コクヨ、「FABRE」と「COODE」をサステナブルにリニューアル
環境に配慮した再生ポリエステル100%のエコ張り地を標準化
コクヨは、タスクチェアー「FABRE(ファブレ)」とラウンジチェアー「COODE(コーデ)」をサステナブルにリニューアルし、12月上旬から発売。

商品の概要
「FABRE」は2020年2月に発売を開始した、軽快なデザインが特長のタスクチェアーだといいます。デスクワークに必要な座り心地と骨盤サポート機能を備えており、耐久性のある弾性糸メッシュにモールドウレタンを重ねた座面構造が、長時間のデスクワークでも常に体を支えるとしています。
「COODE」は2016年12月に発売を開始した、ミーティングに適したデザインと機能のラウンジチェアーだといいます。後方に沈みやすい工夫を施した座面の構造により、安定した姿勢保持と包み込み感の両立を実現したとしています。また風合いのある張り地が柔らかな雰囲気を演出するとしています。
同社によると、サステナブル製品への関心が高まる昨今では、オフィスにおいても、長期的に使用できる製品や環境に配慮した素材を使用した製品への移行が重要だといいます。そこで同社はこの度、タスクチェアーとラウンジチェアーにおいて、サステナブル設計に配慮したリニューアルに取り組んだとしています。
「FABRE」と「COODE」はいずれも、再生ポリエステル100%のエコ張り地を標準化するといいます。またコクヨのノート等を製造する過程で出る端材をリサイクルした張り地の「カミカラ」を選択できるようになったとしています。加えて使用済みのクリヤーホルダーを回収し再資源化した再生樹脂「Loopla(ループラ)ペレット」をチェアーの一部に採用したといいます。併せて、トレンドに合わせて落ち着いた柔らかいカラーバリエーションに刷新するとしています。
また「FABRE」では、廃棄漁網の再生樹脂「REAMIDEⓇ(リアミド)」(*1)を座面のフレームとサークル肘に使用し、再生樹脂100%のナイロンキャスターをラインアップに拡充するとしています。
発売日・価格
発売予定:2024年12月上旬
メーカー希望小売価格(消費税抜):FABRE 101,600円~、COODE 121,000円~
「FABRE」と「COODE」の特長
(1)エコ張り地の標準化
「FABRE」と「COODE」の張り地は、環境に配慮した再生ポリエステル100%の使用を標準化したといいます。優しい色合いでカジュアルな空間からハイグレードな空間まで演出できるとしています。またコクヨのノート等を製造する過程で出る端材をリサイクルした張り地の「カミカラ」への別製対応も可能だとしています。

(2)自社回収リサイクル材「Looplaペレット」の採用
「FABRE」の脚部の一部と「COODE」の背もたれの一部に、使用済みのクリヤーホルダーを回収し再資源化した再生樹脂「Looplaペレット」を採用したといいます。

(3)カラーバリエーションのアップデート
「FABRE」と「COODE」はトレンドに合わせて、張り地を落ち着いた柔らかいカラーラインアップに刷新したといいます。「COODE」の背樹脂タイプはバイカラーで、空間のアクセントにもなるとしています。

(4)ナイロンキャスターをラインアップに追加
「FABRE」は、再生樹脂100%のナイロンキャスターをラインアップに追加したといいます。従来品と比べて毛足の長いカーペット上でも動かしやすいため、よりさまざまな空間で「FABRE」を選べるようになったとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)