コクヨ、ハイグレードなワークテーブル「SAIBI」シリーズから ラウンジテーブル「SAIBI-LX」を発売

執務・会議空間に適した「SAIBI」「SAIBI-TX」はデザインをリニューアル

コクヨは、ハイグレードなワークテーブル「SAIBI(サイビ)」シリーズからラウンジテーブル「SAIBI-LX(サイビ エルエックス)」を2025年3月から発売。また、現行の「SAIBI」「SAIBI-TX(サイビ ティーエックス)」は、12月下旬からデザインをリニューアルするとしています。

ラウンジテーブル「SAIBI-LX」(左からソロワークタイプ、コミュニケーションタイプ)

商品の概要

2014年に発売したハイグレードなテーブルシリーズ「SAIBI」は、細部までこだわり抜いた機能美が好評を博し、執務空間から会議、役員空間まで広く採用いただいているといいます。モノトーンが特徴の「SAIBI-TX」など、シリーズも拡大してきたとしています。

同社によると、昨今オフィスにおけるラウンジスペースのニーズが拡大していることを受け、「SAIBI」らしい機能美を取り入れたラウンジテーブル「SAIBI-LX」を発売するといいます。
「SAIBI-LX」は、コロナ禍を経て人との心地よい距離感が変わっているという仮説を基に、オープンスペースの中でも周りの人の存在を気にせず、落ち着いてワークに没頭できることを目指して開発したとしています。
有機的な造形により、それぞれ心地よい場所に自然に座ることができ、画一的に並んで座ることの多いオフィスの自由度を高めるといいます。また、インクルーシブデザインワークショップを実施し、近づきやすい足元の抜けや電源の使いやすさなど、多くの人にとっての快適性を追求。天板のマテリアルは、現行のメラミンのほかに、無垢材やセラミックなど感性へ響く新たな素材を採用したとしています。
ワークに最適なラウンジテーブルへ、「SAIBI」の新たな挑戦だとしています。

また、「SAIBI」「SAIBI-TX」の価値も強化し、天板のデザインとファブリックのラインアップをリニューアルするといいます。より本物の木に近い質感やマットで温かみのあるカラーなど、グローバルトレンドを取り入れたデザインにより、シリーズ全体がさらに上質に進化するとしています。ほかにもサステナビリティを兼ね備えたファブリックの拡充など、常に先のトレンドを見据えてチャレンジしてきた「SAIBI」シリーズとしての強みを再強化するとしています。

発売日・価格

発売予定:「SAIBI」「SAIBI-TX」リニューアル2024年12月下旬、「SAIBI-LX」2025年3月下旬
メーカー希望小売価格(消費税抜):「SAIBI」独立テーブル355,000円~
「SAIBI-LX」ソロワークタイプ1,296,000円~、コミュニケーションタイプ341,000円~

ラウンジテーブル「SAIBI-LX」の特長

(1)ワークに没頭できる、人との心地よい距離感

ソロワークタイプは、有機的なアウトラインと脚部のインセット、レイヤード天板の工夫によって着座位置や人との距離感をランダムにし、前の人の目線を軽減することでワークに没頭しやすい状態をつくるといいます。また、どの位置からでもアクセスしやすい電源をレイヤード天板下に搭載しているとしています。
コミュニケーションタイプは、異なる高さやサイズのテーブルを組み合わせることで、目線や角度の違いが生まれ、心地よくコミュニケーションが行えるという点がポイントだといいます。ソロワークタイプと同じく、着座位置が限定されず隣の人との距離感を調整しやすいラウンド形状の天板を取り入れているとしています。
また、開発の工程で多様な人との対話を重視したコクヨ流のインクルーシブデザインのプロセス「HOWS DESIGN」を取り入れたとしています。

左からソロワークタイプ、コミュニケーションタイプ

(2)ストレスフリーな下肢空間

ソロワークタイプは、両サイドの脚のみで自立する最長幅4,000㎜の広い下肢空間を実現したといいます。脚内に配線機能を内包し、配線が露出しないよう配慮しているとしています。
コミュニケーションタイプは、脚内配線の機能に加え、組み換えによって3段のレイヤードから2段、1段のテーブルにまで多彩なバリエーションへ変更ができる設計になっているとしています。

(3)厳選したマテリアル、ディティールの美しさまでこだわったデザイン

新たなコンセプト“Resonant Luxe(レゾナント リュクス)”のもとにつくり上げたデザインは、「上質なマテリアルと造形が響き合う空間が非日常感をもたらし、心が落ち着く。それは、新たな発想を生む広く深い思考へとつながっていく」。それがコンセプトに込めた想いだといいます。天板のマテリアルは、現行シリーズと同じメラミンのほかに、リノリウムや突板、無垢材、セラミックなど、従来のオフィス家具には珍しいより感性的な素材を採用することで、温かみや手触り感を加えているとしています。

「SAIBI」「SAIBI-TX」のリニューアル

「SAIBI」の天板は、より本物の木に近い質感の素材を3種類、「SAIBI-TX」の天板は、マットで温かみのあるカラーの素材を1種類取り入れて、リニューアルするといいます。ファブリックは、デンマークのテキスタイルメーカー・Kvadrat社からデザインとサステナビリティを両立する新作の 「Re-wool 2」「Autumn」と、コクヨよりノートの製造端材を取り入れたオリジナルファブリック「カミカラ」を採用したとしています。
「Re-wool 2」は自社生産するウールテキスタイルから回収したリサイクルウールを45%使用、「Autumn」は100%リサイクルポリエステル製だといいます。「カミカラ」は、自社製ノートなどの製造工程で生じる端材を取り入れた資源循環へのチャレンジと、紙の素材感がほのかに感じられる日本らしい風合いのデザインが特徴だとしています。

左から「SAIBI」「SAIBI-TX」のワークベンチ

(画像はコクヨ様リリースより)

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