コクヨ、電子帳票配信システム「@Tovas」とハイパーオートメーションツール「Yoom」がサービス連携を開始
クラウドサービスから出力される帳票(PDF)を取引先へ送信可能に
コクヨは、同社が提供する電子帳票配信システム「@Tovas(アットトバス)」で、Yoom株式会社提供のハイパーオートメーションツール「Yoom(ユーム)」との連携を開始したことを2025年4月17日(木)に発表しました。

「@Tovas」は、請求書や納品書・注文書などのあらゆる帳票を、「電子ファイル(web・メール)「FAX」「郵送」で届けることができる電子帳票配信システムだといいます。同社は、DX・ペーパレスが進む中、近年需要が増加しているとしています。
今回、「@Tovas」と「Yoom」が連携することで、「Yoom」が連携しているあらゆるクラウドサービスで生成されるPDFファイルやマスタ情報を「Yoom」からノーコードで「@Tovas」へ連携することが可能だといいます。これにより、ファイルアップロードやマスタ情報の更新などの手作業が不要になり、業務効率の向上に加え、作業の人為的ミスやデータ漏洩などのリスク削減にもつながるとしています。
帳票の配信手段は、これまで同様、「Web」「FAX」「郵送」と取引先ごとに選択できるため、
取引先に負担をかけず、電子化を促進することが可能だとしています。
@Tovasについて
@Tovas(アットトバス)は、請求書や納品書・注文書などの帳票PDFデータをアップロードするだけで、「電子ファイル(Web・メール)」「FAX」「郵送」でお届けから受け取りまでできるサービスだといいます。
@Tovasの全データの通信は、SSL(通信を暗号化する仕組み)によって暗号化されており、ウイルスチェックも実施しているといいます。インターネット回線を活用しながらも、セキュアな送受信環境を実現し、コクヨならではの安心で安全なインフラで大切なファイルを届けるとしています。
Yoomについて
YoomはAI・API・RPA・OCRなどの様々な技術を組み合わせてあらゆるデスクワークを自動化するハイパーオートメーションツールだといいます。従来のRPAだけでは実現できなかった多くの繰り返し発生する事務作業を、簡単に自動化することが可能だとしています。セールス・人事・労務・経理など企業内の様々な部門での業務の効率化・自動化を実現するといいます。現在450種以上のアプリ・サービスと連携しており、現在未連携のサービスであっても要望に応じて積極的に連携を行うとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)