オカムラ、レジサポートスツール「Saporta（サポルタ）」を発売

2025年6月9日 2025年6月9日

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店舗のレジ業務における立ち作業の身体の負担を軽減しスムーズな業務をサポート

オカムラは、レジサポートスツール「Saporta（サポルタ）」を2025年6月から発売するといいます。同製品は、スーパーマーケットなどの小売店舗のレジ業務時に、立ち姿勢と座り姿勢の中間にあたる半立位姿勢になることで長時間の立ち作業による足腰への負担を軽減するとしています。座面の高さを広範囲で調節できることで、さまざまな身長や体格の誰もが半立位姿勢をとりやすくしているといいます。また、座面の回転により狭いレジスペースでの商品のスキャニングやバスケット移動作業をスムーズにして、レジ業務をサポートするとしています。

同社によると、就労人口の減少により小売業界では人手不足への対応が課題となっており、新しい人材の確保だけでなく、現在働いている従業員の離職防止のためにも働きやすさが重要になっているといいます。店舗のレジ業務においては長時間の立ち作業などが足腰への大きな負担になっており、身体への負担軽減はもとより作業効率や快適性の向上のための対応が求められているとしています。

「サポルタ」は、足腰への負担の軽減とレジスペースでのスムーズな作業のためのレジ作業専用スツールだといいます。オカムラのオフィス向け製品開発で培った知見を活用した立ち姿勢と座り姿勢の中間にあたる半立位姿勢の考え方を取り入れ、脚部と座面にかかる荷重をバランスよく分散して身体への負担を軽減するとしています。開発にあたり、実際の店舗従業員に試座やヒアリングを実施し、レジ作業との適合性や使いやすさを検証したといいます。半立位姿勢をとりやすく、カウンターから離れすぎずにレジ作業をしやすくするために、座面角度が8度になるようにフレームに傾斜をつけているとしています。座面の高さは585-834mmの広範囲で調節でき、さまざまな身長や体格でも半立位姿勢がとりやすくなっているとしています。座面は回転するため、商品のスキャニングやバスケット移動作業をスムーズに行うことができるといいます。狭いレジスペースにも設置できるコンパクトなサイズ感や、軽量でありながらスーパーマーケットなどの床に多いセラミックタイルでも滑りにくい仕様で安全性を確保しているとしています。
店舗のレジ業務において、足腰への負担を軽減しながらスムーズなレジ作業を行えることで、働きやすさの向上を促し、人手不足解消への効果を期待できるとしています。