コクヨ、同社グループの温室効果ガス排出削減目標がSBT認定を取得
コクヨは、コクヨおよび連結会社(以下、同社グループ)が掲げる温室効果ガス排出削減目標が、SBTi(Science Based Targetsイニシアチブ)(*1)によるSBT短期目標の認定を取得したことを8月19日に発表しました。
同社グループは、気候変動を重要な経営課題として認識し、マテリアリティの1つに「気候危機への対応」を設定し、自社が排出する温室効果ガス(Scope1,2)の排出削減に取り組んできたといいます。
さらに、2050年までのカーボンニュートラル実現に向けて、下記の目標においてSBT短期目標の認定を取得したとしています。
● Scope1,2のGHG排出量を2022年から2030年までに総量で42%削減する
● Scope3の“購入した製品・サービス”によるGHG排出量を2022年から2030年までに総量で25%削減する
● 2028年までに“購入した製品・サービス”によるGHG排出量の12.5%に相当するサプライヤーにSBT目標を設定させる
今後は、温室効果ガスの排出削減対象をScope3(サプライチェーン上の排出)まで拡大し、サプライヤーとの連携を通じて、社会の脱炭素化へ貢献していくとしています。
【補足】
(*1)SBTイニシアチブとは、環境情報の開示に関する国際NGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立した国際的なイニシアチブだといいます。パリ協定目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進しているとしています。
(画像はコクヨ様リリースより)