オルガテック東京2025、出展主要各社の見どころ
オカムラ、『 チェア、イス、オカムラ 日本の「座る」を支えていく。』をコンセプトに、来場者に気づきと体験の場を提供
オカムラは、『 チェア、イス、オカムラ 日本の「座る」を支えていく。』をコンセプトに、来場者に気づきと体験の場を提供するとしています。
同社によると、人は一日の多くの時間を座って過ごすといいます。急速な技術革新や価値観の多様化で働き方が次々と変化する中、いつの時代も変わることのない「座る」を考えることは、より良い「働く」をつくることにつながるのではないかとしています。
オフィスはもちろん、駅、空港、病院、図書館、学校、スタジアム‥‥‥
日本中の暮らしを支える無数のイスをつくり続けてきた歴史や知見、そして展示空間にそろえた約100脚のプロダクトを通して、オカムラは「座るとは何か」を真摯に見つめ直すとしています。
会期2日目の4日(水)には、エクスペリエンスエリアで開催されるセミナーに登壇。研究者、デザイナー、そして建築家が、それぞれの視点から「モノづくりへのこだわり」を語るとしています。
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オカムラ、「オルガテック東京2025」出展へ(クリックで記事へ飛びます)
イトーキ、新たなオフィスファニチャーブランド「NII(ニー)」を初展示へ
イトーキは、同社の新たなオフィスファニチャーブランド「NII(ニー)」を発表し、国内外8ブランドのプロダクトを展示するとしています。
今年の同社のコンセプトは、次世代のワークスタイルを実践・実験・体験し、新しい「働く」文化を生み出す開かれた空間「ITOKI DESIGN HOUSE」。
常に変化し続ける働く環境の“未完成さ”をポジティブに捉えた「In the Making-進化し続ける空間」をブースデザインテーマに、ITOKI、kettal、Poul Henningsen Furniture、MIZETTO、Knoll、esPattio、STELLAR WORKSブランドの主要製品を展開するとしています。
さらに当日は、オフィスを魅力的で活気ある舞台へと昇華させる同社の新たなオフィスファニチャーブランド「NII(ニー)」を発表。グローバルで活躍するデザイナーと協業し、品質、快適性、クラフトマンシップに細部までこだわった革新的で独創的なデザインのコレクションを展示するといいます。

新ブランド「NII」は、このビジョンを具現化するために誕生したといいます。クリエイティブディレクター・田幸宏崇氏のもと、「Tech × Design based on PEOPLE」というイトーキの強みを融合・拡張し、デザイン戦略をさらに加速。オフィスの新たな地平を切り拓くグローバルブランドとして、これからの「働く」を世界に向けて発信していくとしています。
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イトーキ、6月3日(火)~5日(木)開催のドイツ発・オフィス家具見本市「オルガテック東京2025」に出展へ
イトーキ、オルガテック東京 2025で新たなオフィスファニチャーブランドを提案へ
コクヨ、「ingCloud」を2025年6月3日「オルガテック東京2025」で初披露へ
コンセプトは「dive in. そして、身体の一部になる。」
コクヨは、2025年冬に発売予定の新型オフィスチェアー「ingCloud(イングクラウド)」を先行発表するといいます。

「働きがい」が企業経営の重要なテーマになっている昨今、同社は、企業が目指したい姿へと持続的に成長していくためには、ワーカーひとりひとりの「働きがい」をサポートすることも重要であると考えているといいます。
そこで2025年のコクヨ展示ブースでは、コクヨが「座る」という行為に真正面から向き合い開発を進めてきた、新型オフィスチェアーを先行してお披露目するといいます。コンセプトは「dive in. そして、身体の一部になる。」だとしています。
同製品は、働く人の身体の自由な動きをサポートする「ing(イング)」シリーズの最新モデルとして、新開発の「3Dウルトラオートフィット機構(*1)」を搭載したといいます。ワーカーの快適性と集中力のさらなる向上を目指した、次世代のオフィスチェアーだとしています。
コクヨ展示ブースでは、同チェアーの使用時に感じられる浮遊感や包まれ感を表現するといいます。個人環境の快適性が高まり、自身のワークスタイルがより豊かになることを予感させる、これまでにない革新的なチェアーを体感できるとしています。
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コクヨ、「ingCloud」を2025年6月3日「オルガテック東京2025」で初披露へ
プラス、「my イゴコチメイキング」をコンセプトに 自分にとっての“イゴコチ”を作り上げる体験型ブースを展開
プラスは、近年、働き方が多様化する中で、オフィスの役割も大きく変化しているとして時代の流れに即した新しいカンパニータグラインとして「Furnishing Uniqueness 一人ひとりの働き方に プラス の価値を」を掲げたといいます。ホンネで語り合える関係性づくりを促し、一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境、人にとって“イゴコチ”の良い空間を提供することを使命とし、これからのオフィスのあり方を提案していくとしています。

「オルガテック東京」展示コンセプト「my イゴコチメイキング」 さまざまな性格や個性、興味や話題、ホンネや感情が集まるオフィス。
同社は、企業やワーカーそれぞれが求める“イゴコチ”に寄り添いながらオフィス提案を行っているといいます。
オフィスを形づくるさまざまな“イゴコチ”をあらためて見つめ直すことで、自分や会社にあった空間や家具の在り方を考える「myイゴコチメイキング」の機会になればとしています。
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プラス、オフィス家具見本市「オルガテック東京2025」に出展
くろがね工作所、Effective Collaboration(コラボレーションの質を高める)がテーマ
くろがね工作所は、「コラボレーションの質を高める」Portrait to Landscapeをキーワードにオフィスの新しい会議室を体感できるとしています。
同社によると、働き方や働く人の価値観の変化。過去に経験したことのない大改革に直面し、オフィスの在り方やコラボレーション方法が大きく変わろうとしているといいます。
ポートレート(短い壁に向いている)からランドスケープ(長い壁に向いている)にシフトすることで、カメラの両サイドにいる人々が互いに見やすく、また見られやすくなるとしています。また部屋にいる全員がカメラに対して等距離にいることになり、リモートでの参加者は、表情やボディランゲージを確認しやすくなりコラボレーションの質が高まるとしています。
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コマニー、「旅する小説」をテーマに自分らしく働く重要性を体感するブースを展開
仕事時間は人生の3分の1 を占めます── 「自分らしさ」を大切にする働き方へ
コマニーは、私たちの人生において、仕事の時間は大きな割合を占めまるといいます。しかし、多くの人が生産性や効率を優先するあまり、自分の直感や感性を押し殺しているのではないかといいます。同社の出展ブースでは、こうした状況に対し、仕事中における直感や感性を発揮することの重要性を体験できる空間を提供するとしています。
同社は「旅する小説」をテーマとしたブースを通じて、自分らしさを活かした働き方への気づきを促し、来場者が仕事に対する新たな視点を持つきっかけとなることを目指しているとしています。
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ライオン事務器、ブースコンセプトは、「未来へオン」。世の中の変化や顧客の状況に柔軟に対応しながら、未来に向かってスイッチを入れる
ライオン事務器の今回のブースコンセプトは、「未来へオン」。世の中の変化や顧客の状況に柔軟に対応しながら、未来に向かってスイッチを入れるという意味を込めているとしています。同社商品の展示に加え、約200インチの大型LEDビジョンによるバーチャルショールームを体感できるとしています。
新商品 ポータブルバッテリー<PoPoHu・Mini(ポポフ・ミニ)>を展示
昨年の『オルガテック東京2024』で大きな反響を得たというポータブルバッテリー<ポポフ>の新タイプとして、<ポポフ・ミニ>を展示するといいます。個人での使用に適した、ひと回りコンパクトでより気軽に使えるパーソナルタイプだとしています。
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ライオン事務器、国際オフィス家具見本市 『オルガテック東京2025』出展へ
イナバインターナショナル、新たな働く場を提案
イナバインターナショナルは、ABWに代表される多様な働き方が浸透しており、働く場も自由に選択できる時代となったといいます。1st Placeである自宅、2nd Placeであるオフィス、3rd Placeであるカフェやコワーキングスペース等、働く場は広がりつつあるといいます。
イナバインターナショナルは1st~3rd Placeの家具・空間の提案を行ってきましたが、同展示会では、1st~3rd Placeの提案だけでなくイナバならではの新たな働く場を提案するとしています。
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カリモク家具、「なんでも作るよYour Journey is Our Journey」
カリモク家具は、「なんでも作るよ」をテーマに、さまざまなコラボレーターとの協業に取り組む同社の企業姿勢と技術を紹介するとしています。

同社によると、一昨年、昨年に続き3回目となる今回の出展では、副題に「Your Journey is Our Journey」を掲げ、家具製造に留まらないモノづくりの幅広さと、それを支える同社の木材加工技術と知見を、5つの展示ゾーンを巡る「旅」の体験を通して表現するといいます。
展示レイアウト

デザインユニットKiiを迎え、同社とコラボレーターとのコラボレーションの深度別に5つのゾーンを設定。壁を廃し、各ゾーンが緩やかにつながる、開かれた「広場」のような空間構成になるといいます。カリモク家具に馴染みのなかった人はもちろん、既にコラボレーションを重ねてきた人も発見を持ち帰り、新たなコラボレーションの契機となる、五感と想像力を刺激するマテリアルに満ちた場づくりを目指すとしています。また、虫食い材を用い鉄媒染塗装を施したものや、Akari Uragami氏のアートワークをプリントしたものなど、ブース内に点在する計12種の柱や、同社が調達・管理する豊富な木材をイメージした受付カウンターなど、同社の技術を凝縮した、Kiiデザインの什器やオブジェの数々にも注目してほしいとしています。
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