イトーキ、第1回ワークプレイス改革EXPO【春】」で「データトレッキング」と「リザーブエニー」を提案

課題解決のためのオフィスデータ分析サービスと会議室不足が解決する会議予約システム

イトーキは、2025年6月25日(水)から27日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催されたワークプレイス改革EXPOに出展し、オフィスデータ分析サービス「Data Trekking(データトレッキング)」と会議予約システム「Reserve Any(リザーブエニー)」を提案しました。

データトレッキング

データトレッキングは、オフィス内のさまざまなデータを収集・分析し、課題解決へと導くというコンサルティングサービスだといいます。
特長は

① データの収集・分析・改善提案・実行まで一気通貫で課題解決

「データ収集」「データ分析」「解釈・評価」「施設提言」「施策実行」の
一貫したサポートにより、迅速かつ効率的にデータドリブンで改善し続けるオフィス戦略が可能になるといいます。 

② 複数のデータを収集し、掛け合わせる独自のアプローチを実施

従業員の行動を可視化する位置情報やレイアウトデータに加え、オフィス内の各施設の活用度を測るスペース稼働データ、従業員や組織の状態を把握する組織サーベイデータなどを収集、それら複数のデータを掛け合わせ、包括的な視点で分析し、実効性の高いソリューションを提案するとしています。
スペース稼働データ=各スペースの移動状況、人の状況
組織サーベイデータ=個人と組織のパフォーマンス・コンディション
レイアウトデータ=各スペースの席数・面積。用途
独自指導データ=顧客が独自で所有する指標

③ データを活用して、課題を可視化

複数のデータを組み合わせて分析、可視化することで、課題の特定と客観的な判断を可能にし、より効果的な改善施策を導き出すことができるといいます。さらに、分析効果を顧客の社内で共有することで、納得感を醸成し、課題解決に対する積極的参画を促すとしています。
オフィスの利用状況分析=よく使われているエリアを赤、あまり使われていないエリアを青で可視化。属性別の分析も可能だといいます。
オフィスでの行動分析=利用者のソーシャルコンディションスコアが高いエリアを赤、低いエリアを青で可視化。

課題解決型データ収集サービス

スペース稼働データ Workers Trail(ワーカーズトレイル)

フリーアドレスオフィスの課題に、従業員の活動を見える化
在庫管理=「誰がどこにいるのか」をPCやスマホですぐに確認できるといいます。

リモートワーク支援=在宅勤務やサテライトオフィスなど、どこで働いていても勤 務状態が把握できるとしています。
  ホテリング(座席予約)=フリーアドレスオフィスなどで座席の予約を在宅から行えるといいます。
  アクティビティ分析=従業員の「働き方の見える化」が可能。ワークプレイス再構築に役立つとしています。

組織サーベイデータ Performance Trail(パフォーマンストレイル)

従業員の能力発揮を最大化、組織と個人のパフォーマンス診断サービス

① パフォーマンスを可視化=パフォーマンスを「主観評価」と「組織・心・身体のコンディションから予測される発揮状態」から可視化するといいます。
② 弱みと改善ポイントを提示=組織での改善が望まれる制度や、個人の働き方や生活習慣に関する改善ポイントを提示するとしています。
③ 様々な属性と比較可能=企業規模や様々な属性ごとのスコアリングができるので、更なる分析も可能だといています。

会議室予約システム「Reserve Any(リザーブエニー)

「Reserve Any(リザーブエニー)は、使えば使うほど会議室不足が解決する会議室予約のシステムだといいます。
同社は、従来からの会議室の課題として
いつも予約が取れない=従業員のストレスが増加
会議室の予約や調整に手間取る=業務の進行遅延
オープンスペースで会議をすませる=情報漏洩リスクが発生
などに対し、オフィスデータ分析から見えた本当の原因は、「予約の仕組み」と「人の意識」だったといいます。
オーバースペック=実際の人数よりも大きめの会議室が使われている
隙間時間=他の予約を入れられないムダな空き時間が発生している
独り占め=会議室を特定の個人や組織が独占してしまっている
利用の集中=特定の会議室や時間帯に予約が集中してしまっている
リザーブエニーは、会議室不足の本当の原因にアプローチするといいます。 


特長は

① 会議室予約の新しい「スタイル」

おまかせ予約:オーバースペック、独り占めを解決
従業員の希望条件をもとに、独自アルゴリズムによって利用人数に応じた最適なサイズの会議室を自動で割り当て、さらに、会議の希望時間に合わせて全体を自動調整するといいます。
こだわり予約:独り占め、利用の集中を解決
「会議の種類によって、特定の会議室を予約したい」「すぐに場所を確定させたい」という場合は、こだわり予約で対応。ただ会議の価格が高いため、毎日同じ場所を使用し続けるなどの独り占めを防止できるとしています。

② 人の意識に働きかける新しい「しくみ」

独自アルゴリズムによる「ポイント予約制」:利用の集中、隙間時間を解決
独自アルゴリズムが会議室需要を分析し、会議室の価格(利用ポイント)を変動。従業員は自身の保有ポイントを考慮しながら会議室を予約するといいます。需要の多い時間帯は価格が高いため、需要が少ない時間帯へと選択を促すことができ、利用の集中と隙間時間を解消できるとしています。

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