オカムラ、一般社団法人技術同友会主催の「第10回女性技術者育成功労賞」を受賞
同社ワークデザイン研究所 所長の森田 舞氏が
オカムラは、オフィス環境事業本部 働き方コンサルティング事業部 ワークデザイン研究所 所長の森田 舞(もりた まい)氏が、一般社団法人技術同友会が主催する「第10回女性技術者育成功労賞」(後援:内閣府男女共同参画局、経済産業省、厚生労働省、国土交通省、文部科学省)を受賞したことを8月20日に発表しました。
「女性技術者育成功労賞」は、産業界における女性技術者の活躍を推進・支援するために、女性技術者育成において顕著な成果を上げた個人および組織を表彰するもので、2014年から実施されているといいます。
森田氏は、大学院で修士課程を修了後、入社し製品企画に従事。博士後期課程進学のため退職、博士号を取得後に同社へ再入社し研究者として活躍していて、2022年からは、働き方や働く空間に関する研究機関であるワークデザイン研究所の所長を務めているといいます。一級建築士の資格を有する自身のキャリアを生かし、各種学会での論文発表やビジネスイベント、講演会での登壇、働き方と空間に関する書籍の執筆などにも取り組んでいるとしています。
また、同社主催の4年間にわたる共創プロジェクト「Work in Life Labo.(ワークインライフラボ)」に、立ち上げ当初からディレクターとして参画し、同社の働きがい改革「WiL-BE(ウィル・ビー)」の基本概念づくりにも尽力したといいます。
これらの活動は、部内の女性社員の博士号取得につながるなど女性技術者の育成に影響を与えていて、女性社員のロールモデルとして女性技術者のキャリア形成を支援するとともに育成に貢献したとして、評価されたとしています。
オカムラグループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの観点から、性別を問わず、一人ひとりの従業員が能力を発揮できる職場環境の整備に努めていて、それぞれの違いや強みを生かすことができるよう、理解を深める施策を実施しているといいます。また、「中期経営計画2025」では「人財育成と働きがいの向上」を経営基盤の強化項目の一つとし、これを実現するため、従業員一人ひとりが未来のキャリアを描き続け多様な経験を通じて成長し続ける「キャリアジャーニー」として、従業員同士の相互理解を基盤に、学び続ける機会や挑戦する機会の整備を行っているとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)