オカムラ、オカムラグランドフェア2025を開催

コンセプトは「集うだけがオフィスの価値か。」

オカムラは、11 月 12 日(火)から東京・千代田区のオカムラ ガーデンコートショールームで「Okamura Grand Fair 2025(オカムラグランドフェア 2025)」を完全招待制で開催。

オカムラグランドフェア 2025開催の様子

「オカムラグランドフェア 2025」は、「集うだけがオフィスの価値か。」がコンセプト。
同フェアでは、オフィスへの出社が増えている状況の中、単純に集うだけではなくオフィスに集まるからこそ生み出される価値を「組織を強くすること」と考え、「集うだけがオフィスの価値か。」をコンセプトとし、組織を強くするための環境づくりを提案したとしています。
チームが能力を最大限発揮する場、役員と従業員の開かれた交流の場、リチャージしネットワークを広げる場など強い組織づくりをサポートする環境を紹介。社内外のコミュニケーションを促進するラウンジファニチュアや製品開発におけるサステナビリティの新たな考え方などを発表・展示しました。

記者発表会・記者内覧会を開催

2024年11月11日(月)には、記者発表会・記者内覧会を開催しました。

中村社長が冒頭の挨拶

記者発表会の冒頭、挨拶に立った同社代表取締役 社長執行役員 中村 雅行 氏は
「当社グループは、パーパスである「人が活きる社会の実現」に向け、「豊かな発想と確かな品質で、人が活きる環境づくりを通して、社会に貢献する。」をミッションとして、オフィス、教育・医療・研究・商業施設、物流センターなど、さまざまなシーンにおいて、クオリティの高い製品とサービスを提供することに努めております。企業価値のさらなる向上と社会課題の解決に取り組み、すべての人々が笑顔で活き活きと働き暮らせる社会の実現を目指しております。
また、「人が活きる社会の実現」に向けて重要課題を特定し、4つの分野で取り組みを推進しています。
「責任ある企業活動」を経営基盤とし、「従業員の働きがいの追求」によって一人ひとりが働きがいを感じるとともに、「地球環境への取り組み」を実践することでサプライチェーン全体を通じて環境負荷を低減していきます。事業活動を通じて「人が活きる環境の創造」を実践することにより人が活きる社会の実現に貢献します。
昨年2023年3月期から2026年3月期までの3カ年を対象とする中期経営計画2025を策定して新たな需要の創出を目指した変革に取り組んでいるところです。本年がちょうど2年目になります。

挨拶を行う中村社長

出社回帰の波

まずオフィスを取り巻く環境について申し上げます。コロナ禍を経ましてハイブリッドワークがほとんどの企業で普及し、定着しました。これが一つの日本企業の働き方の大きな転換点になっていると考えていますが、直近で見ますと出社率がものすごく上がってきたという風に考えております。そういうこともあり、再度オフィスでの働き方といいますか、あり方を見直す動きということが各企業で出始めていると思います。
ご承知のとおり、先日アメリカの大手のIT企業を中心に出社強制といいますか、強制的な出社に切り替えるというような記事が話題になりましたけれども、日本でもその出社回帰の波が起こっていると最近は感じております。

オフィスが持つ一番の価値とは

当社のアンケートで100名以上の企業の正社員3000人へのアンケートですが、週何日出社しているのかというアンケートのよりますと、約6割の企業がすでに週5日出社するという統計が出ております。フルリモートワークは逆に5.6%の企業しかフルリモートワークにならない。業種別でも違うのでしょうが、相対的にいうとやはり出社して仕事をするということが最近の一つの大きいトレンドになっているというふうに思います。
もう一つ、オフィスが持つ一番の価値は何かという質問については、1位が働くことに適した環境が備わっている。次いでチームで仕事を円滑に進められる。組織やチームが同じ目標を共有しやすくなるというふうに答えています。組織を強くすることに価値があるということがこのアンケートを見てもよくわかると思います。
また当社のワークデザイン研究所で経営者にアンケートをいたしました。経営課題として一番重要なことは何かという質問に対して、第1位の答えは人材の育成です。2位が優秀な人材の確保、3番目が従業員の生産性の向上。
また、このオフィスを見直すことで何が期待できるのか。経営課題として何が欠けているのかということについての1位は部門を越えたコミュニケーション。2番目が従業員の生産性の向上。3番目は従業員の健康管理なんですね。
昔からこのコミュニケーションと生産性というのは100年にわたって我々働く人たちの大きな課題でもあります。これが時代とともに形を変え、色々な環境も変わることで色々な形態になってきました。こういうことがオフィスで働く時の大きなポイントになってくるということです。

オフィス投資は人的資本経営そのもの

最近人的資本経営ということを経営者がよくいうようになってました。オフィス投資というのは本当に人的資本経営そのものなのですね。ようするにオフィス投資をするということは従業員に投資をしているという裏返しになっているということだと思います。コロナ禍で自由に集うことができない時代が過ぎて数年経ちますが、改めてオフィスで働く、集まる価値ということが見直されてきたと言うことだと思います。
ただ出社することだけで生産性ですとかコミュニケーションの価値が上がるわけではない。組織の強さとかイノベーションを生み出す場所がやっぱりオフィスなのだという考え方に立つとオフィス改装ということが一つの大きな会社にとっての投資のポイント、重要な課題になってきたということだと思います。

組織を強くするための環境づくりを提案

ということで当社今年のグランドフェアのテーマというのは「集うだけがオフィスの価値か。」ということでテーマを決めさせて頂きました。明日から4日間11月12日から12月4日まで完全予約制で開催させていただきます。
ただ集うだけではなくてオフィスに集まるからこそ生み出される価値を、組織を強くすることを考えて組織を強くするための環境づくりを提案させていただきます。チームが能力を最大限発揮する場であり、役員と従業員の開かれた交流の場であり、またチャージしネットワークを広げる場にしたいとそういうことでこれからの強い組織ができていく。そのサポートをする環境づくりを提案させていただきたいというふうに思います」などと述べました。

眞田本部長がコンセプトと新製品の説明

続いて
同社執行役員 オフィス環境事業本部 マーケティング本部長 眞田 弘行 氏が、オカムラグランドフェア2025の展示コンセプトおよび新製品の説明を行いました。

コンセプト説明を行う眞田本部長

眞田氏は主に、今回のフェアのコンセプトと、同時にリリース発表した製品の「複数人で社内外の人とオープンに交流するラウンジスペースにおいて、関係性構築のきっかけとなる新たな交流を促すラウンジファニチュア2種を発売」、「サステナブルな製品開発を加速させる考え方「カーボンニュートラルデザイン」を策定」、ワークブース「TELECUBE by OKAMURA」シリーズの新サイズ4~6人で使用できる多人数用を発売」を中心に説明を行いました。

新製品説明の模様

コンセプトは「集うだけがオフィスの価値か。」

眞田氏は、
「今回のグランドフェアのコンセプトは「集うだけがオフィスの価値か。」
コロナ禍を経て世の中の企業の出社率が再び非常に上がっている状況。その中で経営課題の解決や、オフィスの移転並びに改装時の課題としてあがってくるのがワーカー同士もしくは役員を含めたコミュニケーションの質の向上といわれています。さらに、ワーカーにとって重要なこととしてよくあげられることが快適な職場であるとか、チームの仕事のしやすさです。組織の一体感、そんなところに重きをおいてオフィスの価値であるというふうに言われております。
これらの要素を導き出すために、オフィスに集まることの価値は何なのか。ということをオカムラとしては考えています。
単純に集まるだけではなく、集まるからこそ生み出される価値こそが意味がある、と言うふうに考えていまして、働く人のことを働く環境から強くするサポートをしたいと思っております。

コンセプトは「集うだけがオフィスの価値か。」

強い組織をつくる成長のダイヤグラム

先ほどの中村社長からもお話がございました経営課題の中で、人材の育成でありますとか、また優秀な人材の確保が重要だと言うことが経営課題になる中で、オカムラは存分に能力を発揮できるオフィス環境について調査・分析をしました。その結果から生み出されたことがこの強い組織をつくる成長のダイヤグラムです。
議論して、実際に手を動かして仕事を回していく「CHALLENGE」。そして経営戦略を立て現場を指揮し状況に合わせて適切な指示を行う「STRATEGY」。そして3つ目、行き詰まった時にひと息つき、仲間を集めて意識を高め合う「RECHARGE」。この3つが絶え間なく連動することで組織が強くなり成長していくと当社は考えております。
今回オカムラは、この強い組織への成長ダイヤグラムを基にショールームの展示を構成して、お客様に環境づくりのヒントを提案していきたいと思っております」と述べました。

強い組織をつくる成長のダイヤグラム

ラウンジ空間向けの2つの新製品シンフォニアとクラーク

さらに眞田氏はラウンジ空間向けの2つの新製品、ラウンジテーブル「Symphonia(シンフォニア)」とソファシリーズ「CLARK(クラーク)」の説明を行いました。





「この2製品は社内外の人とのコミュニケーションをとる空間に使われる製品で、特に社内においては、強い組織をつくる「STRATEGY」というように、役員とワーカーが交流する場にもこの製品が使われると思っています。社内も社外も上質な空間設定が求められるのがラウンジ空間で、特に最近は内装に凝った仕様になるケースがたくさんあります。そのような空間に核として調和をしてコミュニケーションがとりやすい形状、そして顧客要望の特注に応じて柔軟な対応ができるということもこういった家具シリーズでは重要なことだと思っています。

シンフォニア

ランジテーブルのシンフォニアは、ラウンジ向けのテーブルとして非常にデザインがこだわったところです。
まず、特徴的なのはこの脚形状だと思っています。非常に大きめの曲線を取り入れた非常に存在感を持った製品でございまして、ラウンジスペースの象徴的な製品として、非常にデザインされたラウンジテーブルが必要だということで今回の開発に至っています。気軽な交流とか偶発的な出会いを目指すようなデザイン的な工夫がなされております。特長的なのは、木の葉の形状をしている天板で、こういった形状にすることによって自然と向き合う人が互い違いに座るような仕掛けを考えています。正対するとどうしても緊張感が増すようなシーンもありますので、こういった形で関係の浅い人でも気兼ねなく座ってコミュニケーションを促すようなことを天板の形状で仕掛けております。

シンフォニアの展示

このかたちの形状というのは非常にR面を強調しておりますので、少しそのテーブルのそばを歩いた方も気楽にあのテーブルに近寄ってそこに座っている方とコミュニケーションが取れる、そのような偶発的な出会いを促すような仕掛けをデザインの中に取り込んでおります。
さらに今回デザイン性が非常に高いということを先ほどから強調させていただいておりますけれども、天板や脚に使う表面材も少しこだわっていまして、今回は人工大理石ですとか初めて石目のメラミンの採用というところも標準品として取り組ませていただいております。特にこのリブ脚タイプみたいなことが内装に使われている素材を家具に展開するというところが非常に内装とマッチした、そういった製品の仕上がりになっているのがこのシンフォニアです。                               

【シンフォニアの詳細はこちら】

クラーク

2つ目のソファシリーズ「クラーク」はシンフォニアと同じくラウンジの空間に設置されるソファですが、従来あったオフィス家具であるロビーチェアですとどうしてもカチカチとした張りあがりとか、デザイン特徴になりますけれども、非常に柔らかいクッションのような張りあがりを特徴とした製品でございます。またソファの座る部分だけではなく、ブックシェルフだとかプランターなどをこのソファシリーズの中に一体としてデザイン表現することができております。非常に空間としてもポイントになるようなシリーズ。それがクラークございます。

クラークの展示


やはり座り心地が柔らかいということで、チームでこれから働いていく中で例えばちょっと議論が息詰まるようなところはこういったソファシーンのところへ移動して非常にリラックスしていただくようなことを考えております。そのためにも座面もまっすぐなものではなくて1/4円みたいなコーナーのソファ座面も用意して、少し角度をつけてチーム内で会話ができたりします。そういったことも仕掛けとして考えられているのがクラークと言う製品の特長でございます。
ヴァリエーションでは、通常使われるベーシックな形のほかに、例えば両肘タイプのようなものはロビーチェアとしてもお使いができますし、色々なラウンジスペースだけではなくて、レセプションエリアやロビーなど色々なところに形を変えて使われるところがクラークの製品特長であると思います。                                     

【クラークの詳細はこちら】

「TELECUBE by OKAMURA」の品揃えを追加

続きまして「TELECUBE by OKAMURA」の品揃え追加につきましてですが、これまでテレキューブという製品自体が床面積規制が3㎡というものがございましたけれども、一つこの規制が緩和され、今回6㎡まで広げたサイズが製造し、そしてお客様への設置が可能となりました。3㎡から6㎡に変わったということで、これまで2人ないし4人までが使用人数の限界でしたが、4人もしくは6人まで使えるというところで単にWeb会議で使うだけではなくて、例えばミーティングであるとか、雑談、リフレッシュ、ペアワークその他この中で立って働くということまでもできるようになりましたので、より一層ワーカーに合った働き方が提案できるのではないかというふうに考えています。 

                   

「TELECUBE by OKAMURA」の多人数用

【「TELECUBE by OKAMURA」の品揃えを追加の詳細はこちら】

「サステナブルな製品開発における「カーボンニュートラルデザイン」」の考え方について

最後に「サステナブルな製品開発における「カーボンニュートラルデザイン」」の考え方につきましてですが、製品の原材料調達から製造、販売、使用、廃棄までの全体でCO2の排出量を最小化するという考えを目指していくというものです。オカムラのサステナビリティのことについてご報告を申し上げますと、当社グループは、2050年カーボンニュートラルを目指しますと言うことを宣言しております。まさに全社を挙げてそこに活動しているわけでございますけれども、オカムラ独自の取り組みでございますが1997年からグリーン・ウェーブという独自の活動を進めておりまして、この左側にございますサーキュラーデザインという概念を2021年に発表して製品開発、販売、製造すべてにおいてこのサーキュラーデザインを元に企業活動を行っているところでございます。その翌年2022年にはカーボンセットプログラムと言うことをはじめまして、製品が出すCO2の排出量ということを公表し、同意を頂いたお客様にはこういった形でカーボンオフセットプログラムに参加していただいてCO2削減活動に参画していただいているというのが現状でございます。

グリーン・ウェーブの展示


この「カーボンニュートラルデザイン」というのは、改めてというところもありますが、いまオカムラとしては、各製品のCO2排出量の計算が済んだところです。ここから減らす方向に大きく製品開発の舵を大きくきっていきたいと思います。より一層CO2の少ない材料を優先的に使って、製品から排出するCO2をどんどん減らしていく。それを発表することによって、この考えに賛同いただくお客様ですとかまた応援いただくお客様へアピールして行きたいというふうに思います」などと述べました。

【「サステナブルな製品開発における「カーボンニュートラルデザイン」」の考え方についての詳細はこちら】

森田ワークデザイン研究所長がワーカーの成長とオフィス環境の関連性についての調査・研究データの公開について説明

続いて
ワーカーの成長とオフィス環境の関連性についての調査・研究データの公開について
同社オフィス環境事業本部 働き方コンサルティング事業部 ワークデザイン研究所長 森田 舞 氏が説明を行いました。

ワーカーの成長とオフィス環境の関連性についての調査・研究データの説明を行う森田所長

森田氏は「当社は、1980年から働き方や働く空間に関する研究機関を立ち上げております。こちらで調査研究を続けて今にいたります。昨今働き方の変化そういったものへの対応ですとか経営課題への解決、そういったものがオフィス環境の整備によってできるのではないかということで注目が集まっております。
私共の研究所にはこれに対する様々なプロフェッショナルが在籍しておりましてオフィス環境を整えるためのヒントとなるさまざまなエビデンスを皆様に発信をしていく、そういったことを行っております。
皆様のお手元に本日こういった冊子の方をお届けしていると思います。(「KNOWLEDGE WORKDESIGN REVIEW2024」)こういった冊子がペーパーマガジンでの皆様への情報発信ですとか、WEBマガジンでのエビデンスのご紹介、そういったものがその代表例です。


今回は良いオフィスで働くこと、それがオフィスでのワーカーの成長を促進するのではないかということを仮説として持ちまして、ワーカーの成長という言葉に焦点を当てて調査・研究を行いました。その研究成果を取りまとめた冊子がこちらの冊子でございます。今回紹介しているトピックスは、

仕事を通じて自分自身が順調に成長していると感じているワーカーは6割以上。
自分自身の成長を実感しているワーカーの9割は、良いオフィスで働くことが成長に良い影響を与えると思っている。
オフィス環境の整備が仕事をスムーズ※1に行うために役立った経験がある人は約5割。管理職、一般職ともに、集中できる環境が仕事のスムーズさに最も影響を与えている。
優秀なワーカー※2は、空間に余裕があり、開放的で整理整頓がなされているオフィス空間を好む傾向がある。

こちらの4つがトピックスとなっています。
1つ目のトピックスは、仕事を通じて自分自身が順調に成長していると感じているワーカーは、6割以上いるということがわかりました。成長していると思う理由については、「業務の幅が広がったと感じているから」が最も多く48.5%、次いで「十分な評価(昇給や昇格など)が得られているから」が29.7 %、「担当業務の難易度が年々あがっているから」が27.3%になっています。
2つ目のトピックスはオフィス環境が成長実感に与える影響になります。成長していると自分自身も思うことそちらを成長実感というふうにおいております。成長実感別に分析をしてみたところ成長していると感じているワーカーの9割は良いオフィス環境が成長実感に影響を与えていると考えています。一方で成長していると感じていないという方に関してはその割合が約6割という形でした。オフィス環境と成長の実感というものについては少なからず関係があるというふうに考えております。


3つ目のトピックスのオフィス環境の整備が仕事をスムーズに行うことに与える影響というものを調べたものになります。なおこの研究ではスムーズという言葉を仕事が滞ることなく個人、職場として求められる成果を上げることができている状態というふうにおいております。
仕事がスムーズに進められるようになると自分の成長を実感できると8割以上のワーカーが回答していることが分かっております。成長を実感することそういうことに仕事のスムーズさというものが非常に大きな影響を与えているのではないかというふうに私たちは考えております。さらにこちらのグラフにあります通り仕事をスムーズに行うためにオフィス環境の整備が役立つかどうかということをしたところ5割の方が役立つと回答しております。そしてその仕事のスムーズさに良い影響を与えた経験、どういった経験がありましたかと言うことを自由記述で回答をしていただきました。その自由記述の内容をテキストマイニングという手法を使いまして単語を抽出しそれを分析したものというのがこちらの図になっております。左側が管理職、右側が一般職の方の理由です。どちらの方も集中できる環境というものがすごく大きく現れております。

特に管理職の方の場合ですが、集中できる環境をもっと詳しく分析をして行きますと、個人で集中ができる環境ということに加えてプロジェクトルーム、そういったチームで集中できる環境、そういったものが良い影響を与えているという回答している方が非常に多く見られました。
そして4つ目のトピックス。優秀なワーカーが好むオフィス空間の特徴というものになります。この研究はワーカーの好むオフィス環境というものがどういうものなのか、そういうものを探りたい。そういった思いでワーカーの優秀さと環境というものの関係を調べた研究になっております。この研究では優秀なワーカーというものの基準をつくっております。自己評価、客観的評価とともに過去の研究データ等を含めましてどういった特徴があるのかという相関分析をかけております。その分析の中で今回はジョブクラフティング、自ら工夫しながら働く行動というものに優秀さの基準をおきました。その頻度の平均点で高低というものを分けております。
こちらの図が自分が好む自席周りの広さ、素材、デザインなどの特徴について聞いたものになっておりますが、その中の管理職のグラフになっております。赤い枠で囲っている部分がより差があるということです。濃いグリーンの方が優秀さの高い方。薄いグリーンの方が優秀さの低い方というかたちになっています。有意に差があるということがわかります。そして同様に一般職の方のグラフを見ましても同じように有意な差があるというのがございます。
管理職、一般職ともに共通するものとして余裕、解放感、周囲の人、整頓という項目があがってまいりました。その結果としまして優秀なワーカーは空間に余裕があり、開放的で整理整頓がなされているオフィスを好む、そういった傾向があるということがわかっております」などと述べました。

【ワーカーの成長とオフィス環境の関連性についての調査・研究データの公開についての詳細はこちら】

オフィスツアーを実施し新製品を説明

その後、説明された製品が実際に展示されているエリアに移動し、同社オフィス環境事業本部 マーケティング本部 ワークプレイス製品部長 白井 秀幸 氏が、それぞれの製品について再度説明を行いました。

製品説明を行う白井部長

オカムラグランドフェア2025のデモンストレーション

オフィスツアーにおいては、コンセプト動画の上映なども行われました。

オカムラ、オカムラグランドフェア2025概要

コンセプトは「集うだけがオフィスの価値か。」

同社は、集まることの価値とは「組織を強く」することだといいます。
その背景となる考え方として
1企業によって経営課題はさまざまだが、「組織を強くしたい」という想いは、どの企業にも共通。
2「オフィスに集まる」行為に意味があるのではなく、「集まるからこそ生み出される価値」に意味がある。
として、同社は環境から組織をサポートするといいます。
そして、同社が考える「強い組織」へのダイヤグラムとして
「CHALLENGE」躍動:議論する、生み出す、研鑽する
「STRATEGY」 戦略:時代を読む、判断する、未来を描く
「RECHARGE」 補給:意識を高める、仲間を増やす、回復する
を提示。

「強い組織」へのダイヤグラム

「CHALLENGE」は議論したり、作業したり、実際に業務を推進していく現場での『Challenge』

チームの一体感を醸成する
チームで集まり、連動して働くためのグループアドレス。コミュニケーションのしやすさ、集中しやすさ、それぞれのバランスが取れた、 メンバーが協働することに最適化されたレイアウトだといいます。
議論して生み出すことを支援する
アイデアを出し発信する。そのアイデアを研ぎ澄まし、具現化する。そんな実践の積み重ねが組織を強くする。考えを錬磨しながらカタチにするための、議論のしやすさと、作業のしやすさを重視する必要があるとしています。
少数精鋭で働くことを支援する
クイックに打ち合わせをしやすい環境は、効率を高め、ポジティブな効果を生み出すといいます。
小さなチーム単位で機能的なコミュニケーション空間を設置する、チームのためのオフィスの提案だとしています。


「STRATEGY」は状況を把握し、迅速に戦略を立て、広く浸透させる『Strategy』

メンバー全員で戦略を立てる
経営層、マネージャー、一般社員が一緒になって情報を共有し、吟味する。オフィスの中心にブリーフィングのためのエリアをつくり、全員の英知を結集させるといいます。
経営層・マネージャーを近い存在に
現場と経営層、マネージャーの垣根を無くすことで状況把握が早くなり、判断が的確になるといいます。役員室、役員エリアをもっとオープンに、シームレスにする提案だとしています。
自分たちのこれからの姿を共有する
経営戦略の社員への浸透は、企業の未来を、そして、そこに至るロードマップを示すことに他ならないといいます。職階や立場を超えて気兼ねなく会話できるサロンのような空間が必要だとしています。


「RECHARGE」は、行き詰った時、ひと息つきながら意識を高める『Recharge』


次の仕事に備え、整える場
全力で仕事をしていると、疲れを忘れがち。次の仕事へのすき間に、上質なもてなしの空間やカジュアルなカフェ空間で体力・気力を回復させる機会が必要だといいます。
気軽な会話で仲間を増やす  
お茶を飲みながら、ランチを一緒にしながら仲間が仲間を紹介し合う。気軽に相談したり、助け合ったりできる関係の人を増やす人脈形成の場だとしています。
自分をとりもどす、マインドフルネスの場
リチャージするだけでなく、気分を落ち着かせリセットすることも大事だといいます。静かで快適な空間に身を置く時間を提案するとしています。
そして
「CHALLENGE」と「STRATEGY」の間には
  ロードマップの提示
  現場の的確なデータ
「STRATEGY」と「RECHARGE」の間には
  資源・資本の投入
  社会的評価の還元
「RECHARGE」「CHALLENGE」の間には
  ネットワークの強化
  イノベーションの資源
があるとしています。

boss[ボスデザイン]の展示

work buddy AIの展示

work buddy AIのデモンストレーションの様子

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