くろがね工作所、「Florea(フラリア)」を発売
創造的なコラボレーションを実現 会話に花が咲くミーティングテーブル
くろがね工作所は、Webミーティングにおけるコミュニケーションの課題を解決するという新しいミーティングテーブル「Florea(フラリア)」を2025年6月に発売。

ハイブリッドワーク時代の新たな課題
同社によると、働き方のハイブリッド化が進む中、ミーティングの過半数がWebミーティングへと移行しているといいます。このような状況下で、特にアイデア創出や複雑な問題解決といった生成型コラボレーションにおいて、リアル参加者とWeb参加者間のコミュニケーションに課題が生じているとしています。
この課題の本質は、人間のコミュニケーションが視線、顔色、声のトーン、表情、仕草といった非言語情報の処理によって成り立っているにもかかわらず、Web会議ではこれらの情報が十分に捉えられないことにあるといいます。その結果、円滑な双方向のコミュニケーションが困難となり、参加者は通常以上の脳の処理負荷を強いられることになるとしています。
このような状況は「Zoom疲れ」として知られており、限られた視覚的情報を補うために脳がフル活動することで、通常の対面式会議よりも疲労を感じやすいといわれているといいます。
革新的なデザインで解決する新発想
「Florea(フラリア)」は、テーブルの配置をポートレート(縦長)からランドスケープ(横長)に変更することで、従来の長方形テーブルとは異なり、参加者全員がカメラに対して等距離に着席できる設計を実現するといいます。
カメラの両サイドに着席する参加者同士の視認性が向上し、表情やボディランゲージが確認しやすくなり、より豊かなコミュニケーションが可能となるとしています。

花のように広がるコミュニケーション
「Florea(フラリア)」のこの革新的なデザインは、リアルとWeb、双方の会議室にFloreaを設置することで、まるで1つの花が咲くようなイメージを創出するといいます。ハイブリッドワーク環境下での活発なコミュニケーションを促進し、より創造的な議論や意思決定を可能にするとしています。

イノベーション創出への貢献
「Florea(フラリア)」は、単なるミーティングテーブルを超え、ハイブリッドワーク時代における新しいコラボレーションのあり方を提案するといいます。イノベーティブな働き方とオフィス環境の実現を目指す企業にとって、最適なソリューションとなるとしています。
同製品の導入により、場所や参加形態に関わらず、すべての参加者が対等にコミュニケーションを取れる環境を構築することが可能となるとしています。
「Florea(フラリア)」
サイズ:幅2100×奥行1100×高さ720mm
天板:2色展開(ペタル型/半円型から選択可)
本体:2色展開
天板・中天板: メラミン化粧板
天板・中天板厚: 29mm
本体・脚: スチール(粉体塗装)


(画像はくろがね工作所様リリースより)