イトーキ、オルガテック東京2024「ORGATEC TOKYO Awards」で「準グランプリ」および「出展者が選ぶベストブース」を受賞

《&ITOKI》をテーマに自社ブランドと5つのグローバルブランドを展示

デザインオフィス家具のプラットフォーマーとしてより自由で上質な空間を提案

イトーキは、5月29日(水)~31日(金)に東京ビッグサイトで開催されたオフィス家具国際見本市「ORGATEC TOKYO 2024」において、優れたブースを表彰する「ORGATEC TOKYO Awards」で「準グランプリ」および「出展者が選ぶベストブース」を受賞しました。

「ORGATEC TOKYO Awards」では、今回のイベントテーマである「SHIFT DESIGN」を体現するブースとして、独自のコンセプトや高いデザイン性、優れた技術の観点から審査が行われたといいます。同社は、グローバルな発想でのブランドを越えた新しいオフィス空間・家具の提案や、オーガニックな動線などが評価され受賞に至ったとしています。

表彰式の様子(ORGATEC TOKYO 2024 公式Photo)

イトーキブースのテーマとデザインについて

同社によると、働き方や働く人の価値観の多様化に伴い、ワークプレイスには機能性や効率性だけでなく、創造性を刺激し、組織のパーパスを体現するデザイン性が求められているといいます。また、パブリックスペースとの境界線も曖昧になりつつあり、より上質でホスピタリティに優れた空間演出のニーズが高まっているとしています。
同社ブースは「&ITOKI」を展示テーマに、ITOKIブランドに加え、Knoll、STELLAR WORKS、esPattio、Poul Henningsen Furniture、J1890の計5つのグローバルブランドを過去最大のブース面積にて展示したといいます。オフィス家具メーカーでありながら“デザインオフィス家具のプラットフォーマー”として、ブランドを越えた豊富な製品ラインアップと空間提案を通じ、ワークプレイスの世界に自由でうつくしい選択肢と、あたらしい働き心地を届けるとしています。

ブースデザインのテーマは家具と空間の関係性についてのリファレンスだといいます。木々と霧から着想し、家具と空間を組み合わせることで独特な雰囲気を醸し出しているとしています。また、神秘的で静謐な風景を作り出すように、家具も空間と相互に作用し快適な空間を創り出しているとしています。

Photo:神宮巨樹(OOKI JINGU)氏

アートディレクター/グラフィックデザイナー 

色部 義昭 氏

株式会社日本デザインセンター常務取締役、同社内にて色部デザイン研究所を主宰。グラフィックデザインをベースに平面から立体、空間、映像まで幅広くデザインを展開している。日本デザインコミッティー理事、AGI(国際グラフィック連盟)メンバー、東京ADC会員。東京藝術大学非常勤講師。
<主な実績>
Osaka Metro、国立公園、家具ブランドkettalなどのブランディング、市原湖畔美術館、東京都現代美術館、須賀川市民交流センターなど公共施設のサイン計画、TAKEO PAPER SHOW 2011−本やSony Park展など展覧会のデザイン、リキテックスガッシュ・アクリリック・プラスや白鶴天空のパッケージデザインなど。2025年大阪関西万博にて日本政府館のアートディレクションを担当。
<主な受賞歴>
亀倉雄策賞、ADC賞、SDAサインデザイン大賞(経済産業大臣賞)、CSデザイン賞グランプリ、One Show Designゴールドペンシルなど

建築家/ミュージアムデザイナー

中原 崇志 氏

建築アトリエ・有馬裕之+Urban Fourth を経て、建築、インテリア、ミュージアムデザインの分野で活動。科学館や博物館の常設展示や企画展示の設計を中心としながら、建築の設計、インテリア、空間インスタレーションなど多岐に渡り取り組んでいる。
<主な実績>
21_21 DESIGN SIGHTやGinza Sony Parkをはじめ「イヴ・サンローラン展」「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」「10 Mame Kurogouchi」の展覧会会場構成。「北九州市科学館」「奄美世界遺産センター」「JAL SKY MUSEUM」などのミュージアムデザイン。
<主な受賞歴>
日本空間デザイン賞金賞、SDA大賞・経済大臣賞、ADC賞、iF Design Awardなど

(画像はイトーキ様リリースより)

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