カリモク家具、「CAP Chair」を発売

トラフ建築設計事務所がデザイン

カリモク家具は、座面が回転する木製チェア「CAP Chair」の受注を開始することを2024年10月29日(火)に発表しました。
トラフ建築設計事務所がデザインしたCAP Chairは、2018年、小石川で開催された「architects meets karimoku」にてプロトタイプを発表したといいます。その後、構造の改善やデザイン改良を経て、この秋完成、受注を開始するとしています。

CAP Chairは、木製チェアでありながら椅子本体に回転機構を備えていることが特徴だといいます。そのため、着座時に椅子を引くことなく座れ、そのコンパクトな動きはホームユースでも、ワークスペースと言った公共の場でも幅広いオケージョンにフィットするとしています。
その名前の通り、背板がキャップ(帽子)のツバの様な形をしており、脚部と座面下をオーク材のナチュラルな色に仕上げたことで、よりキャップの形が浮かび上がる様にデザインされたといいます。また、背板や椅子の座面より上部の塗装色と座面のファブリック色の組み合わせを、ファッションとしてキャップを選ぶ様にセレクトができ、自分だけのCAP Chairをカスタマイズできるとしています。
トラフ建築設計事務所とカリモク家具のコラボレーションから生まれた、新しいCAP Chair。自宅などのプライベート空間だけでなく、オフィスにもアットホームな心地よさをもたらすとしています。

CAP Chair

製品名:CAP Chair (キャップチェア)
デザイン:トラフ建築設計事務所
塗装色:GRAY / BLACK / GREEN / BLUE / YELLOW
主材:ナラ
サイズ:W420 x D450 x H660 x SH465
価格 :¥109,890~ (税込)

CAP Chairはトラフ建築設計事務所とカリモク家具のコラボレーションから生まれた、回転機構を備える木製チェア。オフィスにアットホームな心地よさをもたらすだけでなく、そのコンパクトな動きは自宅のワークスペースにもフィットするといいます。カラフルな背板と座面のファブリックの組み合わせを楽しむことができるとしています。

About Display At Showroom

東京・西麻布に10月26日(土)にオープンするカリモク家具の新しい施設「KARIMOKU RESEARCH CENTER」 にて、CAP Chairの全カラーバリエーションを展示しするといいます。色合いや回転椅子の機構を実際に確認、試すことが可能だとしています。また、通常のカラーバリエーションに加え、特殊な塗装を施した特注モデルも展示し、カリモク家具の高度な塗装技術をみることができるとしています。

「KARIMOKU RESEARCH」始動のプレスプレビューにあわせCAP Chairの製品説明も実施

2024年10月25日(金)には、「KARIMOKU RESEARCH」始動のプレスプレビューとオープニングパーティが開催され、「KARIMOKU RESEARCH CENTER」2Fライブラリースペース「THE MATERIALS LAB」において展示されたCAP Chairについてトラフ建築設計事務所の鈴野浩一氏が製品説明を行いました。

製品説明を行う鈴野氏

トラフ建築設計事務所

鈴野浩一(すずの こういち)氏と禿真哉(かむろ しんや)氏により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など活動は多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいるといいます。2015年「空気の器」が、モントリオール美術館において、永久コレクションに認定。2011年『空気の器の本』、作品集『TORAFU ARCHITECTS 2004 - 2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス』 ( ともに美術出版社 )、2012年絵本『トラフの
小さな都市計画』 (平凡社)、2016年『トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト』(TOTO出版)を刊行。

(画像は一部カリモク家具様より頂戴しました)

Follow me!