カリモク家具、 オカムラ運営のメタバース用企業公式 3D データ販売サイト「RoomieTale(ルーミーテイル)」にカリモク 60 のデータを提供
すべてが安全かつデータが軽い高品質な家具で「バーチャルで人が活きる」場づくりをサポート
カリモク家具は、株式会社オカムラが取り組むメタバースに関する事業に賛同し、株式会社川島織物セルコン、エレコム株式会社とともにオカムラが運営する「RoomieTale(ルーミーテイル)」に企業公式 3D データを提供したことを2025年1 月 31 日(金)に発表しました。同社からは「カリモク 60」ブランドの人気アイテムをデータ提供、4 社の製品 3D データ 10 アイテムは 1 月 31 日(金)から株式会社オカムラにより発売されるとしています。

メタバースはインターネット上に構築された 3 次元の仮想空間だといいます。メタバースのユーザーは、アバターと呼ばれる自分の分身を操作して空間内の移動や他のユーザーと交流をすることができ、言語や距離、年齢、性別、身体的・精神的ハンディキャップに関係なく世界中のあらゆる人々が集い公平なコミュニケーションが可能だとしています。また、多くのメタバースプラットフォームでは、ワールドと呼ばれる多種多様な仮想空間をユーザーが自ら制作することができるといいます。仮想空間には、3D 素材のインテリアを配置できますが、データが軽く質の高い 3D 素材を自作するにはスキルと手間がかかり、購入するには市場に少ないのが現状だとしています。
今回、製品の製造過程で使用する既存の緻密な 3D データをメタバース空間に最適化し、データが軽く質の高いデジタル家具を実現したといいます。造形だけでなく、機能、オプション、カラーバリエーションなどの細部についても現実の製品を再現しているとしています。
同社はデザイン感度の高い層に人気かつデザイン・世界観が確立されている「カリモク 60」ブランドの 3D データを企業公式として「RoomieTale(ルーミーテイル)」に提供、メタバース空間へロングライフデザインの家具アイテムを投入することで、より幅広い年代へ向けたブランド認知の拡大、新たな価値創造とともに、出品企業同士、ユーザーとのコミュニケーションを期待するとしています。
RoomieTale(ルーミーテイル)内で 1 月 31 日(金)発売の企業公式 3D データ

・オフィスシーティング「Finora(フィノラ)」(オカムラ)
・オフィスシーティング「Sylphy(シルフィー)」(オカムラ)
・オフィスデスク「REGAS(リーガス)」(オカムラ)
・カーテン&マルチクロス「ダイスキスイカ」(川島織物セルコン)
・ブランケット&クッション「エデンデダンス」(川島織物セルコン)
・ゲーミングマウス「VM600PE」(エレコム)
・ゲーミングキーボード「VK720A」(エレコム)
・ゲーミングキーボード「VK600A」(エレコム)
・ゲーミングヘッドセット「HS-VH300BK」(エレコム)
・ソファ「K チェア」(カリモク家具)
同社提供の公式 3D データ カリモク 60 ブランド「K チェア」カラーバリエーション

【Preset 9 Colors】
・スタンダードブラック × ウォールナット
・モケットグリーン × ウォールナット
・タープグリーン × ウォールナット
・タープブルー × ウォールナット
・マスタードイエロー × モカブラウン
・ミストグレー × ピュアビーチ
・ブラックブラック × マットブラック
・グリーングリーン × モスグリーン
・ブルーブルー × インディゴブルー
【mini】
・スタンダードブラック × ウォールナット
・モケットグリーン × ウォールナット
・ブルーノピンク × ウォールナット
1 セット(2 シーター、1 シーター、ミニを含む) 価格:2,060 円(税込)
カリモク 60
1960 年代、日本にマーケティングという概念が今のように浸透する以前、日本のメーカーは自分たちが作り、提案したい「世界に通用するスタンダード」を情熱を込めて作っていたといいます。この頃に誕生した商品には、シンプルで品質がよく普遍的なものが多くあるとしています。しかし、時代の激流の中で、また消費の多様化により次々と生み出される「新商品」に埋もれ、そのほとんどが廃番になったといいます。
「カリモク 60」は、そんなすばらしい家具を単に「ブームとしての復刻」ではなく、その商品に込められた企業のものづくりへの思いとともに掘り起こす、「ロングライフデザイン」のブランドだといいます。変わり続ける時代だからこそ、変わらない価値、変わらないデザインと生活する。時代を超えるデザイン。それがカリモク 60 だとしています。
(画像はカリモク家具様より頂戴しました)