速報!!「オルガテック東京2025」2日目

「ORGATEC TOKYO Awards」グランプリはコクヨが受賞

トレンドフォーラムは「ガレージのルール:『ブートストラップ』『ハッキング』、そしてシリコンバレーの型破りな建築」

オルガテック東京2025の2日目は、
TREND FORUMとして
「ガレージのルール:『ブートストラップ』『ハッキング』、そしてシリコンバレーの型破りな建築」をテーマに
建築学者・講師クロード・ダットソン博士が講演を行いました。

クロード・ダットソン博士の講演

Apple、Google、Metaといったシリコンバレーのテック企業が生み出した職場環境は、創造性と生産性を高める理想のモデルとして世界中で取り入れられているといいます。しかし、その起源はオフィスではなく、学生寮やガレージ、大学、工場、研究所にあるといいます。Apple Parkのような最先端の企業建築も、実はシリコンバレー創成期の自由な発想と実験精神を継承しているといいます。同講演では、シリコンバレー初期の精神が現代の企業キャンパスにどう受け継がれているのかを探り、その示唆を考察しました。

初日の来場者は昨年より264人多い12,130人

初日である6月3日(火)の来場者速報では雨の天候のなか、昨年より264人多い12,130人と発表されています。

出展者プレゼンテーション

これからのオフィスづくりは“居心地投資”と”会話のデザイン”の時代へ!
~つながりやエンゲージメントが生まれる空間設計~Presented by SHOTENKENCHIKU

商店建築のプレゼンテーション

出展社プレゼンテーションでは、
商店建築が
これからのオフィスづくりは“居心地投資”と”会話のデザイン”の時代へ!
~つながりやエンゲージメントが生まれる空間設計~Presented by SHOTENKENCHIKU
をテーマに
コクヨ株式会社 ワークスタイル事業本部・クリエイティブデザイン本部部長 ビルエリアリノベーション室長の青木 耕治氏:
株式会社イトーキ 営業本部 ワークスタイルデザイン統括部 ワークスタイルデザインラボ チームリーダーの岡 純平氏:
株式会社丹青社 デザインセンター エクスペリエンススペースデザイン局 ワークプレイスデザインユニット グループ長の安元 直紀氏:
ネスレ日本株式会社 飲料事業本部 アウトオブホームビジネス部 部長の橋本 研吾氏
月刊『商店建築』編集長の塩田 健一氏がモデレーターとなって行われました。

【初公開】コクヨ100個の挑戦物語
~失敗を恐れない「実験カルチャー」が革新的クリエイティブを生み出すまで~Presented by KOKUYO

コクヨのプレゼンテーションの様子

次にコクヨが
【初公開】コクヨ100個の挑戦物語
~失敗を恐れない「実験カルチャー」が革新的クリエイティブを生み出すまで~Presented by KOKUYOをテーマに
コクヨ株式会社 グローバルワークプレイス事業本部 ものづくり開発本部 1Mプロジェクトの木下 洋二郎氏とコクヨ株式会社グローバルワークプレイス事業本部 ものづくり開発本部 1Mプロジェクトの前田 怜右馬氏が講演を行いました。
創業以来、日本のワークスタイルを革新し続けてきたというコクヨですが、その背景には、「失敗を先にする」という独自の実験カルチャーがあるといいます。同セミナーでは、同社の若手とベテランの開発者が登壇し、家具のみならず、空間やサービス・文房具まで、コクヨのクリエイティブな100個取り組みの誕生秘話を、初公開しました。

手が未来を描く——空想と観察から生まれる、居場所のかたちPresented by OKAMURA

オカムラのプレゼンテーション

続いて
オカムラが、
手が未来を描く——空想と観察から生まれる、居場所のかたちPresented by OKAMURA
モデレーターをテーマにフリーアナウンサー武田 真一氏が進行しました。
登壇者は
小堀 哲夫氏:株式会社小堀哲夫建築設計事務所
五十嵐 僚氏:株式会社オカムラ アドバンスドシーティングデザインセンター 部長
嶺野 あゆみ氏:株式会社オカムラ ワークデザイン研究所 リサーチセンター

ORGATEC TOKYO Awards

コンセプトを体現した優れたブースデザインとモノづくりに贈られる「ORGATEC TOKYO Awards」。
「オルガテック東京2025」のテーマ、「SHIFT DESIGN」をコンセプチュアルに表現した、デザイン性が高いブースを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」。建築家の高濱史子氏、インテリアデザイナーの吉田裕美佳氏、日経デザイン編集長の山下奉仁氏、エル・デコ日本版編集長の木熊太郎氏といった、時代の先端を行くといわれるクリエイターたちが高い感性で審査を実施。
グランプリはコクヨが受賞。
準グランプリはHIDA、オカムラ、プラスが受賞しました。

ORGATEC TOKYO Awards受賞者

主要各社の出展

プラス、「my イゴコチメイキング」をコンセプトに 自分にとっての“イゴコチ”を作り上げる体験型ブースを展開

プラスは、近年、働き方が多様化する中で、オフィスの役割も大きく変化しているとして時代の流れに即した新しいカンパニータグラインとして「Furnishing Uniqueness 一人ひとりの働き方に プラス の価値を」を掲げたといいます。ホンネで語り合える関係性づくりを促し、一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境、人にとって“イゴコチ”の良い空間を提供することを使命とし、これからのオフィスのあり方を提案していくとしています。

プラスの展示

くろがね工作所、Effective Collaboration(コラボレーションの質を高める)がテーマ

くろがね工作所は、「コラボレーションの質を高める」Portrait to Landscapeをキーワードにオフィスの新しい会議室を体感できるとしました。

くろがね工作所の展示

ライオン事務器、ブースコンセプトは、「未来へオン」。世の中の変化や顧客の状況に柔軟に対応しながら、未来に向かってスイッチを入れる

ライオン事務器の今回のブースコンセプトは、「未来へオン」。世の中の変化や顧客の状況に柔軟に対応しながら、未来に向かってスイッチを入れるという意味を込めているとしています。同社商品の展示に加え、約200インチの大型LEDビジョンによるバーチャルショールームを体感しました。
昨年の『オルガテック東京2024』で大きな反響を得たというポータブルバッテリー<ポポフ>の新タイプとして、<ポポフ・ミニ>を展示(参考出品)。個人での使用に適した、ひと回りコンパクトでより気軽に使えるパーソナルタイプだとしています。

ライオン事務器のブース

ORGATEC NIGHT

2日目もオルガテックナイトがにぎやかにまた和やかに開催されました。

オルガテックナイトの様子


オルガテック東京2025は2025年6月5日(木)16時まで開催中

オルガテック東京2025は2025年6月5日(木)16時まで東京国際展示場「東京ビッグサイト」南1- 4 ホールで開催しています。

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