イトーキ、同社による「オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社」の空間デザイン事例を公開
壁を大胆に取り払い “Seamless” なコミュニケーションを醸成
グローバル企業の日本拠点の新たなカタチ
イトーキは9月3日(火)、同社の先端的な空間デザイン事例をデザイナー視点で解説するデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」で「オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社」の事例を公開しました。
働く環境のさまざまな壁を取り払う「Seamless」なオフィス
同時例は、天王洲と日本橋の拠点集約による他部門や顧客とのコミュニケーション醸成、ショールームの充実によるグローバル企業の拠点としての訴求力向上がミッションだったといいます。
「Seamless」をコンセプトに、オフィス内の壁を取り払い、回遊性高い動線と余白のある空間づくりを通じて、チーム・部署・会社全体・顧客とフラットにつながれる、新たなセンターオフィス兼開発拠点を目指したといいます。
インテリアの特徴は、温かみのある木を用いた日本らしい意匠、人それぞれの快適さを叶える多様な執務エリアなどだといいます。
また、移転により行き場のなくなったまだ使える中古オフィス家具は海外寄付を行い、SDGsにも貢献したとしています。
概要
クライアント:オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
所在地:東京都品川区
竣工:2023年9月
面積:1,810平米
人数:100人
設計:和田 尚俊 氏
ITOKI WORK-Style Designとは
2023年12月にオープンした、同社が⼿掛けた空間デザインの先端事例をデザイナー視点で解説するデザインギャラリーサイトだといいます。企業価値を高める人的資本経営が注目される中、働く環境の見直しが従業員の生産性やエンゲージメント向上に効果的な施策の一つとして挙げられているとしています。
同サイトでは「Realize(気づく)」をテーマに、オフィスリニューアルを検討中の人たちが「経営理念を体現するオフィス」や「⾏きたくなるオフィス」を実現するためのヒントとなるような各種コンテンツを用意。事例は随時更新予定で、最新オフィスの豊富なビジュアルのほか、担当デザイナーによるデザインコンセプトに込められた顧客の想いやインテリアの解説、個性豊かな同社のデザイナーを紹介しているとしています。
イトーキのオフィス関連事業について
株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしているといいます。
ハイブリッドワークが普及し働く場所や働き方の多様化が進むなか、生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、これからの新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しているとしています。
(画像はイトーキ様リリースより)