イトーキ、本社の「ITOKI DESIGN HOUSE」が屋内緑化の先進事例として農林水産省農産局長賞を受賞
オフィスに“木陰の心地よさ”を。
人的資本経営を支える屋内緑化の実践が高評価
イトーキは、かねてよりオフィスの緑化とその提案に力を入れており、このたび、本社ワーキングショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE」が、屋内緑化推進協議会主催の「屋内緑化コンクール2025」において、「農林水産省農産局長賞」を受賞したことを2025年7月10日(木)に発表しました。植栽と調和するオフィス空間の創出や、適切な植栽の管理、人的資本経営に資する空間設計などが高く評価されたとしています。

2024年11月にリニューアルオープンした「ITOKI DESIGN HOUSE」は同社のミッションステートメントである、明日の「働く」を、デザインする場だといいます。居心地の良さを実現する一貫として、これまでの知見を生かし、自然光とグリーンを多く取り入れたオフィス空間を構築したとしています。植栽は株式会社グリーンディスプレイとともに設計。単なる装飾ではなく、家具と組み合わせることで、ABW(Activity Based Working)の実践を支える空間要素として機能しており、活動に応じた環境を選べるよう空間を緩やかに仕切り、集中とリラックスの切り替えを促すとしています。また、植栽の順化や照度に応じた配置、送風ファンによる通気性の確保など、育成環境まで設計段階から丁寧に計画されており、運用については週1回のメンテナンスを実施し、植栽の状態を良好に維持しているとしています。
今回の受賞を励みに、同社は今後も人にも植物にもやさしいオフィス環境の実現を目指し、顧客提案に活かしていくとしています。

【屋内緑化コンクールとは】
「屋内緑化コンクール」は、屋内空間における緑化の普及と質的向上を目的に、屋内緑化推進協議会が主催する表彰制度だといいます。公共施設・病院・オフィス・商業施設など多様な空間における優れた緑化事例を表彰し、都市生活における癒しや快適性の創出、環境負荷低減への貢献を広く社会に紹介しているとしています。
(画像はイトーキ様リリースより)