オカムラ、ロボットストレージシステム「AutoStore」ロボットレンタルを開始
新規導入時にロボットを購入せずにレンタルで運用する新プラン
オカムラは、2024年7月から、ロボットストレージシステム「AutoStore(オートストア)」のロボットレンタルプラン(以下、本プラン)の提供を開始するといいます。
「AutoStore」は、物流施設において専用コンテナ(ビン)を高密度に収納し、ロボットが入出庫を行うことで省スペース・省力化が可能なロボット自動倉庫だといいます。
同プランは、「AutoStore」の新規導入の際に、専用コンテナを運ぶロボットはレンタルし、ロボット以外の支柱やレールで構成するグリッド、ワークステーションであるポート、ロボットの充電を行うチャージャー、ロボットへの入出庫指示などを行うコントローラーは購入となる新しい導入形態のプランだとしています。
物量の増加や人手不足などを背景に「AutoStore」は省スペース・省力化に向けて非常に効果的であり、2014年の発売以降、国内50カ所以上で導入されているといいます。一方、「AutoStore」を導入する際はピーク時を想定したロボット台数で購入することが多いため、初期コストを最小限に抑えたいというニーズがあったとしています。
同プランでは、ロボットを購入する必要がなく、また、初期導入時は最小限のロボット台数にできるため、「AutoStore」のシステム全体を購入する場合に比べて、初期投資額を約80%に抑えることが可能だといいます。ロボットの期間レンタルもできるため、繁閑による取扱物量の変化に応じて、ロボット台数を増減することができ、最適な稼働率で効率的な運用が可能だとしています。
「AutoStore」ロボットレンタルの特徴
同プランは「AutoStore」の新規導入の際に、専用コンテナを運ぶロボットはレンタルし、ロボット以外の支柱やレールで構成するグリッド、ワークステーションであるポート、ロボットの充電を行うチャージャー、ロボットへの入出庫指示などを行うコントローラーは購入となる新しい導入形態のプランだといいます。
●初期投資額を約80%に軽減
本プランでは、「AutoStore」を導入する際の初期投資額が軽減されるといいます。ロボットを購入する必要がなく、また、初期導入時は最小限のロボット台数にできるため、「AutoStore」のシステム全体を購入する場合に比べて、初期投資額を約80%に抑えて導入できるとしています。
●繁閑による取扱物量の変化に柔軟な対応が可能
同プランでは、ロボットの期間レンタルもできるため、繁閑による取扱物量の変化に応じてロボット台数を増減でき、最適な稼働率で運用が可能だといいます。また、将来的に取り扱う商品や物量の変化、事業の拡大などにも柔軟に対応できるとしています。
(画像はオカムラ様リリースより)