コクヨ、「コクヨデザインアワード2025」のエントリー受付を7月26日から開始へ

“prototype(プロトタイプ)”をテーマに国内外からプロダクトデザインアイデアを募集

コクヨは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティション「コクヨデザインアワード2025」の開催を決定し、7月26日(金)からエントリー受付を開始するといいます。

「コクヨデザインアワード」とは

「コクヨデザインアワード」は、2002年にコクヨが創設し、今回で22回目を迎える国内屈指の歴史あるプロダクトデザインコンペティションだといいます。毎回世相を反映するテーマで作品を募集し、優れたプロダクトデザインを選定するのみならず、受賞作品については受賞者とコクヨ開発者の共創で製品化を行ってきたとしています。これまでに生み出された製品の数は20点を超えているといいます。生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込むデザインを、確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、同時にコクヨのパーパスで掲げる「ワクワクする未来のワークとライフ」の創造を目指しているとしています。

「コクヨデザインアワード2025」開催決定

「コクヨデザインアワード2025」では“prototype”をテーマに作品募集を行うといいます。プロダクトデザインにおいて、“prototype”は一般的には完成前の原型や試作品という意味で使われる言葉ですが、今回は「次につながる可能性をもつアイデアの原型」と捉えたとしています。
考えぬかれたプロトタイプは誰かのインスピレーションに繋がり、未来への呼び水となるといいます。「コクヨデザインアワード2025」では、未来への起点となるようなプロダクトデザインを募集するとしています。
また、昨年に引き続き「NEW GENERATION賞」を設置するといいます。「NEW GENERATION賞」は既存の概念にとらわれないユニークな発想やチャレンジを奨励し、今後の活躍への期待を込めて、学生応募者のみを対象としているとしています。コクヨのパーパス「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」にちなみ、「ワクワクする未来を予感させる」提案として、アイデアや着眼点が魅力的な優れた作品を最大10点選定するとしています。これにより、次世代を担う若い世代の挑戦を後押するとしています。

「コクヨデザインアワード2025」募集要項

(1)テーマ:prototype

プロトタイプとは、次につながる可能性をもつアイデアの原型をデザインすることだといいます。
優れたデザインは、えてしてプロトタイプから始まるとしています。
コクヨデザインアワード2025が求めるのは、次の未来を指し示し、呼び水となるようなデザインだといいます。
あなたのデザインは誰かのインスピレーションにつながり、未来へのベクトルとなる、として、既存の思考にとらわれず、試作やアイデアだけにとどまらない、「prototype」を待つとしています。

(2)募集対象: 働く、学ぶ、暮らすシーンで用いる文具・家具・道具全般
(3)募集期間:2024年7月26日(金)から2024年10月9日(水)
(4)審査員(五十音順):
木住野 彰悟氏(6D-K代表/アートディレクター・グラフィックデザイナー)
田根 剛氏(Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表/建築家)
田村 奈穂氏(デザイナー)
柳原 照弘氏(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO. CO LTD. / クリエイティブディレクター・デザイナー)
吉泉 聡氏(TAKT PROJECT代表/デザイナー)
黒田 英邦氏(コクヨ株式会社 代表執行役社長)

(5)賞および副賞:
グランプリ 1点(副賞200万円)
優秀賞 3点 (副賞50万円)
NEW GENERATION賞 最大10点(副賞3万円)

※賞金は源泉税、復興特別所得税などの税金を控除した金額
※賞金は日本円建てで支払われるといいます
※賞によっては「該当なし」となる場合もあるとしています

(6)審査の重点ポイント:
アイデアが明快であること/社会の課題を浮き彫りにしていること/製品化の可能性

(7)審査発表:2025年3月22日(土)予定
(8)「コクヨデザインアワード2025」募集説明会
7月31日(水)19:00から、昨年度グランプリ受賞者をゲストに招き、オンライン募集説明会を開催予定だといいます。
また、2024年8月中旬以降、募集説明会動画(日・英)を公式YouTubeチャンネルにて公開予定だとしています。

(画像はコクヨ様リリースより)

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