イトーキ、製品づくりの新環境配慮型基準“Eco Level”を策定

2024年9月5日 2024年9月5日

office-sanjin

サステナブル活動を活性化

「ITOKI Ecosystem Initiative toward 2050〜自然共生」の一環としてライフサイクル全体での資源循環の実現を目指す

イトーキは、生態系へのネガティブインパクト・ゼロ社会の実現に貢献するため、「気候変動対応」・「資源循環促進」・「サステナブル素材活用」の3つのテーマを軸に、「ITOKI Ecosystem Initiative toward 2050～自然共生」を掲げ、2024年8月27日（火）から特設Webサイトを公開したといいます。

また同時に、同テーマの実行手段の一つとして製品づくりの環境配慮型基準“Eco Level”を新たに策定し公開したといいます。
“Eco Level”では、環境配慮のために同社が大切にしている「温室効果ガスを減らす」「少ない材料で作る／リサイクルする」などの5つの指針を設けているといいます。この指針の元、積極的な環境配慮型製品の開発によって、ライフサイクル全体での資源循環の実現を目指すとしています。

特設Webサイト「ITOKI Ecosystem Initiative toward 2050～自然共生」トップページ
URL：https://www.itoki.jp/special/ecosystem-initiative/index.html

イトーキのサステナビリティ

イトーキグループは、2024年を初年度とする中期経営計画「RISE TO GROWTH 2026」のESG戦略において、生態系へのネガティブインパクト・ゼロ社会実現へ貢献することを目指し「ITOKI Ecosystem Initiative toward 2050～自然共生」を掲げたといいます。このイニシアチブであげる3つのテーマ「気候変動対応」・「資源循環促進」・「サステナブル素材活用」は、それぞれどこかで必ずリンクするものと考えていて、同社はこれらを重点領域として、地球環境保全に貢献するさまざまな事業活動を推進しているとしています。

新環境配慮型基準“Eco Level”

「人も活き活き、地球も生き生き」をビジョンステートメントとし、「働く」を取り巻く様々な課題を「空間」「環境」「場」づくりを通じて解決しているというイトーキグループは、人と地球が今以上に活き活きする世の中を実現するため独自の基準を設けて人にも地球にもやさしい製品づくりを行っているといいます。
そしてこの度、気候変動や生物多様性など環境問題が年々深刻化する中、同社が考える未来の地球のために必要と考える資源循環のための新たな指針として「環境配慮型基準“Eco Level”」を策定したとしています。

イトーキ環境配慮型製品指針

イトーキグループのESG戦略における重点テーマの一つである「資源循環促進」を進化、発展させていくため、「環境配慮型基準“Eco Level”」では環境配慮のためにイトーキが大切にしている「温室効果ガスを減らす」「少ない材料で作る／リサイクルする」などの5つの指針を設けているといいます。

赤文字は各レベルの必須項目
黒文字は各レベルの選択項目（どれか1項目を満たす）
Level Gold はLevel 2までの基準を満たし、かつどれか1項目を満たす
この指針に基づき環境配慮型製品を積極的に開発することでライフサイクル全体での資源循環を進め、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。