イトーキ、「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」を開発

チームミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース

オフィスの会議室不足や音問題を解決する工事不要の個室ブースに、6平方メートルの大型バリエーションを拡充

イトーキは、大型ディスプレイを用いたチームミーティングやハイブリッドミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」を開発したといいます。2024年秋以降の発売を目指して更なる開発を進めていくとしています。同製品は、5月29日 (水)~31日(金)に東京ビッグサイトで開催されるドイツ発・アジア最大規模のオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」にて参考展示するとしています。

開発背景

同社によると、ハイブリッドワーク普及に伴う個室ブースのニーズは依然として増加傾向にあり、同社販売売上実績は前年比で2.5倍以上となっているといいます。同社では2022年1月から、人と音に配慮したあらゆるオフィスになじむクローズドブース「ADDCELL(アドセル)」の発売を開始。通常のブースと比較して床をなくした新たな構造が特徴で、1人用、2人用、4名用、ユニバーサルタイプなどの多様なバリエーション、工事不要の手軽さ、スリムな外周デザインによるブース内の快適性に好評をいただいていて、多くのワークプレイスに採用されているとしています。
昨今では1on1や大型ディスプレイを用いたミーティングなどの増加による多人数タイプの需要も高まっていることから、チームミーティングにも対応できるよう6名用のモデル開発に至ったといいます。遮音と吸音に優れた最新型の個室ブースにより、オフィスでの会議室不足やオープンスペースでの音問題を解消し、効率的で創造的なチームでの協働を実現するとしています。

主な特徴

全員が画面を見やすいレイアウトで一体感を醸成する六角形形状

大型ディスプレイを設置でき全員が見やすいレイアウトにすることでチームの一体感が生まれやすい六角形形状を採用しているといいます。特徴的な外観がオフィスの象徴として存在感を生み出しつつ、ガラス面を大きく取った抜け感のあるデザインが開放感をもたらしコミュニケーションを誘発します。六角形形状は複数台並べて設置した際にも空間に無駄ができにくいため、単体でも複数でも導入しやすい点も特徴だとしています。

最大6名まで使用可能、工事不要の6平方メートル大型個室ブース

従来の個室ブースにはなかった最大6名用まで使用可能な6平方メートルの大型ブースだといいます。間仕切りなどの設備工事が不要で手軽に導入できるいいます。優れた遮音性と吸音性、スリムな外周デザインによるブース内の快適性はそのままに、大人数でもゆとりを持ってチームミーティングを行うことが可能だとしています。

新たに生まれた空間を活用したハドルスペース

ブース外面を活用することでハドルスペース(短時間のミーティングスペース)としても利用可能だといいます。打ち合わせ前後のショートミーティング、ちょっとした作業などに最適なワークスペースを自由に構築でき、オフィスワーカー同士のコミュニケーションを誘発するとともに業務効率を高めるとしています。

従来のデザインを踏襲した四角形形状「ADDCELL(アドセル)」8名用モデルも新たに開発

配置効率のよい四角形型の大型化にも着手していて、人と音に配慮したあらゆるオフィスになじむクローズドブースとして展開してきたこれまでのADDCELLで最大サイズだった4人用(3平方メートルタイプ)を6~8人(6平方メートルタイプ)で利用可能なタイプに拡張。従来搭載の入室に伴う照明・ファンの自動運転機能や、リアル・Web会議利用として十分な遮音性はそのままに、設備工事を伴わず中規模会議室のフレキシブルな増設に対応するといいます。発売はADDCELL Hexaと同様に2024年秋以降を予定しているとしています。

製品概要

製品名
ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)
仕様
1)ロータイプ
サイズ:W3130×D2710(6平方メートル)
対象:4〜6名用
構成:ローソファ、テーブル

2)ハイタイプ
サイズ:W3130×D2710(6平方メートル)
対象:4〜6名用
構成:ハイソファ、ハイテーブル

※「オルガテック東京2024」にて参考展示するといいます
※展示品はプロトモデルであり、最終販売仕様とは異なる場合があるとしています

製品名
ADDCELL(アドセル)
仕様
6~8人用四角形タイプ
サイズ:W2400×D2400(6平方メートル)
対象:6〜8名用

※「オルガテック東京2024」での展示予定はなし

⼈と⼈、場と場をシームレスにつなぐスマートオフィス商品群

イトーキでは “Tech×Design based on PEOPLE” のノウハウを⽣かし、ハイブリッドやABW(※)による新しい働き⽅の使い勝⼿をよくするスマートオフィス商品群を展開しているといいます。
オープンスペースでのWeb会議の音漏れや雑音混入などの音問題を解決するsound furniture seriesの「sound parasol(サウンドパラソル)」や「sound sofa(サウンドソファ)」、対面のような一体感を生み出しコミュニケーションを活性化する会議テーブル「Panora(パノラ)」、 働く場所の選択と利用を円滑化する予約状況表示ラベル「Workers Trail Hoteling Label(ワーカーズ トレイル ホテリング ラベル)」など、空間デザイン×テクノロジー×家具を掛け合わせることで、⼈と⼈、場と場をシームレスにつなぎ、快適で創造的な新しい働き方を実現するとしています。

(画像はイトーキ様リリースより)

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