コクヨ、「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」を提供開始
電子帳票配信システム「@Tovas」と基幹システムのシームレスな連携を実現
多様な基幹システムとの連携で帳票業務のDX化をサポート
コクヨは、コクヨが提供する電子帳票配信システム「@Tovas(アットトバス)」と、アステリア株式会社提供のデータ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」とのシームレスな連携を実現する「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas(アステリア アダプター フォー アットトバス)」を、鈴与シンワート株式会社と開発し、2025年3月6日(木)から共同販売を開始することを同日発表しました。

「@Tovas」は、請求書に限らず納品書・注文書などの帳票を、「WEB」「FAX」「郵送」でお届けできる電子帳票配信システムだといいます。DX・ペーパレスが進む中、近年需要が増加しているとしています。
この度提供を開始した「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」は、アステリア株式会社が提供するデータ連携ツール「ASTERIA Warp」と連携した基幹システムなどで生成したあらゆる帳票・機密情報データを「@Tovas」と連携することができるアダプターオプションだといいます。「ASTERIA Warp」の強みである多様な基幹システムの連携が「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」でも可能になり、多様な基幹システムのデータを取引先に送信し、シームレスな企業間取引を実現できるとしています。
さらに、企業の帳票業務のデジタル化と自動化をサポートしてきたコクヨと、「ASTERIA Warp」の導入をはじめITサービスの提供やシステム開発を手がけてきた鈴与シンワートが連携することで、「ASTERIA Warp」の連携、販売パートナー各社と共に業務のDXを実現したい顧客に、新たなソリューションを提供していくとしています。
【「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」の特長】
「@Tovas」との連携における下記の連携機能をアダプターとして提供
「@Tovas」のAPIの仕様やプログラム知識は特に必要なく、連携が可能です
コンポーネント(連携内容)一覧

【提供価格】
サービス名:ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas
提供価格:サブスクリプション版(月額利用料): 15,000円(税抜)
製品版(ライセンス料) :300,000円(税抜)
製品版(保守費用)(年額): 45,000 円(税抜)
備考:詳細は、別途御見積り。別途、初期導入費用が必要す。
対応バージョン:2406、2412
【アステリア株式会社 エンドースメント】
コクヨ株式会社が提供する「@Tovas」は、電子帳簿保存法の改正や郵便料金の改定に伴い、帳票や請求書の電子化が求められるなかで、お客様のDXを実現するために重要な基盤となるサービスです。これまでASTERIA Warpとの連携にはAPIの知識が必要であり、ユーザーの活用までに障壁がありました。
この度、鈴与シンワート株式会社よりリリースされた「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」を利用することにより、専門的な知識がなくてもノーコードで「@Tovas」と他システムを簡単に連携することが可能となります。今後も3社で連携し、より多くの企業のDX推進や業務効率化を支援してまいります。
アステリア株式会社 常務執行役員 熊谷 晋 氏
【参考】
@Tovas(アットトバス)は、請求書や納品書・注文書などの帳票PDFデータをアップロードするだけで、「WEB」「FAX」「郵送」で届けることができる電子帳票配信システムだといいます。
@Tovasの全データの通信は、SSL(通信を暗号化する仕組み)によって暗号化されており、
ウイルスチェックも実施しているとしています。インターネット回線を活用しながらも、セキュアな送受信環境を実現し、コクヨならではの安心で安全な配信インフラで大切なファイルを届けるとしています。
ASTERIA warp
『誰でも、 もっと ASTERIA Warp(アステリア ワープ)』をコンセプトに、専門的な知識がなくても利用できるノーコードで設計開発行うことで、様々なシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現する18年連続国内シェアNo.1のデータ連携ツールだといいます。
鈴与シンワート株式会社
鈴与シンワートは、鈴与グループ唯一の上場企業として大規模情報システムの開発、物流ITコンサルティングサービス、人事・給与・会計などの業務ソリューション及びアウトソーシングの提供、そしてデータセンター&クラウドサービスを展開しているとしています。
本件においては、「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」の開発に加えて、保守のおよび要望に応じて、「ASTERIA Warp」の導入や基幹システムとの連携に必要なシステム開発なども担当するとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)