オカムラ、「NeoCon 2024」に出展へ

北米最大の商業インテリアの展示会

オカムラは、2024年6月10日(月)~12日(水)にシカゴ(米国・イリノイ州)で開催される「NeoCon 2024」に出展するといいます。「NeoCon(National Exposition of Contract Interior Furnishings)」は、1969年から毎年米国・シカゴのマーチャンダイズマートにて開催される北米最大の商業インテリアの展示会だといいます。
同社は、グローバルにおける新たなブランドコンセプトに、製品の裏側や細部、制作プロセスなど、目に見えないところにまで細やかな心づかいを積み重ねるオカムラ独自の思想を意味する「To the last detail.」を設定し、「NeoCon 2024」の展示テーマとしているとしています。
「NeoCon 2024」では、「インスタレーション」「エンジニアリング」「シーン」「フィーリングルーム」の4つのエリアを通して、新しい素材による座り心地の体感や完成品からは見えにくい座面裏側にある隠れた美しさ、背もたれの中に潜むクラフトマンシップを感じる紹介など、さまざまな角度からオカムラ製品の「To the last detail.」に触れる展示を行うといいます。
また、8月から北米での販売を開始するシーティング「Spectra(スペクトラ)」の展示も行うとしています。

「To the last detail.」を表現する4つのエリア

エントランスで展示する「インスタレーション」では、働く人の心地よさを徹底追求するオカムラの独自技術「異硬度クッション」を進化させて表現しているといいます。「異硬度クッション」は、硬さの異なる3種類のウレタンを一体で成形したクッションで、チェアの座面に臀部や太ももの形に寄り添うように使用し、座る人への負担を減らすとしています。それを再現した巨大クッションを、100%リサイクル可能なポリエチレン製の「網状構造体」で制作したといいます。
オカムラが培ってきた精密な技術力を紹介する「エンジニアリング」では、製品の目に見えないところに宿る緻密な工夫や人への心づかいにあふれるアイデアを発見することができるといいます。通常のショールームに並ぶ完成品のプロダクトからは見えにくい、座面の裏側にある隠れた美しさや、背もたれの中に潜むクラフトマンシップを感じる展示を行うとしています。
チームを重視する日本ならではのオフィスでの働き方を再現した「シーン」や、オカムラを代表するイスが勢ぞろいした「フィーリングルーム」は、実際に製品を体験でき、「エンジニアリング」で紹介したオカムラの技術がもたらす心地よさに触れられる展示となっているとしています。

シーティング「Spectra(スペクトラ)」

「スペクトラ」は、2022年11月に日本で発売したユニバーサルデザインのオフィスチェア。リクライニング機構「Active move(アクティブムーブ)」は、少し前傾した姿勢から後傾姿勢へのリクライニング機能と背座の左右へのベンディング機能により身体にフレキシブルに追従する動きを実現し、ワーカーを自然に支えるといいます。薄くコンパクトなメカニズムにしたことによるすっきりとしたシンプルなデザインは、あらゆる空間に調和するとしています。部品点数を削減したシンプルな構造で軽量化を実現し環境負荷の低減に配慮しているとしています。

(画像はオカムラ様リリースより)

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