、オフィス内で快適な空調環境を個別に提供できる「テレキューブ」を活用し、職場の熱中症リスク低減と労働生産性向上を同時に実現するといいます。
「ワークプレイス改革EXPO」では、専用の空調機器を搭載したテレキューブを展示しました。
■「職場の熱中症対策」にフォーカスした出展経緯および出展概要
同社によると、近年の気温上昇により、職場における熱中症による死傷事故が深刻化しているといいます。これを受け、2025年6月から厚生労働省は全ての企業に対策体制の整備を義務付けたとしています。
義務化への従来の対策(エアコン・扇風機の活用、屋外休憩所の設置など)では、以下の課題が残されていたといいます。
屋内休憩室では屋外作業者の身体を十分に冷やせない
屋外休憩所は設置場所の制約により作業現場から離れ、休憩時間不足を招く
オフィスの全館空調では個別温度調整が困難
こうした課題に対し、ブイキューブは屋外向け「テレキャビン」およびオフィス向け「テレキューブ」に、冷暖房エアコン「CUBEreeze V4」または冷房機器「CUBEcooL」を組み合わせたソリューションを提供するとしています。
テレキャビンならびにテレキューブは、可動式の個室ブースだといいます。テレキャビンは高い保冷性能を持ち、狭小地にも設置可能で、作業現場近くでの短時間クールダウンを実現するといいます。一方、テレキューブはオフィス内に設置可能な個室ブースで、既存のレイアウトを変更することなく導入できるとしています。
これらに空調機器「CUBEreeze V4」や「CUBEcooL」を組み合わせることで、個別温度設定とセンサーによる環境管理が可能となり、厚労省推奨の28度以下基準への対応を支援するとしています。

【ブイキューブとは】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいるといいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指すとしています。