コクヨが、健康経営銘柄2025」に初選定
コクヨは、健康経営に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「健康経営銘柄2025」に初選定されたことを2025年3月12日(水)に発表しました。また、コクヨ株式会社と、コクヨグループでオフィス通販を行う株式会社カウネットは、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人 2025(ホワイト500)」に7年連続8度目、コクヨグループのコクヨマーケティング株式会社が「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に6年連続で認定されたとしています。

同社によると、健康経営銘柄は、東京証券取引所に上場している企業で、従業員などの健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践する企業の中から、健康経営の取り組みが特に優れた企業を選定する取り組みで、同社は今回選定されたといいます。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議(※)が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度で、弊社は規模の大きい企業や医療法人等を対象とした「大規模法人部門」において認定されたとしています。
<参考>
■ コクヨ健康経営(Well-beingの向上)の体制・取り組み
ヘルスリテラシー向上を目的に、働く世代に影響の大きい女性特有の健康課題と生活習慣病予防対策のイベントを実施したといいます。全社朝礼での健康課題発信には1600名以上が参加し、女性の健康課題をテーマとした産業医によるセミナーには延べ400名を超える社員が参加したとしています。産業保健スタッフと協力し、これらの取り組みを通じて、全社的に健康への興味・関心が徐々に高まっていると感じているとしています。
■ 働き方改革と人材マネジメント
Well-beingを働きやすさ、関係性の質、働きがいで構成されるものと捉え、その向上に取り組んできたといいます。具体的には、リモートワークと出社の選択制導入、部門を超えた人間関係づくりイベント開催、1on1の型や仕組みの整備や業務フォローアップ活動での伴走型マネジメント改革による残業時間の大幅削減、有給休暇取得の促進などを実施したとしています。その結果、3年間でエンゲージメントスコアが4ポイント上昇し、業務負荷やストレス反応の項目も7ポイント改善されたといいます。これらの取り組みにより、従業員の生産性向上に明らかな効果が表れているとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)